Invitation to W★ING

<東日本大震災>で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。

”反原発”発言の波紋!

2011-05-28 16:30:34 | 日記
†もうあれから7年の歳月が経ったなんて信じられない。月日の経過は本当に早いものだ,と実感している。私の大好きな”新撰組”を題材にした初めてのNHK大河ドラマ『新選組!』が放送されたのは2004年の事でしたよね。

香取慎吾の近藤 勇に,山本耕二の土方歳三,藤原竜也の沖田総司……そして原田左之助を演じたのが山本太郎であった。今までの原田左之助とはいささか,違うキャラクターで描かれていたが,山本の持って生まれた明るさが,この”三谷幸喜版”新選組にはピッタリであった。

「ウルルン滞在記」の自然児ぶり(笑)とか「トップ・ランナー」での人間性を感じさせる司会,そしてVシネマ「浪花金融伝 ミナミの帝王」の新庄公平……と,どの山本太郎も好きだった。その山本が自分を犠牲にして(と言ったら語弊があるかも知れないけど)国に立ち上がった!

国の指導,そして東京電力の責任……事故から二ヶ月半も発電所々長の独自の判断で海水を注入していた問題も然り,依然あいまいな東電に山本でなくても「一体どうなってるんだ!」と聞いてみたい。「日本」という国自体も疑問視される。

福島県民でもない山本が,福島から来た子供を持つ母親100人等と共に文部科学省の前に集結……国が定めた,学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安「放射線量年内20ミリシーベルト」の撤回を求めたのが23日,その二日後にドラマの降板が告げられた,と言う。

そして……事務所に迷惑がかかっては,と事務所を辞める道を選んだ。確かに政治家や著名人が公の場で,この様な発言は ? だが国や東電がハッキリと”本当”の事を国民に伝えないのはどうなんだ! と問いたい。正義感の強い山本も流石に黙ってはいられなかった……のだろうか。

「何も行動を起こさなければ,僕は自分が許せない」と,ツイッターやデモで自分の気持ちを伝えてきた山本太郎の発言と行動に,27日には早くも文科省の高木大臣が「年間1ミリシーベルト以下になる事を目指し,毎時1マイクロシーベルト以上の放射線量を示した学校には費用の支援もする」と発言した。

”孤立無援”の山本太郎の気持ちが無駄にならなくてよかった。本当は山本がこんな行動を取らなくたって国が早めに手を打っていたなら良かったのだけども……。まあ,これで問題が解決をした訳ではないものの一歩前進したと言えよう。”好漢”山本太郎の勇気に拍手!……そして,一日も早い芸能界への”復帰”を願ってます。<茨城>