身近な発見と出会いのブログ

普段見慣れている風景や身近な出来事などを話題にみなさんとご一緒に散歩しましょう。写真はクリックすると拡大表示します。

日本の原風景を求めて・・・・

2013年09月21日 | Weblog
「お彼岸って、具体的に何をするの?」「なぜ、春と秋にお彼岸はあるのか」「そもそも、お彼岸ってなんぞや?」
なんておもっている人もいるんじゃないでしょうか?
あなたは知っていますか?

「お彼岸ってどんな意味?」
「彼岸」とは、サンスクリット語「paramita(波羅蜜多)」の漢訳である「到彼岸」の略語です。
「波羅蜜多」の意味は、迷いの世界である現実のこの世「此岸」から、悟りの世界「彼岸」に達成
することや、そのための修行のことを指します。
1説によると、中日には先祖を感謝し、残る6日は悟りの境地に達するのに必要な6つの徳である
「六波羅蜜」を1日に1つずつ修得する期間が「彼岸」のようですが…
ジェジェジェジェ・・話が難しくなってしまいました。

「お彼岸には何をする?」
お彼岸には仏壇に【ぼたもち】や【おはぎ】、【団子】などを供えご先祖さまの供養のためにお墓参りをするのが一般的な風習です。
「なぜ、春分と秋分がお彼岸なのか?」
春分と秋分の時期は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
西方に極楽浄土があると考えている人々(仏教)は真西にしずんでいく太陽をみて、
極楽に旅立った故人に思いをはせ、仏壇やお墓に手をあわせていたのでしょう。
なんだか、とてもロマンティックな風習なんですね。
「年に二度だけ極楽浄土への道がひらける」そう考えると大切にしたい風習だとおもいます。

「暑さ寒さも彼岸まで」というフレーズを よく耳にするとおもいます。
「夏の暑さも、冬の寒さも彼岸をさかいに峠を越し、徐々に和らぎしのぎやすくなる」ことを意味している慣用句ですね。
個人的に「よく当たる表現だな~」と感心することが多いです。

彼岸花が美しい日本の原風景
 場所は神奈川県伊勢原市日向地区周辺地域です。
 観光中心で整備され過ぎているところもありちょっと残念ですが、自然が残っているところは
 まだまだあります。是非訪れて探してみて下さい。
     

     

     



コメント
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