オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
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西安出張で思ったこと その2

2005-07-09 23:29:51 | 最近思うこと
西安の人たちは、(北京出身、上海出身の人もそうだったので、きっと中国の人たちは)、お茶を常飲します。

訪問先の企業では、急須(というより大型のティーポット)になみなみとお茶が供されました。

食堂でも(屋台とかは別にして)、高級レストランはもちろん、気の置けない雰囲気の店でも、最初にお茶が出され、たびたび、給仕に来てくれます。

道行く人の大勢が持っている水筒の中身もお茶だそうです。
ペットボトルで売っているアイスティーとかジュースとかが、激甘なせいかもしれません。

渡航前から、中国の人は『お茶』を愛飲しているとは思っていました。
が、今回、実際に行ってみて
1.中国で飲む中国茶(発酵タイプのお茶)は、日本で飲むものよりずっと薄い。
2.緑茶のほうがポピュラー
3.お茶は決して安くない。(安いのもありますが、高級なものは日本で買う高級緑茶より高い。一般の人が飲んでいる緑茶は中級クラスで50gが30元(450円程度)と、日本で買うのと同じくらいの価格。5星ホテルの朝食つきツインルームのシングルユースが日本円にして8000円しないのを考えると、お茶に関しては「金かけてる」という感じです。



画像は、5星のANAホテルの客室と、客室内のティーセット

西安出張で思ったこと その1

2005-07-09 23:14:48 | 最近思うこと
さすが西安の都の交通量は多い。
(写真は土曜日の7時前、西安の城壁に近いANAホテルから写したもの)

実は、私の中での中国は広い道幅いっぱいに広がった自転車が100列横隊で進む映像。
(って、何年前の話だろう・・・・)
そんな姿はありませんでした。

ラフな外観のタクシー、冷房なんてありそうもないバス、新(ピカピカ)旧(よく走ってるねえ。)入り混じった製造元の国もさまざまな乗用車、そしてバイク、バイク、バイク。

驚いたことに、バイクは自転車と同じ扱いで、自動車の一方通行とか適用されない。つまり、車線を逆行してもOK。もちろんノーヘルで、二人乗りはあたりまえ。
前に子供、後ろに女房ってな3人乗のスクーターも珍しくありません。


もっと、驚き、そして困ったことは、『歩行者横断用の信号がない!』

横断歩道すらごく限られた交差点にしかありません。
片側2車線以上(しかも1車線の幅が結構余裕ある道でも)の道路にも横断歩道は殆どありません。

歩行者は、好きなときに、好きな場所で自己責任で横断します。
そして、クルマは停まりません。歩行者も渡り始めたら、途中で停まったりはしません。
両者とも相手が停止しないことを前提に、計算しつつ進行するので、停まると却って事故になります。
中国で横断中にけつまずくと、轢かれますよ。
紙一重の間合いですれ違うのはざらです。

今回、4日間滞在しましたが、現地の方の付き添いなしで通りを横断できたのは、やっと3日目。
走る車の運転手とアイコンタクトで「これから渡るでぇ~」と威嚇しながら横断します。普段は道を歩くくらいならメガネ不要の私も、メガネが必須でした。

もちろん、子供だけで横断させるなんて冒険(というより暴挙)は、考えるだに恐ろしい。

この国の人たちって、事故った時のこととか考えていないんだろうなあ・・・・任意保険とかどうなんさ?
と、日本人がひしひしと『ペシミスト』に思えたのでした。

「ここは自由の国、中国さ」


と、言われているような毎日でありました。


目と鼻の先なのに・・・・

2005-07-09 22:35:51 | 最近思うこと
最近、週に一度、日本橋のたもとか、大手町のお堀前に出張している。

日本橋のたもとなら生家の浜町まで歩いても20分。
どちらもタクシーなら10分で着く。

いつでも寄れそうなものだが、いつもトンボ帰り。(保育園のお迎えに駆け込んだり、社にもどって深夜まで仕事したり。)

東京-名古屋って地下鉄なみのダイヤで、駅弁買う余裕くらいしかない。

父に知れたら、
「目と鼻の先なのに、一言もないなんて、水臭い」
と言われるに違いない。