りん日記

ラーとか本とか映画とか。最近はJ-ROCKも。北海道の夏フェスふたつ、参加を絶賛迷い中。

つるちゃん

2010-04-11 14:41:40 | テレビ・DVD(映画以外)
オーヒサーシブーリデース!!


……つーか、ごめんね。
2ヶ月も空いた理由は、特にないんです……
忙しかったりして更新しない日がちょっと続くと、
今度は更新するのに「理由」が必要になってきちゃって。
そういうことって、ありません?
うまくいえないけど、勝手に敷居を高くしちゃう感じ。
「別にこんなどーでもいいことでわざわざ更新しなくてもいいよなぁ」
とか思っちゃうの。
でも考えたら(考えなくても)このブログ、
もともと100%「どーでもいいこと」じゃないですか。
何もそう、構えなくったって、ねぇ。

というわけで、また「どーでもいいこと」書きますです。


フジテレビ開局50周年記念番組「我が家の歴史」、見てます。

三谷幸喜さんのお作は、舞台にしてもドラマにしても映画にしても、
あんまり得意じゃありません。
足し算でつくってる感じが、見てて疲れちゃうのね。

でも『我が家の歴史』はそういう感じがなくて、見てて心地いいです。
演出の方が、ずいぶん抑えた引き算の演出をしているからかな。
「開局50周年!!」「上海ロケ!!」「超豪華出演陣!!」ていう、
押しつけがましく仰々しい雰囲気が全然なくて、好ましいです。

面白いんだけど、不思議な面白さだよね。
「わー、次どうなっちゃうの!?」ってドキドキワクワクするわけじゃない。
本で言えば「ページターナー」的な、そういう面白さはない。
でも、見てて全然退屈しない。
ちょこちょことテレビの人気者が当時の有名人役でカメオ出演する、
っていうのも退屈しない大きな要素ではあるけれど、
それだけじゃなくて、なぜか画面から目が離せない魅力があります。
何だろうな~、その魅力の元。よくわかんないんだよね~

そして大泉くん演じるつるちゃんがたまらなくいいね~
「流浪の人生」を送るつるちゃん、現れては消え、消えては現れるのね。
現れる度に、「あ、いたー!」って喜んじゃうんだよね。
「いるだけで面白い」という、大泉くんの一番いいところがよく出てる。
特に大泉くんに思い入れはない夫も、
つるちゃんが映ると「あ、いたw」って喜んでました。
第一夜で一瞬だけつるちゃんの子ども時代が映るんだけど、
その子役がちゃんとくるくるパーマなんだよね。
しかもその子が映ったときには
はっきり「つるちゃん」とクレジットされるわけじゃなく、
状況で「ああ、この子がつるちゃんなわけね」ってわかるだけ。
特に大泉くんファンじゃない大方の視聴者は気づいてないかもしれない。
なのにわざわざくるくるパーマ。
三谷さんのアイデアなのかほかのスタッフのアイデアなのか知らないけど、
そしてただ遊んだだけかもしれないけど、
大泉くんの存在がこのドラマの中に大事にされてる感じがして嬉しかったです。

今日の第3夜、最終回も楽しみ。
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