スキージャンプ&スポーツ竹内元康発言

スキージャンプ選手、全日本コーチ、解説者、トレーナーを経て・・・今だから語れること。

新たな呼称更新?!その名はEternal!?

2014-11-30 05:27:11 | スキージャンプ
 
個人第3戦ルカ2戦目。
昨日にも増して風の強いルカ!
あそこはまあ普通と言えば普通なんだけど・・・
 
昨日の勢いそのままで行くのかなぁ・・・
そんなことはないよなサプライズボックス。
 
予選ラウンド、日本人は全員が予選通過。
Top10シードのノリ、ダイキ、コウデルカが回避という形で始まり、
今日もどうなるか・・・
GATEも下がる下がる(NO.4~NO.3)、スピードは86km後半~87kmと超低速。
もう残りゲートがないじゃんかw
 
礼留飛は雪レールに戸惑ってるか・・・テイクオフの方向性が定まってない感じ。
択も若干そんな感じだが、調整力は高いので心配と言うほどではないが手こずってる。
潤志郎は予選は良かったが、1本目やらかしたY(>_<、)Y
3人とも2回目に進めず。
 
風も気になるから色々頭に入りすぎて上手く動作しずらいね。
低速のスピードも対応出来無くないのにあれもこれもと多くて・・・
もっと経験が必要な部分だね。
 
そんなこんなで大貴の前のヴェリンガーが空中分解、ビックリだよぇ。
応急処置と搬送でしばらく待たされる、嫌だねぇ。
あのクラッシュの仕方、次飛ぶ時にトラウマにならなければいいのだが・・・
一瞬モルギーが出てきたよ。
怪我はなさそうだが、一応首にコルセットを着けられてた。
ストレッチャーで運ばれるときに手を振っていたんで一安心。
 
そんな状況のなかでもアグレッシブにアタックしていった大貴。
124.5mで1回目は21位。
テイクオフもフライトも大きな問題はない、
が、直前の出来事は影響した感はある。
アンラッキーだね。
 
この状況の中ではキャリアを多く積んでる選手はやはり上手いなぁと思わせられる。
あたかも安定している条件下のようなジャンプのTop10。
 
バーダル、ファンネメル、ハイベックとスーパージャンプが続出。
そしてノリがBIGジャンプ!
なんと145m、なんてヤツだwww
ユーロースポーツの実況もエターナルの連呼!
全く神降臨とはこのことかねぇ。
 
そしてラストのシミーはコーチリクエストでゲートダウン。
133.5mと流れはノリに行ったか・・・?!
 
1回目トップはノリで終了!!
 
マジで勝っちゃうの・・・?!
 
心情としては1本で終わってくれないかなぁ・・・なんて思ったファンも沢山いたのでは!
風もよろしくないしね。
 
始まりからそんな雰囲気も漂ってたし、ヴェリンガーのクラッシュもあったからなぁ。
しかし、2本目スタート時間がアナウンスされて続行。
 
気持切り替えて行くしかないね、勝利に向かって。
 
2本目スタートはスロベニアのラニセックから。
うわぁぁぁ、いきないり空中分解だよ、止めようよ・・・
しかし、スローを見たら左の後ろのビンディングが外れてしまってのクラッシュだった。
けど、上か見ている選手はそれが見えないから風の影響かと思ったんじゃないかな・・・
 
スタートの選手控え室にはモニターがあるから風じゃなかったことは解っているけど。
 
次に飛ぶロイツルの心中は穏やかじゃないよね。
案の定フルアタックとはいかなかったわ。
 
時折中断されながらもゲームの方は進行していく。
 
2本目に残った強者たち、スキルが高くガンガン来る。
中には何人かの慎重派もいるけど。
 
アイゼンビヒラーやプレフツ、コウデルカやフロイントもアタックしてくる。
1回目のTop10は試合を盛り上げてくれる。
 
こりゃノリも簡単には勝てそうにもなくなってき。
 
そしてシミーがスーパージャンプで144m!
トップに立つ。
この時点で勝つには135m位は必要、風のいたずらだけは止めてくれよ思っても、
今日で一番風が無くなってるぅ(0.86m/s)・・・ヤバ
 
131.5m・・・
紀明は勝てないなとランディングした時に思っただろうな・・・
さあポイントは・・・
な、な、なんと同ポイント!
ダブル優勝だよヽ(^。^)丿
なんじゃこりゃ~~~~~~
 
シミーに抱きつき、第一声はアンビリーバボw
そして、やったぞレイチェルと!
 
まあ、本当に凄い選手だ。
ジャンプの内容は昨日より断然良かったね。
 
昨日のBLOGで書いた修正点、もしかしてこれ読んだのか・・・?
 
次戦は会場をノルウェーのリレハンメル移して行われる。
またドキドキワクワク楽しませてくれるかな!?
 
12月7日はJsportsでLIVE中継あり。
ゲストにLUNA SEAのギターリストINORANを招いて。
ノリと交流が深いそうなんで、面白い話が聞けるかも。
また表彰台に乗れるといいね。
 
もちろん解説はわたくしが務めさせていただきます。
どうぞお楽しみに(^_-)-☆
 
 

JAPANポディウム 2nd 3rd ヽ(^。^)丿

2014-11-29 05:39:59 | スキージャンプ
レジェンド健在!大貴カムバック!
 
 
風が予選から難しく、選手はいつも大変でフラストレーションの溜まるケースの多いルカ。
予選の追い風から一変して向かい風の個人第2戦ルカ(FIN)
 
1位 アマン(SUI)
2位 大貴(JPN)
3位 紀明(JPN)
 
 
ポディウムのメンバーも第1戦からガラッと一変した。
それにしても嬉しいツースリーフィニッシュ!
ワンツーとも思ったが、今日のアマンには少し難しかったかな。
 
それぐらいアマンが素晴らしかったと言うこと、2本ともテレマークランディング出来てないのに勝つジャンプだからねぇ。
 
風に虐められた選手も本当に多かったなぁ。
30位から20位の選手達だってトップ10のメンバーって勘違いしてもおかしくないメンツで、観ていて30人目が離せなかったわ。
 
面白いゲームだったんで、実況解説を配信しているUSTREAMで視聴してくれる皆さんも大盛り上がり。
喋る自分も喉がカラカラ~w いや~楽しかったわ!
 
択の22位だって、もう少し風当たりがよかったら10位以内に来れてる感じもするが、確実に来るためにはアプローチの滑りの調整がもう少ししっくりくる必要があるね。
まあ、まだあわてなくてもいいけどね。
 
2本目に残れなかった潤志郎もさまざまな風に対するイメージの構築をしておく必要があるかな・・・
運が悪かったのは確かだが、何通りかのフライトのスキルを身につけておかないと、上手くテイクオフできても、それに飛距離が反映しない場合もあるからね。
悪条件も勉強勉強!
 
とは言いつつも予選トップで実力者のバーダルもあわやの1回目のリザルト。
ルカの風を物語る28位タイ、お手上げぇ~って感じだったけど。
タイにはなんとシュリーレンツァウアーと、なんともエッ?!と思うような光景だ。
 
今回良い感じだったのはアマン、大貴、コウデルカ、コフラー、ファンネメル、フロイント、ヴェリンガー、アシカイネンかな。
 
紀明が入ってないって?!
ノリはテイクオフがベストではなかったからあ・え・て・入れてません。
テイクオフで肘が引けてる時はノリは良くないんです。
ベストなら勝ってますからw
 
明日は攻略するべく他選手も策を持ってくるはずだから益々面白いんじゃないかな。
 
たまには穏やかなルカの試合も観てみたいもんだけどねぇ。
 
 

14-15スキージャンプWCクリンゲンタール(GER)

2014-11-24 21:29:58 | スキージャンプ
注目の個人の初戦!
 
1位 コウデルカ(CZE)
2位 クラフト(AUT)
3位 ヴェリンガー(GER)
 
6位 紀明
13位 択
26位 大貴
 
チーム戦同様に気象状況は昨年と比べものにならないほど穏やか。
 
試合の前に有力選手を挙げてみたが絶対的な存在はおらず、しかしながら昨年を上回る混戦になるのは容易に予想はできた、ポイントを獲得するのが難しい。
ちょっと風邪に恵まれなかったり、ちょっとミスしただけでも圏外へ。
予選だってシードされなければ楽勝なんてことはないね。
 
今季のスタートの様子ではヴァンサン・デコンブセボア(FRA)、ロマン・コウデルカ(CZE)、フィリップ・ショエン(NOR)アンダース・ファンネメル(NOR)と、この選手達がシーンを盛り上げてくれそうだ。
 
ショエンはオフィシャルトレーニングの1日目に148mのスパージャンプ(HS10mオーバー)で、着地前のめり、バランスを失いヘッドスライディングで胸や顔を打ち付け病院行きになったので予選には出場できず。
よって、本戦には出られない。
検査結果では骨折だとか重篤な怪我は見られず打撲程度で一安心。
出場できてたら優勝争いに絡んだかもね。
 
コウデルカが予選をトップで通過で、前日のチーム戦でもグループトップ。
そして優勝!WC初優勝を遂げたわけだ。
最高の週末のコウデルカ。
サマーからも好調で、しっかりしたフィジカルとスキルを身につけ、自身のジャンプスタイルが完成の域に達したと言ってもいいのではないかな。
 
トレードマークのテイクオフで舌を出すのがなくなったけど(笑)
 
ヘッドコーチが代わったのも良かったのかな・・・
チェコは今季からリチャード・シャラート(AUT)が就任、過去にもチェコを率いたことはあるだけれど、その時よりは遙かに良い。
マトゥラも昔の関係性は良くなかったが、今回は良い関係だと語っているし。
 
2位に入ったクラフトは、前日のチーム戦で撃沈したオーストリアに多少いいムードを与えてくれたかな。
イケイケ感満載で2シーズン前にデビューしたクラフトも大人のテクニックを身につけてきたなと感じがしたフライトだった。
オーストリアも今季ヘッドコーチが大国を築いたポイントナーからハインツ・クッティンにチェンジ。
悪夢のようなスタートから堂々の2位ポディウム。
選手はモルギーが引退で抜けただけで、あとは変わってはいないからスッタフの善し悪しが評価されてしまうよね。
 
しかし、スタートしたばかり。
スター揃いのチーム、次戦はしっかり巻き返してくるだろう。
シュリーリが良い状態にならないとチーム全体が落ち着かないかな・・・
 
ヴェリンガーはミルカがスポンサーについた期待の表れ通りに1回目トップからの3位ポディウム。
デビューしたときから少年とは思えないような感じだったが、更に風格が増した感がする。
19歳だが、シュミットやハンナヴァルトのように押しつぶされないかもね。
地元ドイツでのチーム戦優勝に続きファンやメディアの期待には十分応えられたのでは・・・
国の応援ムードは高まること間違いなしだね。
ドイツマネーはWCを活性させるから、ジャンプ界にとってもありがたい事。
 
ファンネメルは残念というか惜しかった。
もう少し優勝を争う経験が必要だったかな・・・
 
日本チームでは紀明が6位と昨シーズンから引き継ぐと、まだトップ10をハズしたのは一度しかないと、これも凄い!
おまけに今季はトレーニングが半減せざるおえない状況で過度な期待はできないと思われていたが、レジェンドはレジェンドなんだね。
アッパレ!!
 
択についてはイケるという感触は掴んでると思う。
チーム戦ではリラックスしてるのが見て取れたが、個人戦では多少リキ感があった。
これは、調子がいい表れでもあるんだね。
何も心配はない。
あるとすれば、疲労が溜まってきたときに病気が意地悪をしないどうかということぐらいか。
 
大貴も膝の不安はなさそう。
ジャンプ飛ぶことを楽しめてるんじゃないかな。
好きなジャンプを飛びたくても飛べなかったわけだから。
本当につい最近からジャンプトレーニングが再開できたといこうことを考えればポイント獲れてあの内容、十分でしょう。
これから雪上での感覚、試合感も掴んでいくと思うし前途明るいかな。
 
礼留飛はイケイケがちょっと裏目に出た感じかな。
学習はできたと思うが、次もイケイケだ!!
それが魅力のジャンパー。
昨年より確実にフィジカルもスキルもアップしてるし、求めなくてもちゃんと結果でるから(^_-)
 
同じ事は、今回予選落ちした潤志郎にも言える。
予選から厳しい戦いだから、常に己を高めてろと。
夏シーズンにつけた自身を忘れるな。
世界で戦ってるということもね。
 
次戦は来週、フィンランドはクーサモのルカ。
結構風が荒れるところだけど、クリンゲンタール同様穏やかになってくれ!!
 
 
 
 
 

14-15スキージャンプWCクリンゲンタール(GER)チーム戦

2014-11-24 21:27:52 | スキージャンプ

14-15開幕戦はチーム戦からスタート。

昨年は風に悩まされた試合だったから心配されたが、今シーズンは安定!
 
ジャパンチームは好スタートを決めた。
 
結果は
1位 ドイツ
(アイゼンビヒラー、フライターク、ヴェリンガー、フロイント)
2位 日本
(礼留飛、大貴、紀明、択)
3位 ノルウェー
(ベルタ、ヤコブセン、ファンネメル、バーダル)
 
1本目、日本チームはトップで折り返したから残念という思いは多少あるけれど、上々の滑り出し。
 
内容はというと、選手達もビックリなほど戦えたかなと…
オフィシャルトレーニングでは世界もレベルが上がっており、ちょっとしたミスがあればすぐ圏外に放り出されそうなぐらいの凌ぎ合いで、冬シーズン条件でのトレーニングができていないジャパンには多少調整には時間がかかると思われたからねぇ。
 
そんな中でチーム戦2位の成績は、なんと素晴らしいスタートなんでしょう! 
 
択に礼留飛は夏場の好調さが維持されてるし、大貴も膝の怪我からの再始動の割には、個人でもポイントを取れそうな感じのカムバックで、この先まだまだ調子は上がりそう。
紀明はレジェンドフィーバーで、しっかりとしたトレーニングが積めなかったオフシーズンにもかかわらず、それに事前雪上合宿のフィンランドで風邪をひき、オフィシャルトレーニングではロストバッケージでスキーが間に合わずに急遽スペアスキーのセッティングでと、準備万端という状況でないなか、流石世界が認めたレジェンド!
全ての不安を見事吹っ飛ばしてくれた。
いやはやただ者ではありませんわ。
 
まあ、それなりに各自細かな修正点やら微調整はあるけどね。
 
ドイツチームは出来上がってるね、チーム力レベル高い。
資金もバックアップ体制も、そして選手層も。
ヴェリンガーにミルカのバックアップはシュミットからの後継を意味する事だし、大きな期待の表れだね。
 
ノルウェーは活きのいい若いやんちゃなフィリップ・ショエンが加入したことにる勢いがかんじられる。
そして、ファンネメルがその素材を開花させてきてる。
ベルタもいいし、今回参戦出来ないストイェルネン、タンデ等まだいい選手が控えてて、ここもチーム力高くバックアップ体制も整ってる。
 
まだ挙げるとポーランド、スロベニア、フィンランド、チェコ、そしてオーストリア。
 
と、チーム戦は激戦になっていきそうな予感。
 
今回の驚きはオーストリアの8位、1本目では9位とはわずか0.1ポイントさでヒヤヒヤの通過。
2本目でも巻き返しならずと歯車のズレが治せず。
始まったばかりだから、これを引きずるとは考えづらいが・・・
新体制となった今季のスタートとしては悪夢だったんじゃないかな・・・
 
 
つづく個人戦の初戦はどうなるか!
 
 

チームジャパン

2014-11-19 01:26:50 | スキージャンプ

今季の状況はといえば、昨年よりいいね。

ヘッドコーチの横川氏と話したけれども、世界から見るとアナログな環境下の
日本チームだけれど、そんな中でもスター揃い(ヨーロッパの評価)と言われていて選手達は
凄いと思うと 、本当に選手様々だ。
 
とは言え不安材料もあるけど、全体的なチーム力は向上してる。
 
しかし、要だった紀明には過度には期待出来ないね、だってトレーニング出来てないんだもの。
しょうがないよね、そこを犠牲にしてもスキージャンプをもっと知ってもらおう、メジャーにしたいとTVや講演、行事等(130くらい)あちこちそちこち出ずっぱりだから。
 
本当はそこで輝くよりジャンプ台で輝くことが一番なんだけど…
 
この状況で結果を出せるほど世界は甘くないが、出したらレジェンドから更に上を行っちゃうね。
 
めざせスーパーレジェンド!!
 
そんな不安もあるが、いい材料の方は択が病からすっかり蘇ってきて、素晴らしいパフォーマンスしてること。
完治した訳じゃないんだけど、凄く調子良さげな感じですよ。
ひょっとしたら病気が択の頑張りにギブしたかも(笑)
 
SGPでは一勝できたし、身体もキレててるしね。
 
礼留飛もパワーアップして、イケイケにより一層磨きがかかってる。
フルアタックでガンガン行って欲しいね。
 
 
成長の度合いが著しいのが潤志郎、学生の時とは別の選手になったみたい。
企業チームに入ると違うもんですなぁ。
ガッツリしごかれたかな、OKBコーチに。
 
 
そして嬉しいのが大貴の膝の具合が良くなったこと、シーズン最初から参戦出来るからねぇ。
再受傷には気をつけてほしいが(爆弾はかかえてる)、去年よりは不安なく飛べる状況だ。
 
 
それから、次回派遣陣(総入れ替え)。
この総入れ替えの趣旨は枠を増やしたいということだろう。
トップチームはこれで実質上WC総合タイトル争いから一歩後退になるね。
 
本当はCOCに参戦させていきたいところだが、なんせ強化資金難。
スキージャンプ弱小国じゃないのに・・・
 
頑張って強化費捻出できるよに走り回らないとな、連盟は。
アルペンチームは苦肉の策で寄付募集し始めたもんね。
プロのマネジメント部門立ち上げた方がいいんじゃなの・・・
ホント危機に瀕してるという実感がないんだろうね。
いつまでたっても育成なんかできないでいて、現場は大変だわ。
 
開幕から参戦できないけど、翔平の今季は期待が持てるよ。
本人の自信戻ってきたし手応え掴んでる、今ではチームで一番スクワットを挙げれるほどフィジカルも強くもなってるしね。
スキーを替え、それもいいフィーリングだし、12月半ばからの遠征が待ち遠しいよ。
 
 
 
雄太は良くもなってなければ悪くもなっておらず現状維持的な感じだが、世界の今季の状況からすると、現状はポイントゲットが難しい。
もうワンランクスキルを上げなければだね。
12月の遠征までに上げてく事を期待だね。
 
 
憲斗も昨年よりはレベルは上がってるが、更に良くならないとポイントゲットはまだ厳しいな。
 
 
謙司郎は身体のキレが遠征までに良くなればだね、10月のジャンプトレーニングを見てきたが、自分の見た目同様に岡部コーチも言ってたし。
 
健闘を祈るp(^^)q
 

カウントダウン14~15シーズン

2014-11-16 02:42:04 | スキージャンプ
今月の22日からスキージャンプWCが開幕!
 
各国共、最終調整に入ってる。
 
暖かい所でのフィジカルの仕上げを行なってる国や、アイストラックのインランで冬仕様のバランス調整やマテリアルチェックを行なってる国などなど。
 
オリンピックの次年度ということもあって、ヘッドコーチの交代やらマテリアルチェンジも随分と目立つ。
 
毎年の事だがルールの改正も。
 
今季の改正はスーツとヘルメットとバックプロテクター。
 
フライングでのゲーム形式の変更案もあったが、夏シーズンのテストで問題点が多い為採用ならず。
やはり前日の予選の得点を含め3本の合計じゃ、スキージャンプらしくないなと・・・個人的感想。
人数が少なくなる分競技時間が短縮されるが、ポイントは30位までつくのに24人しか飛べないというのもねぇ。
 
それにフォーマットの問題も。
TVや会場でのバーチャルラインが使用できないなどと。
 
スーツの変更点は生地の厚さが6mmを越えず4mm以下でも不可!
(従来は4~5mm)
大きさがボディサイズから2cm以内だったが、男子は3cm以内、女子は4cm以内へと
 
生地はエシュラーとマイニンガー、2社の物を選択。縫製は各国のスポーツメーカーなどが行う。
ゆえに各国の組み立て方、縫製技術の差しか違いが表れないってことだね。
 
サイズが多きなったぶん落下速度が下がって、着地時の衝撃はやわらぐんで身体への負担は軽減されるね。
 
10月にはアインシーデルンにてAUT、GER、SUIの選手に様々なスーツで飛んでもらい、飛行曲線やランディング時の衝撃のデータなどを取ってるので次年度にまた変更があるかもだね。
 
バックプロテクターの詳細がちょっと解らないが使用可になった、自分が認識してるものだとアルペンで使われてるものと一緒かな・・・?と
転倒時の安全性を考えれば、この先義務化に向かうかも、特にフライングでは。
 
ヘルメットは義務化(当然と思うが)
形状は頭の形に合ってなければならず、シェルとパッドは頭と耳を完全にカバーするもとし、シェルは耳まで届いている必要はないが、適切にカバー、プロテクトされていなければならない。
ヘルメット表面から頭の間だは7cmを越えないこと。
表面は滑らかであること。
バイザー付きや取り外し可能なフェイスカバーは認められない。
 
昨年までの物より多少大きなサイズになるようだが安全基準が設けられたと理解していいかな。
 
女子のWCは1ヶ国の最大出場枠が6人~5人へ
 
と、こういった具合だ。
 
10月末には各国のナショナルチームがオーベルストドルフでのキャンプを行っている、ここのアイストラックのクーリングシステムは気温が20℃でも使用でき、冬と同じ状況でできるから。
 
ヘッドコーチが代わったチームは
AUT アレックス・ポイントナー→ハインツ・クッティン
FIN ペッカ・ニエメラ→ヤニ・クリンガ(ユリアンティラはチームマネジメント)
CZE ダビド・イローテク→リチャード・シャラート
ITA ヤクブ・イローテク→パオロ・ベルナルディ
FRA マティアス・ズパン→ジェラール・コラン
TUR バシャ・バイチ→ペッカ・ニエメラ
 
開幕戦のクリンゲンタールも着々とオープニングイベントに向けて準備されている。
昨シーズンも開幕の会場ではあったが、風邪の状況がひどかったのは記憶にまだ新しい。
シュリーリやバーダルがキャンセルするなど、おやおやという場面がいくつもあった。
今季は更に暴風ネットを増設、より万全を期している。
 
雪の状況も大丈夫そう、昨季は保存雪だったが今季は人工雪、スノーテック(フィンランド製)のマシンで雪を造れるようになったから、気温30℃でも雪が造れるらしい(正確には氷を造るかな)
それを飛ばして雪状にする、結構長持ちする雪が造れるそうだ。
 
さあ、来週末はWCスキージャンプの日だよ!