爺ケ岳。大好きな山です。
やや地味で、名前もイマイチ。なんとなく鹿島槍に登るための通過点のようなイメージがありますが、魅力満載の山です。10回以上は登ってると思います。
【1】大町市から見る魅力
この形、カッコイイと思いませんか? 双耳峰でピークが3つ。槍や剣と同レベルのカッコヨサだと思います。「三本槍ヶ岳」「三ツ槍ヶ岳」「刃ヶ岳」なんて名前だったら、もっと人気が出たのかもなんて思います。町から眺めても、いつも見惚れてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/31/1cb7039904942a2bbc07332bb3bd8ff4.jpg)
【2】登山道(柏原新道)の魅力
稜線の種池山荘まで約4時間。この道が大好きです。登るにつれ、左側に針ノ木岳まで続く岩小屋沢、鳴沢、赤沢、スバリなどの稜線が木々の間からちらちら見えてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/47/384e89827f5d9efd39da095928993553.jpg)
秋がオススメ。登山道の紅葉が素晴らしいですよ。「紅葉のトンネル」って感じですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/09/88529deb892a0fe3c193c51d2d8d7e19.jpg)
紅葉した木々の間から、稜線が垣間見える景色もいいですよ。
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やっと小屋が見えて、最後の直登の階段(50m位かな?)が苦しいけど楽しい!「苦しいけど、もう少し。もう少しだけど苦しい。」って感じで。登ったことがある人なら、わかりますよね。小屋と青空を仰ぎ見るようにゼイゼイしながら登ります。視界が完全に開け、でっかい蓮華岳や針ノ木岳を左に眺めながらゆっくり登ります。この短い距離で3、4回は休憩します。疲れもあるけど、景色も楽しみたいので。実は、景色を眺めるふりをして休憩してることが多いかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f4/01e68b5f5f1a0d3810ddf736a4f96e42.jpg)
【3】小屋前の広場の魅力
ベンチやテーブルがあって、絶景を眺めながらの生ビール。最高です。蓮華、針ノ木が正面に。右奥に立山が見えます。
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爺ヶ岳も見えます。秋の紅葉がいいですね。
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【4】小屋周辺の魅力
小屋の前からでも絶景なのですが、爺ヶ岳に向かって2、3分歩くだけで小屋に隠れて見えなかった景色が一気に開けます。爺ヶ岳南峰が全容を表します。左には鹿島槍が。
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これまた秋は一段と美しい。
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鹿島槍も実によく見えるようになります。
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剣・立山も丸見えになります。
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【5】小屋~山頂までの魅力
1時間ほどで南峰山頂。そこまでの登山道が素晴らしい。剣・立山を振り返りながら登る感じです。
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小屋から10分くらい登った場所からの景色。この日の夕焼けと雲は、特別でした。
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秋は、紅葉の交ざった絨毯の奥に剣・立山が。この小屋まで続く斜面そのものがいい景色なんですよね。爺ヶ岳の大きな特徴です・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/86/8543711a865f30df4464f48060ff6d21.jpg)
雲のきれいな日でした。
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朝の幻想的な景色です。青?紫?ピンク?表現に困る色合いでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c1/65b622ad394d9b9ef5101f9d9a8eba97.jpg)
遠くに富士山、八ヶ岳、南アルプスが。
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登るにつれ、蓮華岳の裏に隠れていた槍・穂高が蓮華岳の稜線の左側から徐々に姿を現してきます。まず前穂が。次に吊尾根と奥穂・北穂が。そして槍が・・・。この順番も楽しめます。
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【6】山頂の魅力
説明は必要ない景色です。ここでお湯を沸かしてコーヒーを飲むのが最高!
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【7】反対側の魅力
これ、おススメです。種池から爺ヶ岳にそのまま向かう人がほとんどですが、反対側のテント場を過ぎて岩小屋沢岳方面へ少し歩くと、全く違った景色が楽しめますよ。登山者とはほとんど出会いません。赤い屋根の種池山荘とその向こうにそびえたつ爺ヶ岳の大きな山容が同時に眺められます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/66/998c61dd901441e883468dc35827b1a2.jpg)
鹿島槍も、よりきれいな角度で見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9c/dbf3c3a6ce11a3089f4f9ec44b696112.jpg)
剣がより近くに見えます。
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どうです、いい山でしょ!
やや地味で、名前もイマイチ。なんとなく鹿島槍に登るための通過点のようなイメージがありますが、魅力満載の山です。10回以上は登ってると思います。
【1】大町市から見る魅力
この形、カッコイイと思いませんか? 双耳峰でピークが3つ。槍や剣と同レベルのカッコヨサだと思います。「三本槍ヶ岳」「三ツ槍ヶ岳」「刃ヶ岳」なんて名前だったら、もっと人気が出たのかもなんて思います。町から眺めても、いつも見惚れてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/31/1cb7039904942a2bbc07332bb3bd8ff4.jpg)
【2】登山道(柏原新道)の魅力
稜線の種池山荘まで約4時間。この道が大好きです。登るにつれ、左側に針ノ木岳まで続く岩小屋沢、鳴沢、赤沢、スバリなどの稜線が木々の間からちらちら見えてきます。
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秋がオススメ。登山道の紅葉が素晴らしいですよ。「紅葉のトンネル」って感じですね。
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紅葉した木々の間から、稜線が垣間見える景色もいいですよ。
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やっと小屋が見えて、最後の直登の階段(50m位かな?)が苦しいけど楽しい!「苦しいけど、もう少し。もう少しだけど苦しい。」って感じで。登ったことがある人なら、わかりますよね。小屋と青空を仰ぎ見るようにゼイゼイしながら登ります。視界が完全に開け、でっかい蓮華岳や針ノ木岳を左に眺めながらゆっくり登ります。この短い距離で3、4回は休憩します。疲れもあるけど、景色も楽しみたいので。実は、景色を眺めるふりをして休憩してることが多いかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f4/01e68b5f5f1a0d3810ddf736a4f96e42.jpg)
【3】小屋前の広場の魅力
ベンチやテーブルがあって、絶景を眺めながらの生ビール。最高です。蓮華、針ノ木が正面に。右奥に立山が見えます。
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爺ヶ岳も見えます。秋の紅葉がいいですね。
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【4】小屋周辺の魅力
小屋の前からでも絶景なのですが、爺ヶ岳に向かって2、3分歩くだけで小屋に隠れて見えなかった景色が一気に開けます。爺ヶ岳南峰が全容を表します。左には鹿島槍が。
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これまた秋は一段と美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/45/d4020c50d04aec7368a3b0cc43984d08.jpg)
鹿島槍も実によく見えるようになります。
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剣・立山も丸見えになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/88/95b65f597d74fe520ed76850e30076a8.jpg)
【5】小屋~山頂までの魅力
1時間ほどで南峰山頂。そこまでの登山道が素晴らしい。剣・立山を振り返りながら登る感じです。
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小屋から10分くらい登った場所からの景色。この日の夕焼けと雲は、特別でした。
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秋は、紅葉の交ざった絨毯の奥に剣・立山が。この小屋まで続く斜面そのものがいい景色なんですよね。爺ヶ岳の大きな特徴です・
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雲のきれいな日でした。
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朝の幻想的な景色です。青?紫?ピンク?表現に困る色合いでした。
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遠くに富士山、八ヶ岳、南アルプスが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/f9/18af8eff68af0158a20b6621a804714c.jpg)
登るにつれ、蓮華岳の裏に隠れていた槍・穂高が蓮華岳の稜線の左側から徐々に姿を現してきます。まず前穂が。次に吊尾根と奥穂・北穂が。そして槍が・・・。この順番も楽しめます。
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【6】山頂の魅力
説明は必要ない景色です。ここでお湯を沸かしてコーヒーを飲むのが最高!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/91/ce9d60b3c197e0745a58c8bdad8d781c.jpg)
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【7】反対側の魅力
これ、おススメです。種池から爺ヶ岳にそのまま向かう人がほとんどですが、反対側のテント場を過ぎて岩小屋沢岳方面へ少し歩くと、全く違った景色が楽しめますよ。登山者とはほとんど出会いません。赤い屋根の種池山荘とその向こうにそびえたつ爺ヶ岳の大きな山容が同時に眺められます。
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鹿島槍も、よりきれいな角度で見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9c/dbf3c3a6ce11a3089f4f9ec44b696112.jpg)
剣がより近くに見えます。
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どうです、いい山でしょ!
K2って山もありますしね。
失礼ながら華やかさの少ない山かと思っていました★
味わい深いとってもステキな山ですね。
今年の紅葉シーズンは昨年叶わなかった唐松岳をピックアップしていたのですが、爺が岳にも足を運びたくなりました♪
燕岳に続く北アルプスの「定番No2」にしている山です。
北アルプスで登ってない山は、まだまだいっぱいあるのですが、それよりも「また燕行きたい。爺行きたい」と思ってしまう山です。