murota 雑記ブログ

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日本史の視点に疑問

2018年01月08日 | 歴史メモ
 井沢元彦氏が「『誤解』の日本史」の中で書いている。山本七平氏の「私の中の日本軍」で紹介している文言だが、「戦争、なぜ終わらないのか、それは軍人の戦時加俸(昇給)がなくならないためだ」、戦争中からこういういいかたがあった。つまり戦争が続いているかぎり、軍人の給料は上がり続けるという。日本の戦国時代は戦さが日常的だった。武士は戦さで活躍し、そして出世してゆく。司馬遼太郎の小説「功名が辻」の主人公の山内一豊は、信長、秀吉そして家康に仕えて功名をたてた。ここでいう功名とは、敵を殺せば、領地も増え、城ももらえるということ。出世を望む武士なら誰でも功名をあげたいと考える。それを実現した最大の成功者が豊臣秀吉であった。その秀吉が戦国の世を終わらせて天下を統一した。 . . . 本文を読む