元気になったルフィは、医者であるドクトリーヌを船医に勧誘したが、「ばあさん」よばわりするルフィを、まだ”ぴちぴちつやつや”130代のドクトリーヌは容赦なく蹴り飛ばし、半殺ししながら勧誘を断った。
チョッパーは、ルフィ達の事が気になって仕方がなかった。海賊・・・そういえば、「ヒルルク」は海賊が好きだと言っていた・・。その海賊達は、自分をトナカイ料理にすると言っては、追い掛け回してくる。
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雪崩に巻き込まれたのは、ルフィ達と、ビッグホーンの村だけではなかった。ドクター.くれはを探していたビビとウソップも、また雪崩に巻き込まれながら、一命を取り留めていた。
ビビとウソップは、医者を探している途中で、寒中水泳中に迷子になったという、上半身裸のゾロに出会う。ビビは、この連中のバカさ加減に、ナミが倒れたのは精神的疲労ではなかろうか・・・と思った。
ビビ、ウソップ、そしてゾロ . . . 本文を読む
雪山を、瀕死の二人を抱えて先を急ぐルフィの前に、ワポル達が現れた。
瀕死の二人を抱えて抵抗できないことをいいことに、幹部「クロマーリモ」と「チェス」はルフィをはさみうちで、攻撃をしかけてきた。
2人を抱えて手も足も出せず「やめろォーーーーーーっ!!!!」と叫ぶのが精いっぱいのルフィだった。
だが、事態は急変する。
先ほどまでルフィ達の命を執拗に狙っていたラパーン達が、クロマーリモとチェス . . . 本文を読む
街で、ドルトンがワポルと対峙している時、山ではルフィ達とラパーンの攻防が続いていた。
追うのをやめたラパーン達は、山の上手でいっせいに、飛びはね、暴れだした。「やばい・・・」とサンジが気付いた時には、山全体の雪が大雪崩となって、山の斜面を凄い勢いで呑み込んでいた。
ビッグボーンに居た人々も、この巨大大雪崩を見て愕然とした。
ラパーンの起した大雪崩に、ルフィ達は倒れた木に乗っ . . . 本文を読む
「ビックホーン」の街がワポルによって大変なことになっている!!!ドルトンは、その一報に弾かれたように「ココアウィザード」の町を飛び出していた。ドルトンは、恐れていたこの日がきたならば、自分のすべき事が何かをずっと考えていた。
(決着をつけてやる!!!!正義など掲げるつもりはない・・!!!貴様と私は同罪なのだから!!!待ってろワポル。)
怒りに燃え、先を急ぐドルトンは、その姿を巨大な牛に . . . 本文を読む
ドラム島を見つけたワポル達は、”わが王国”への帰還を果たした。
船を降りたワポルは、「ホワイトウォーキー、通称毛かばのロブソン」に乗って、懐かしのわが城に帰還しようとしていた。
ムスッとして動こうとしないロブソンに、ワポルは優しく声をかけた。「貴様、まだおれがお前の兄弟を殺したことを根に持っているのか!くよくよすんな、いいことあるさ!!」
ロブソンは、ぷぷっと楽しそうに笑って歩き出した。 . . . 本文を読む
ワポルの事を知っているというウソップとビビの話に、ドルトンは驚いた。
ワポル達が海賊となって、「ドラム島」に帰ろうとして近くの海を彷徨っていること、そして、ビビがポロリと言った「私、子供の頃に父に連れられて行った『王達の会議』で、一度彼と会っているもの」とのセリフにも驚いた。
ドルトンは、ビビの顔をどこかで見たことがある気がしていた。
ビビが、国が滅んだのに国王が健在で、海賊になって . . . 本文を読む
上陸を許可されたふ麦わらの一味”は、寒さに弱いカルーと、足を怪我しているゾロを船の留守番において、雪の島に上陸した。
ルフィ達を案内してくれた上、自宅のベッドをナミに貸してくれた「ドラム島 民間護衛団長のドルトンさん」は、この島の医者は”魔女”が1人居るだけであること、国に名前はまだ無いことを教えてくれた。
ドルトンさん住む雪の降る村「ビッグホーン」には、大勢の人とかわった動物がた . . . 本文を読む
「ブリキのワポル」に壊された船の修理をしながら、グランドラインの気候にしては、安定して冬の気候が続くことに皆は気付いていた。
これについて、グランドラインで生まれ育ったビビが説明する。
グランドラインの島々は、その島の持つ気候によって「夏島」「春島」「秋島」「冬島」に分類される。さらに各島には、それぞれ「四季」があるため、グランドラインでは「夏島」の夏から、「冬島」の冬までの16段階の . . . 本文を読む
医者を探して南に向ったメリー号は、ふりしきる雪の中、海の上に静かに立つ男を見つけた。
ルフィとウソップ、ゾロの3人が、何のまぼろしを見ているか事態を呑み込めないでいると、突然その男の足元から巨大な鉄製の丸いスイカのよう物がメリー号の前に浮上してきた。
驚いていると、それは形を変えて、かばのエンブレムが付いた海賊船へ変化した。
「まははははは!!驚いたか!!大型潜水奇襲帆船『ブ . . . 本文を読む