季のはな*季のいろ

散歩道で出会う花など♪

早朝から 蝉の大合唱降りそそぐ 夏の散歩道 🌞✨🌻 ルドベキア 洋種山牛蒡 屁糞葛 薺

2023-07-17 | 散歩道の花


 ” 山中のしずけき町に 蝉の音の四方よそそぎて くれ入りにけり ”   ( 中村 憲吉 )

 山中でも 静かな町でもない大阪ですが (*´艸`*)
 朝から 蝉の大コーラスが響き渡る季節となりました 🌳🌳

 歩いていると いたるところでセミの抜け殻と出会います 
 
 今 ここの木の上で鳴いているいるセミさんは 
 もしかしたら ルドベキアの花まで上がってきて飛んで行った 抜け殻の主さんかも?  


            



 ルドベキアは
 ひまわりに先駆けて 夏を謳歌し始めました~~ 🌞🌻

 ルドベキア  (キク科ルドベキア属)
  ↑ <和名> 松笠菊 大反魂草
 花言葉は 「正義」「公平」「あなたを見つめる」


            



 花が開くと賑やかで陽気な”夏の少女”のような ルドベキアも
 ギュッと堅く口を結んでいる 無口で内気な蕾の時があり 可愛くて大好きです~ 


            



 ヨウシュヤマゴボウの花も咲き 実になりはじめていました 🌼

 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) (ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属)
 花言葉は 「野生」「元気」「内縁の妻」


            



 ヨウシュヤマゴボウは 北米原産の帰化植物で 全草有毒で食べることは出来ません 
 
 日本に古くから自生しているヤマゴボウは 食べることが出来ますし
 観光地の物産コーナー等にある 『ヤマゴボウの漬物』などには 栽培種のモリアザミやゴボウの根が使われていて
 ”ヤマゴボウ”という名前から ヨウシュヤマゴボウも食べることが出来るのではと勘違いしそうですが
 決して口にしないようにしないと 怖いです  


            



 葉や茎に悪臭があることから名づけられた ヘクソカズラも蔓を伸ばしはじめました 🌼 
 万葉集にも歌われるほどの 古い時代から咲いている花で 
 ヤイトバナ(灸花) サオトメバナ(早乙女花)という別名もあるようです (*´艸`*)


            



 ヘクソカズラ(屁糞葛) (アカネ科ヘクソカズラ属)
 花言葉は 「人嫌い」「誤解を解きたい」「意外性のある」

 花言葉の「意外性のある」というのは 悪臭がするというので嫌われているヘクソカズラが
 実は薬草であるということから生まれた花言葉のようです (*´艸`*)
 (全草) 風邪や婦人病に (果実は) シモヤケ ヒビ アカギレに 
 (葉や花のしぼり汁は) 止血 鎮痛 虫刺されに 
 (根は) 心臓病 脚気 下痢止め 等に効能があるとされていますので ビックリです 😲 


            



 先日まで 散歩道にワンサカ咲いていたナズナは
 夏になると無くなるから ”夏無(なつな)”となづけられたいう説と
 撫でたいくらい可愛いから ”撫菜(なずな)”と名づけられた説とあるようですが
 昔から愛されていたからこそのエピソードかもしれません (*´艸`*)


            



 ナズナ(薺) (アブラナ科ナズナ属)
 花言葉は 「私のすべてを捧げます」「君を忘れない」「すべてをおまかせします」


            



 小さな白い花が咲いた後に実る実は
 へんぺいな短角果で先端が凹んでいて ハートに見えますが
 昔の人はこれを 三味線のバチのようと思われたようで 
 ここからペンペン草という別名で呼ばれるようになったようです 


            



 夏になり 枯れていく前に 紅葉のような色になる時があるナズナの
 ひととき見せる色が好きです 
 妖精さんたちの遊ぶ 観覧車のようで 


            



 この時 ハートの実がピンクに染まります 

 枯れていく前 「また来年」のメッセージが 💗だなんて
 素敵過ぎるナズナさんです~~ 
 

            


 草刈りも 街の美化も大切だとは思いますが…
 消えていかなくてもいいものが どんどん消えてなくなっている今
 残して欲しいものが… たくさんあります… 小さな野の花たちやそこに集う蝶さんたちなど…  




         今日も勝手なことたくさん書きました~~ 
         拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖