休憩室での会話である。S先生が「O先生はストレス解消に何をしているの?」と聞いてきた
ストレスを解消する時間もあまりない私にとって、思いがけない質問だった
自問してからその質問に答えると、S先生は「あのカルピス劇場ですね」と言われた。カルピス劇場で意味が分かりあえる年代なのである
ちなみに、S先生のストレス解消法は、犬の散歩とヨガとギターだそうである多趣味でいいなあ
休憩室での会話である。S先生が「O先生はストレス解消に何をしているの?」と聞いてきた
ストレスを解消する時間もあまりない私にとって、思いがけない質問だった
自問してからその質問に答えると、S先生は「あのカルピス劇場ですね」と言われた。カルピス劇場で意味が分かりあえる年代なのである
ちなみに、S先生のストレス解消法は、犬の散歩とヨガとギターだそうである多趣味でいいなあ
先生という職業に就く人は、リーダーシップがあり、人の前に立つのが得意な人が多いと思う
私はどちらかというと逆のタイプである。 多くの先生方の中で、私のような先生は、自分でいうのもおかしいけれど、存在価値のあることだと思う
次の文章はインターネットの記事から引用したものである
公立中学の英語教諭で「英検準1級レベル以上」は3割弱――。文部科学省の調査から、このような実態が明らかになったと複数のメディアが2014年6月19日に伝えた。 同省が中高の英語教諭に実施した調査で、2013年時点で英検準1級または「TOEFL(トーフル)」「TOEIC(トーイック)」といった英語能力試験で同レベルのスコアを持っていると答えたのは、高校教諭で全体の52.7%だったのに対して、中学教諭は27.9%にとどまったという。
文科省が毎年このような調査をしている・・・
現場の教師は、資格試験を受けようとしても、仕事が多すぎて自己研さんをする余裕はないのが現状である。現場での仕事を少なくして、もっと英語教師が疲弊しない環境を整えないと現状を変えるのは難しいと思う
次の文章は新聞記事から抜粋した文章である。
経済協力開発機構(OECD)は25日、加盟34カ国・地域の学校環境や教員労働に関する調査結果を公表した。日本が調査に参加したのは初めて。教員の勤務時間は週約54時間と参加国中最長で、特に部活などの指導や事務作業など授業以外の仕事に追われていることが分かった。文部科学省は事務の効率化や学校に対する調査依頼の縮減などで負担軽減を図りたいとしている。
私も平均すると、毎日約2時間の超過勤務になると思う。ストレスが多いので、余計にしんどく感じる。しかもそのストレス、生徒というよりは、職場の人間関係や仕事に関することが多い・・・
今年度から、私の県では、教員採用試験の配慮措置ができた。配慮措置は、国際化に対応した教育の推進に向け英語能力に優れた教員の確保や、小学校外国語活動の充実を図るため、選考に際して配慮するというものだ
びっくりしたのは、英語教諭の受験者は、英検2級、TOEIC550点、TOEFL60点、国連英検B級のいずれかを取っていないと、受験資格がないということだ。英語の教師になろうという人には、あまりにも低すぎないだろうか?
小学校の受験者は、英検準1級、TOEIC730点、TOEFL80点、国連英検A級のいずれかの資格を有する者が配慮される。また中学、高校の英語以外の受験者も、採用において参考とされる。
中学、高校の英語の受験者は、英検1級、TOEIC900点、TOEFL100点、国連英検A級のいずれかの資格を有する者が配慮される。私は配慮されるなあ~とちょっぴり嬉しくなった
第185回 TOEICのリベンジのつもりで、第188回 TOEIC(2014年3月実施)を受験した。
ネットで早速結果をみると
L 495点 R 450点 合計 945点。
かろうじて 英検1級保持者の平均点になったが、リベンジになっていない・・・
本当は950点以上とりたかったのに・・・
ちなみに英検1級に合格したのは、1988年である。
以来、仕事に追われながら、40歳を過ぎてから、2005年に第117回TOEICを受験。
結果は L 495点 R 470点 合計 965点。
50歳を過ぎて、2013年第185回(11月実施)を受験。
結果は L 475点 R 450点 合計 925点。
新学期が始まって、大変忙しいので、次回の受験はいつになるかわからない・・・
職場の人間関係で傷つけられたり、嫌な思いをすることがある・・・
母が、「汝の敵を愛せよ」の気持ちを持つようにと言ってくれた
嫌な気持ちは消えないし、落ち込んでしまうと言うと、「そんな人ほどもっと愛して、寛容の精神で、全てを許してあげるのよ。そして忘れるのよ」と教えてくれた。
なんだか心が軽くなった
最近、後悔することがある・・・
それは、アメリカの大学院へ留学しなかったということだ・・・
私の年代は、採用試験に合格しても、大学院に行って、卒業するのを待ってくれる制度はなかった。採用試験合格後、大学院にいくなら、退職しなければならなかった。2年間の休職を認めてくれる制度は、私が中年になってからできたが、いろいろな事情で実現しなかった・・・
教員採用試験に合格することができただけでも、喜ぶことなのだろう・・・
以下は新聞の内容である。
関係者によると、特例措置の導入は、一発入試型のセンター試験ではなく、何度でもチャレンジできる資格試験を活用することで、生徒の日常的な学習意欲を高める狙いがある。
具体的には、英語教育で国内外から評価の高い国際教養大学(秋田市)が実施している取り組みを参考に、例えば高校在学中にTOEFL(iBT)71点以上、同(PBT)530点以上、TOEIC780点以上、英検準1級以上の得点や資格を取得すれば、センター試験の英語科目を満点と換算する案が浮上している。ただし「点数や導入時期などは中教審で議論される」(関係者)という。
センター試験で、満点を取ることは先生でも難しいと思う。どうしてもつまらないところで、不注意なミスがあって、満点を逃してしまうことがあるからだ。英検準1級や、TOEIC780点で、センターの満点換算は良い制度かもしれないが、英検やTOEICの受験料も決して安くはない。TOEFLの受験料は、225ドル(約2万円)、試験時間も4時間30分かかる。教師生活をしていて、感じることは、教育にはお金がかかるなあ、ということだ。それに実際のところ、英検準1級は、普通の英語授業のカリキュラムで取得するのは並大抵ではないだろう・・・・