一日清閑一日福

思いつくままに綴っています。

前任校の思い出(国公立合格発表)

2009-03-21 | H高校とF高校の思い出

3月上旬は、国公立大学の前期日程の発表がある。生徒達は、中期、後期日程の発表がある3月の下旬まで、職員室にやってくる。また進路先が決定した生徒達も学校へ遊びに来てくれる・・・・

3月の国公立の合格発表で忘れられない思い出がだくさんあるが、その中で・・・

Y君は、地元の国公立大学の経済学部と経営学部のどちらに出願する方が勝ち目があるのか、2月上旬の出願ぎりぎりまで迷っていた。二次の配点が違うため、どちらが有利になるか判断するのは難しかった。賢明なY君はいろいろな先生方のアドバイスを聞いて、二次の配点がより高い経営学部に決めた。2月の中旬の時点で、成績優秀なY君が、私大に合格できなかったのは私にとってもショックだった。しかし前期日程で見事に第一志望の国公立大学の経営学部に合格した!私大は希望していなかったので、私大への入学金を納めずにすんで、親孝行もできた。あとになって分かったことだが、Y君はあと1点で有名私大に合格していたそうだ。でも合格でなくてよかったね!

 T君は夏休みに私立に絞るべきか、国公立目指して頑張るべきか迷っていた。看護学部志望で、自分の成績もよく知っていたからだ。結局、国公立目指して頑張ると決め、センター受験後の出願に際しては地方の国公立に出願した。しかし前期も後期も判定は決して良くなかった。私は前期がだめなら後期も同じ結果になるのでは、と思っていたが、T君は、後期試験で見事に合格したのだ!最後までよく頑張ったね、T君!

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