スキージャンプ&スポーツ竹内元康発言

スキージャンプ選手、全日本コーチ、解説者、トレーナーを経て・・・今だから語れること。

ハイランドに紀明登場!

2005-12-22 23:42:01 | スキージャンプ
テイネハイランドにて
今日、葛西紀明がアルペンスキーをやりに来てたんだよね。
自分は気がつかなかったが紀明のほうから声をかけられてビックリ!!
その会話内容は
ノリ:「元康さん、なにやってんですか?」
自分:「おおおお~~ノリ、元気かぁ」
ノリ:「アルペン教えてるんですか?」
自分:「2年前から子供たち教えてんだ、楽しいよぉ、子供は」
   「監督~ジャンプの葛西紀明選手ですよ」
監督:「ああああ~ど~も~、はじめましてぇ」
ノリ:「はじめまして(笑)」
監督:「みんなぁ、ジャンプの葛西さんだぞぉ~!メダルいっぱい持ってるんだぞぉ~」
子供:「えええ~すんご~い」
自分:「日本で練習するの?」
ノリ:「いや、しないで休養です」
自分:「頭の中疲れてないか?」
ノリ:「こうやってリフレッシュしていくから大丈夫です」
自分:「あんまり頑張りすぎてんじゃないのかぁ、お前の力だったら鼻歌交じりで飛んでたら楽勝だべ」
ノリ:「へへへぇ~」
自分:「誰と来たの?」
ノリ:「彼女!!」

と、見てみると小学生の子だった(大爆笑)

自分:「守備範囲広いなぁ~おい!」
ノリ:「えへへへぇ、ジャンプやらせないんですか?」
自分:「やりたいって言ったらやらせるけど、アルペンが好きみたい」
ノリ:「アルペンって奥深いですよね」
自分:「カービングになってからなおさらね、おもしろいしょ?」
ノリ:「はい」
自分:「オリンピックがあるから忙しいだろうけど、暇があったら滑りにおいで。リフトパス出してあげるから」
ノリ:「ありがとうございます。ジャンプ台に来ないんですか?」
自分:「TVとかラジオで行くよ」
ノリ:「またマブいい解説してくださいね」
自分:「まかせておけ、ノリも頑張れよ!!」
てな感じで・・・・
それからチームの子供たちにサインもしてくれてありがたや、ありがたや。
ジャンプがシーズンオフになったら皆スキー場に呼んじゃおうかな。
きっとジャンプにも役立つだろうし!
ジャンプもいい滑りをするってことが遠くへ飛ぶための原点だからね。

選考ダービー

2005-12-21 23:34:04 | スキージャンプ
世界でメダルを争うにはジャンプは非常に厳しい状況だ。
シーズンインするまでは、それなりの感触があったとは思うが雪上では課題が山積みされている。ゲームに参加できているのは孝信ただ一人。
誤算が大きいと言えば伊東大貴、葛西紀明だろう。もともとフィンランド型の指導のもとのジャンプを取り入れてやってきた2人ではあるが、ヘッドコーチが変わってからは、いいところがでていない。
言葉の壁で微妙なニュアンスを必要とするところの疎通が取れてないのか・・・・・
ヘッドコーチが目指しているところは決して間違っているとは思えないが、それぞれが自分の一番いいところを見失っているような気がする。
紀明はトレーニングではいいジャンプもしているようだけど、なぜそれが本番ででないか・・・

風や気象条件は影響はあるけれど、そんなことではない。

負けたくない、勝ちたい、その気持ちというのは当然必要。
しかし、他の人と争う気持ちが強すぎるような気がする。そういうことによって、自分を見失っている。自分がしなければいけないこと、それにもっと集中できれば結果は必ず出てくると思う。
今まで大事な場面でことごとくいい結果を残せてない、これだけ力のある選手がなぜと思わされてしまう。
本当の競争相手は自分である。そこに勝つことができれば試合でいいジャンプができるんじゃないかな。
早く代表を決めたいなら飛んでやろうと気張ることより、普段の自分でいれるように。

大貴は病気にかかってるかな。自身喪失病。
きっとなにをやっても上手くいかないんだろうな。
少し頭の中が疲れているだろうから休養が必要かも。休養も練習のうちだからさ。
ジャンプの技術的な部分では世界レベルに達してるんだから、焦らないで。
そのことは去年十分証明してるし、このつぎからはいい思い出のあるジャンプ週間だから、いいイメージが戻るんじゃないかな。

みやじ
力のある奴はちゃんと上がってくるなぁ。
去年はリクエスト通りのスキーがあたらず随分苦労してたが、今シーズンはフィッシャーからアトミックにチェンジ。フィーリングは悪くなさそう。
競技人生の中で初めてのマテリアルチェンジじゃないかな。
ヘッドコーチが変わってから、技術に対して頭の中がグチャグチャになったってことだったけど、自分のタイプや自分のジャンプのことをよく理解してると思う、よく整理できた。このことは他のスポーツから学んだかな。ゴルフが大好きだからそこからかな。
ゴルフは形を強制的に作ったからといって上手になるもんじゃないから。
それと、専属トレーナーの小柳君の存在も大きい。
みやじの性格や運動の形態を長い間見てきてるし、みやじも信頼してるようだし。
まあ、力試しはジャンプ週間からだね。
派手じゃないけど、渋いとこ見せてね。

現在の状況では岡部孝信、葛西紀明、伊東大貴、宮平秀治、一戸剛、山田大起といったところが選考ダービーでピックアップできるかな。
これに割り込んでこれそうなのは、竹内択、東輝、坂野幸夫あたりかな。
希望としては若い力の栃本翔平、伊藤謙司郎あたりも絡んできてほしいと思う。

北海道野球界(道民)ショック

2005-12-09 22:15:52 | スポーツ
社会人野球の北海道のNO.1チーム、サンワード貿易の野球部が廃部になっちゃっただよ(>_<)
このチームの選手は5名ほどトレーニングやコンディションをみさせてもらってたんだけど・・・
いい選手がたくさんいるチームだけに「どうしてなの」って感じ。
ほとんどの選手は移籍して野球を続けられるようだけど、北海道からはほとんどいなくなってしまう。悲しいーーー!
北海道企業ってスポーツを盛り上げたり支援する力が本当にごく一部しかないなって痛感させられてしまうよ、全く・・・ウインターについてもそうだしね。
あ~あ(@_@)!!!
野球でいえば、日ハムの高橋信ちゃんと坪井選手のコンディショニングにも関わりがあるからさぁ、日ハムだけは北海道からいなくならないでね。

湯浅直樹

2005-12-06 01:17:26 | スポーツ
おしかったぁ・・・あともう少しだった・・・
誰のことって、日本アルペン死攻魂の若手のホープさ。
自分がコーチを務めるレーシングチーム出身の選手。
なぜか自分はジャンプの現場ではなくて、アルペンスキーのコーチ
を2年前からやってるです。チーム名は札幌SSプロダクツ。
結構有名なんだよ!!(ホームページもあるよ)
直樹の座右の銘「死攻魂」死ぬだけ攻める。それがゆえに完走率が低いんだ。
でも、ベストな滑りで完走できると世界のトップと同等のタイムを叩きだす。
佐々木明、皆川賢太郎もがんばってるし当然応援もしてるけど、一番応援
してるのは、やっぱ直樹!!
あの危険な滑りは本当にひきつけられる。
おまえに安全運転は似合わない。
トリノに向けて暴走してくれぇ~!
http://ssproducts.hp.infoseek.co.jp/

孝信

2005-12-06 01:15:16 | スキージャンプ
いいねぇ、自分とは一番親交の深い選手だし、嬉しくなっちゃうよ。
最近のコメントを聞いてると、本当に感触いいんだなって感じる。
昔から妥協を知らない奴で、自分のジャンプに対して満足だったなんて
言ったことがなかった。こうできればもっといいのになぁって。
優勝したんだものいいじゃんって言っても、んんん・・・・って。
そいつが、いいジャンプができたって言ってるんだから、順位以上に内容は
いいはず。勝つためにはどんな実力者でもラックが必要、それさえ
味方についてくれれば表彰台もあるな。
レギュレーションが変わって苦労した期間もけっこう長かったにもかかわらず、
決して腐ることなくまた世界に出て戦うことの準備を怠らなかった孝信には
頭が下がりますわ。
それにしても短期間でよく新しいやりかたをマスターできたもんだ。
孝信のスタイルのジャンプからすると全く違うスポーツをやってるような
感じがしたはず。っていうか、そんな飛び方ありえねぇのほうが正解かな。
それとともに同期でチームのコーチの浩哉の存在も大きいね。
浩哉がコーチでいなければ、今の孝信もなかったはず。
オリンピックイヤーに楽しみだ。