マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

基礎クラス<飯のコース>年初めのレッスン♪

2014年01月16日 14時43分21秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
記事をアップするのが遅くなりましたが、無何有庵マクロビオティック料理教室基礎クラス<飯のコース>の第5回目のレッスンを開催いたしました。

まだ、松の内でしたので、ちょっぴりお正月気分も残しつつ、楽しくレッスンいたしました。

座学での理論は、マクロビオティック食事法の調整法についてお話しいたしました。

みなさん、中庸の意味がまだなかなか理解できていないようで、かなりの時間をかけてお話しをさせていただきました。

男性と女性を比較すると、一般的に男性性は陽性、女性性は陰性となります。これは比較した場合のお話しであり、男性は比較したときに少し陽性でちょうどよく中庸になりますし、同じく女性は少し陰性でちょうどよく中庸になるのです。
マクロビオティックを実践するときに、女性は陰性だから陽性にしなくてはいけないとか、少し陰性でちょうどいいのに自分は陽性がたりないとか、自分にとっての、本当の中庸を見失いがちになります。

マクロビオティックは、判断力を養うためのツールです。どうぞ、じーっと見つめて、じっくり噛み締めて消化していただければと思います。




さて、お料理は、冬の散らし寿司、七宝煮なます、茶山椒、サツマイモのトリュフ、煎り玄米のスープ、蓮根湯を作りました。













蓮根湯は、喉に効く食養のお手当です。この季節の蓮根は甘くて本当に美味しいです。

蓮根は泥をよく洗い落して、皮ごとすりおろします。節の部分も黒いところだけを包丁でそぐように掃除をして、すべてすりおろします。

この蓮根のしぼり汁を30~40ccを湯のみに入れて、本葛を小さじ1入れ、熱湯を入れてよくかき混ぜます。痰を伴う咳には、塩を少々入れてください。仕上げに、生姜のしぼり汁を2、3滴落していただきます。葛がとろりとしない時は、小鍋に入れて火にかけてとろみがついたら湯のみに入れて飲用してください。

咳、痰、喉の痛み、喘息、喀血、呼吸器系障害、陰性のむくみ、腎機能障害などに効果があります。

高熱(40度くらい)で咳を伴う陽性の風邪には、蓮根のしぼり汁を生のまま飲用すると、熱も下がり、咳の症状がおさまります。

ぜひ、家庭医学の知識として、この季節にお役立ていただけると幸いです。





















































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