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1本目から勝負あった!のプレフツ1号機!
昨日のチーム戦の憂さを晴らす1本!
ここ2シーズンは何強とならない、誰が勝ってもおかしくないというシーズンが続いたが、今シーズンのこの時期に来て、プレフツの1人舞台の雰囲気だ。
それと世界一サイズの大きいラージヒルでの試合は実に面白い。
紀明や大貴、日本チームにも是非飛んでほしかったね。
2本目のトップ10は誰もミスをしないが、一番貧乏クジを引いたのはフライターク、1本目9位から111.5mの大失速で29位に後退してしまった。
本当にツイてなかった。
ジャンプアップできたのはストイェルネン、18位から8位まで上がってきた。
チェコ勢が今回は10、11、12位と健闘したね。
トップ5は1本目の順位のままでリーダーボードの前が常に入れ替わった。
1、2、3位は単独状態。
1位プレフツは2位ガングネスに15.5pの差をつけ圧勝。
3位フロイントはガングネスに15.2pと差をつけられたが、4位のクラフトには9p差をつけた。
ただ条件が安定してたかと言われればそうではなく、もっと貧乏クジを引いた選手も多々。
ハイベック、フェットナー、プレフツ3号機、ラニセク、クラニエッツ、ガイガー、ジオブロなどといった調子のいい選手達もなす術がなく、2本目に進めないという波乱も起きた。
その他でいいレベルになってきてると感じる選手はデコンブセボア、ラリント、フラ。
戦える実感を持ててきてるように思う。
各選手ともフライング世界選手権前のビッグラージは、いいリハーサルになったかな。
書き忘れた事を1つ、ヴィリンゲン大会の前にシュリーリが無期限の休養宣言。
驚きでもあり、非常に残念でならない。
本人談で、少し重いリュックを下ろしたくなったと。
調子も上がらず、相当悩んだ末に出した結論だと思うから尊重したいと思うが、天才と言われ、史上最多のWC勝利数を誇るオーストリアンイーグルがこの先しばらく見れないとなるとファンも寂しいだろうね。
何をやってもいい方向に転じない、スポーツにはこういった恐ろしさがついてまわる時もある。
まさかシュリーリがとは、本人はもとより誰もが想像しなかったことだろう。
今ものすごく良いパフォーマンスが出来てるヨーロッパではあり得ないくらい大人気のレジェンド紀明だってそんな時期はあった。
長く競技を続けてればこんなこともある。
そこを知らない理解できない人達は、「あいつはもう終わった」とか言うだろうけど、それはただの外野の論調。
当人や現場はまたトップを取り返す為に選択した1つの決断だということだ。
またまだ年齢的にも若いわけだし、たっぷり休んで、たっぷり充電して、また強くてしょうがないシュリーリが見れる事を楽しみに待とうではありませんか!
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