マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

飯のコース<基礎クラス>第11回、見極めをいたしました。

2009年04月03日 20時03分10秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
今日は飯のコースの実習最後、第11回目の講座でした。

全12回のこのコースでは、座学では主に陰陽論から簡単な五行、中医、望診、暦やスピリチュアルなことまで出来るだけ時間いっぱい使ってお話をしてきました。また、実習では基本食を中心に、日々の暮らしに必要なマクロビオティック料理法やお手当てをご指導してまいりました。

そして、もうすぐ卒業なさる皆さんが、暮らしの中にマクロビオティックを取り入れて楽しく幸せに暮らしていけるように最後の総仕上げの一日となるように今日のカリキュラムを組みました。

マクロビオティックが素晴らしいのは、何と言っても<調整>できる判断力・魔法のめがねを手に入れることができることです。

季節、時間、体質、体調、性別、年齢などなど、それぞれに応じた食材の選択・組み合わせ、切り方、調理の順序、熱の入れ方、圧のかけ方、味付け、盛り付け方法などが、柔軟に多様に組み合わされて、食事を立膳できることが大切です。

それには、基本食をしっかりと知り、どう対応していくのか五感を働かせていきたいものです。

最後の実習では4班に分かれての課題調理で、各班食材の選択から盛り付けまで制作していただき、その確認をいたしました。





夏のきんぴら牛蒡と喉が痛いときのきんぴら牛蒡







陽性なひじき蓮根と陰性なひじき蓮根



暑い日の玄米ごはんと冷え性の方の玄米ごはん





陽性すぎる男性のごま塩と女性のごま塩



夏の汁物と冬の汁物





出来上がったお料理を、各班で発表しそれに対して全員が意見を出しました。

うまくいったところ、もう少し工夫できるところ。陰陽の取り違え、味付けの向き不向き、他の方法など、たくさんのお話ができました。

皆さん、とても成長なさいましたね。

さてさて、次回はいよいよ卒業制作です。
この半年を振り返って、それぞれのマクロビオティックな作品を楽しみにいたしております。顔晴ってくださいね












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