リフォームをするにあたっては動画をみてたくさんの情報を知ることができました。しかしそれ以上に営業の担当者が手渡してくれた設備に関するカタログは役に立ったと思います。カタログはショールームでも手に入れることができます。カタログには設備の種類や様々なオプションの詳細な説明が書いてあります。比較検討をするのに大いに役立つので手に取って見ることをお薦めします。
最初に営業担当者が示してくれたキッチンやトイレ風呂洗面脱衣室の間取りは、直感的に自分が求めているものではないと思いました。その大きな理由は高齢者にとっては動きづらい間取りだったからです。仕方なくキッチンもトイレ風呂洗面脱衣室も自分で間取りを考えました。自分の動線をよく考えてレイアウトを作りました。トイレの配置を引き戸と平行にして180度ではなく90度の回転するのはその一つの例です。最終的に自分の思い通りの間取りになってよかったです。
私はリフォームに関して全く無知でした。食洗機やダウンライトといった言葉やショールームの意味さえも知りませんでした。最初は営業担当者に任せておけばよいと思っていました。これは大きな間違いでした。営業担当者の提案に任せておくと選択の幅は狭くなります。また営業担当者によって出来上がりは違ってくると実感しました。施主がリフォームの知識をしっかりと持って施主側から提案することはとても大切だと思いました。
以前のキッチンメーカーはタカラスタンダードでした。とても使いやすく、50年経っても奇麗なキッチンでした。今回はクリナップのステディアを採用しました。どういうわけか営業の担当者はタカラスタンダードを薦めませんでした。今となってはクリナップとタカラスタンダードの両方のショールームに足を運んでもっと比較検討すれば良かったと思っています。もっとよく吟味するべきでした。
システムキッチンは、I型、L型、アイランド型、ペニンシュラ型がよく使われるそうです。我が家は以前もI型で今回もI型にしました。リビングダイニングではなくて、昔の家なので、8畳の正方形のスペースにシステムキッチンとダイニングテーブルを置いています。
営業の担当者は最初はL型を提案してきました。しかしL形にしなくて本当に良かったと思っています。8畳の間取りでL形にするとデッドスペースの先端までとても手が届きません。これはショールームに行って体感したからわかりました。さらにL型のほうがI型よりも相当値段が高かったです。キッチンに関しては何度もショールームに足を運ぶのが良いと思います。
母の初七日の朝に不思議な出来事があった。
朝玄関を開けると、庭の塀に一羽の鳥が止まっていた。雀のような大きさで雀ではない。私がじっと見つめると見つめ返して、塀の上をピョンピョン歩いている。私が近づいても同じだった。私はいつまで続くのだろうか、と思って立っていた。私が「お母ちゃん、あとのことは心配しなくていいよ。私はちゃんとやっていくから大丈夫よ」と言うと、嬉しそうに飛んで行ってしまった。
面材について
キッチンの前面部分の面材の色はベージュの木目調にしました。無地の白色にしたかったのですが、営業の人から隣の和室部屋と調和しないといわれました。
今となってはやはり白にするべきだったと思っています。白は壁、床、テーブルなどの色が何であっても合わせやすいです。
面材がベージュの木目調なので、床、棚、食卓をベージュの色にしましたが、それぞれに模様がありベージュの色合いも違うため、しっくりこないなあと感じています。
天板について
システムキッチンのトップの部分である天板は、人工大理石、ステンレス、セラミックなどの種類があります。以前はステンレスを使っており、今回もステンレスを選びました。
ステンレスにもいろいろな種類があり、最終的にバイブレーションといわれるものを選びました。理由は目で見た時に、上からの光の反射が一番少なく目に優しかったからです。シニアは目が悪くなるので見やすさを重視しました。セラミックを選びたかったのですが、当時は色合いが白いものがなく諦めました。