私のメモリアル・プレイス ②

†去る１６日,胃癌の為に７７歳でお亡くなりになられた俳優の児玉 清さんのお通夜にテレビ・ドラマ等で共演をされた俳優やタレントの方々ら900人が弔問に訪れたとテレビで伝えていた。

児玉さんといえば，俳優というよりもＴＶ朝日の『アタック２５』や近年ではＮＨＫの『びっくり法律旅行社』等での司会を思い出す。 雑然とする現代において児玉さんの話にホッとしたものだ。

勿論，俳優としても数多くの映画やテレビ・ドラマにも出演されていたが，何でもかんでも見る方でもないので，私は木村拓哉主演の『ＨＥＲＯ』の”鍋島次席検事”役や大河『龍馬伝』での坂本龍馬の父親役などが，記憶に新しい。

その児玉さんの葬儀・告別式が昨日同様,護国寺桂昌殿で執り行われたが……私が住んでいた池袋(西口)の反対側へ出て＜サンシャイン・シティ＞辺りからでもそんなには遠くはない。今から２５年前には,よく護国寺の前を通ったものです。

アメリカから戻った'８６年の春に,私は友人の勧めでこの年に産声を上げたばかりの《ジャパン女子プロレス》に入ったのですが,この護国寺の傍に女子プロレスラー"一年生"となった彼女らの合宿所（マンション）が有りました。

この辺り(音羽)は大学が多く（東大赤門も近い）点在していますが，合宿所の近くには講談社が有ったり，当時としては珍しかったファミレスも有ったが,夜は余り人通りもなく都心とは思えないぐらいシーンと静まり返っていました。

この音羽と同じ”文京区”の関口〈江戸川橋〉には 《ジャパン女子プロレス》の事務所がありました。 『プロレス＆ボクシング』誌の時には製版所や印刷所もここに近かったし，この一帯は私にとって"思い出が"イッパイ詰まってる場所なのです。

護国寺から江戸川橋にかけて海外から帰ると〈京成上野〉からタクシーで自宅に戻る時には時折り通った道です。 あの時から四半世紀……今なお現役でリングに上がる尾崎や智江（現・ダイナマイト関西）も若かったな～。勿論，私も……。(笑) ＜茨城＞

※写真は護国寺の桂昌殿

新陳代謝？

†先ず最初に，一昨日のコメント欄に「無知って怖い」と言う輩（自分自身をそこまで卑下する必要はないけど）から，ジミーのお母様が７７歳で”看護師”をやられてる事に「そんな馬鹿な事があるものか」と書いてあったのだが……折よく，ちょうど昨晩ジミーから電話があったので，この件で聞いてみた。

ジミーによると「母親は昔から長い事，この仕事をやっているけど，経験の有る看護師さんが少ないみたいで，フルタイムでかなり忙しく働いているみたいですよ」と言っていた。事実，看護師さんは絶対数が少ないみたいで「無知って怖い」さんが何を言おうが事実なのだからしょうがないだろう。

まあ，世の中には「そんな馬鹿な……」とか四角四面の決まり通りに行かない事は山程ある。だから「無知って怖い」さんが定年がどうの，法律がどうの言ったって仕方が無い！ ジミーのお母様はお歳だろうが世の中の為に一生懸命に仕事されているのだし,人の事より自分の頭の蝿を追ったらどうですか？

という事で「無知って怖い」さんへの返答で大分スペースをとってしまったので，今日は限られてるスペースの範囲で何か話題は無いかと考えたら……ありました。又々，私の好きな例の六本木の＜ビルボードライブ東京＞の話で恐縮です。(笑)

同所が六本木ミッドタウンに出来て丸４年を迎えたのですが，私はここ３年間ほど毎年数回はここで行われてる"ライブ"を見に行っていますね。必ず毎回出掛けているのが スタイリスティックス と〈３Ｄ〉ことスリーディグリーズのライブです。

一週間ほど前に１０年続いた《スタイリスティックス》のメンバーの一人が代わってしまったと書いたばかりですが，今度は何と《スリーディグリーズ》のメンバーまでもが代わってしまったというので，予期せぬ出来事に驚いてるところです。

１９６３年の結成から「世界で最も息の長い女性コーラス・グループ」として"ギネス・ブック"に載ってる《スリーディグリーズ》ですが，当然のことながら何度かにメンバー交代が行われています。でもやっぱり見慣れてる人がいい，ですね。

67年から参加しているヴァレリー・ホリディーに，76年からのヘレン・スコット，そして89年からのシンシア・ガリソン……この三人で２０年余りに渡って〈３Ｄ〉の華麗な歴史を継承してきたというのに一体何があったのでしょう!?

新メンバーはフレディ・プール……”シンシア”に代わって〈３Ｄ〉を引き継いだのですが，果たして”天使たちの歌声”はどの様に変わったのだろうか，と今から７月の”ＢＬＴ”でのライブ（ 7/15～7/17）が待ち遠しくて仕方がありません！　＜茨城＞

”新生”大相撲に新なスターが……

†大相撲＜技量審査場所＞も，あと今日を含めて四日間となった。大方の予想通り"横綱"白鵬の強さと上手さが目立っている。ここ二場所負けている"難敵"稀勢の里には，１０日目にてこずったものの何とか押し出しに破った。

この白鵬を追撃する力士が出てこないのは今場所も今までと同じだが……私が期待している〈隠岐の海〉が東前頭４枚目の番付で，勝ち越しにあと１つと迫った。 あと４番あるので何とも言えないが，次の場所では前頭筆頭……あわよくば（笑）初の三役（小結）に昇格する可能性もある。

そして今場所を盛り上げたのが”大関”魁皇と同じ友綱部屋の後輩〈魁聖〉だ。 ブラジル出身の"日系三世"で１９３センチ，１７４キロの恵まれた体格を持つ期待の大器だ。"新入幕 "で負け無しによる勝ち越しは３１年振りの快挙だという。

”八百長”問題で揺れ動く角界が，数多くの力士を排除して挑んだ＜技量審査場所＞だが，今回はＮＨＫのテレビ中継が無いものの，各局のニュース＆スポーツ枠で簡単に伝え(主に結びの白鵬の取組を映している),新聞も思った以上にスペースを割いて報道しているので一安心した。（笑）

白鵬は"全勝"での勝ち越しは通算１７度目，連続の勝ち越しも”大横綱”大鵬を抜いて２６場所を数えた。このまま行けば優勝……朝青龍と並ぶ最多の「７連覇」は間違いのないところだろう。一歩一歩，確実に"大横綱"への道を歩んでいる。

昨１８日の１１日目を終え，全勝の白鵬，１敗で平幕の栃ノ心と魁聖，２敗で大関・杷瑠都……と，続く。今日は１敗の栃ノ心が小結・鶴竜と，魁聖が豪栄道と,そして隠岐の海は関脇・稀勢の里と,好取組が組まれているが”新生”大相撲に向けて感動を与える一番を期待している！＜茨城＞

※写真は角界”期待の大器”日系三世の魁聖

どこか旅にでも行って見たい気分です！

†４日ほど前の深夜，アメリカのジミー鈴木から電話があった。アメリカからヴェネチア～ロンドン～パリ……と一週間ちょっとの”親子二人旅”を終え，日常的な生活に戻ったようだ。

それにしても，７７歳になるお母さんは実にタフですね。年齢からしてリタイアしててもおかしくないのに，看護師という経験を活かして今も”現役”で働いておられるみたいだ。

若い人でも一日に一カ所（一国）を回るのはかなりキツイと思うのだが……やはり親子ですね。（笑）そんな急ぎ足の旅が全然苦にならないみたいです。名所旧跡もチラッと見ればいいのだとか。

でも，私の場合は一カ所に腰を落ち着けて”ノンビリ”したい性格だから……。（笑）それでも中々そういった旅って出来ないものだ。アメリカに住んで特派員の時など，いつもタイムテーブルを持ち歩いて移動していた程ですから。

ホノルルやサンファン（プエルトリコ）に行った時は数日間に渡り滞在したのですが，それでも名所旧跡といわれる”観光スポット”に行く事は，ありませんでした。よほどの事が無い限りは，今後もまずは有り得ませんね。た・ぶ・ん（笑）

さて，気候も良くなってきたので"旅行"なんかに行ってみたい気分なんですが……手始めに国内”小”旅行あたりどうでしょう？(笑)久々に海外にも出掛けたいですね。メキシコかカルガリーか，ジミーの好きなバンコク辺りもいいかな……。 ＜茨城＞

※写真はロンドンで”ビッグ・ベン”をバックにするジミー鈴木（写真はジミーのブログから転写）

百花繚乱

†ここのところポカポカ陽気が続いている。近所をブラブラしてたら「甘い香」が漂ってきた。見事なまでに咲き誇っている”藤の花”に足を止めて，暫く見入ったりしていたが……ン，昨年も同じ光景を見た様な，と思い起こしてみると確かに”藤の花”の写真をブログにアップしていた。

という事で今回も”藤の花”を載せてみました。 (笑)母親に”藤の花”の話をすると，我が家も昔は玄関の所に藤棚を作って，藤の花を育てていたとか。父親が存命の頃は，牡丹，紫陽花，ツツジ，シャクヤク……等々，実に数多く色とりどりの花々が咲き乱れていた，という話でした。

それだけじゃなく，梅に杏，柿，梨，りんご，桃，ぶどう……と，沢山の果物も育てていたんだとか。どれもこれも甘くて美味しかったと言ってました。父親はそういうのが好きだったけれど……だからと言って"農家"じゃないんですけどね。私はそういうところ少しも似ていないのです。(笑)

花といえば，力道山の頃からメイン・イベントの前には，必ず選手に”花束贈呈”が行われてましたよね。「試合に先立ち両選手，レフェリーに花束の贈呈です」と言うアレです。（笑）でも，この試合前のセレモニーもいつの間にか見掛けなくなってしまったけど，どうしてなんでしょう？

この時期，花が最も多い季節だと言われてますが正に色とりどり”百花繚乱”といった感じですね。薔薇，ハマナス，杜若（かきつばた），菖蒲，シャクヤク……とてもじゃないけれど，書き切れません。因みに私の”誕生花”はアイスランド・ポピーで”花言葉”は安らぎ……でした。（笑） ＜茨城＞