身近な発見と出会いのブログ

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世界文化遺産登録

2013年06月24日 | Weblog
カンボジアで開かれている国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は22日、
日本が推薦した「富士山」(山梨県、静岡県)を世界文化遺産に登録することを決めた。

 ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」から
「三保松原みほのまつばら」(静岡市)の除外が勧告されていたが、
これを含む25件の構成資産(要素)全ての登録が認められた。
国内の世界文化遺産としては、2011年の「平泉」(岩手県)に次いで13件目。
自然遺産を含めると17件となる。

 「富士山」は、山頂の信仰遺跡群や登山道、富士山本宮浅間大社、富士五湖、忍野八海などで構成。
古来、日本人の重要な信仰対象であり続けてきたことに加え、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎らの
作品の題材になって海外にも影響を与えた芸術の源泉としての価値が評価された。

だが、やはりなんといっても世界遺産になることで得られるのは
観光客が増えることによる地域経済の活性化。去年世界遺産に登録された平泉では前年に比べて
3倍以上の観光客が訪れたそうです。
ただしデメリットとして、観光客が増えることで現在の富士山のごみ問題が悪化するかもしれないという
懸念が持ち上がっています。

それにただでさえ夏では富士山の頂上付近は長蛇の列になるほど混み合うので、入山規制を行うかもしれません。
ただ観光業者が儲かるだけで富士山がどんどん汚くなるから反対!など反対意見も多く出ています。
そもそも素晴らしい遺産を保護するための世界遺産ですが、そうやってただの人があふれる観光地になって荒らされては
なんのために登録したのか訳がわかりません。
ひとつの観光スポットとしてみるのではなく、守るべき遺産という意識を高めるべきでしょう。

こう考えていくとどうも金儲けの為の遺産となるような気がします。
昔の富士山は良かったと言われる時が近づいているのかもしれません。

世界遺産云々より今ある風景を大切にしてい行きたいものです。
  

     


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