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”新生”大相撲に新なスターが……

2011-05-19 01:30:45 | 日記
†大相撲<技量審査場所>も,あと今日を含めて四日間となった。大方の予想通り"横綱"白鵬の強さと上手さが目立っている。ここ二場所負けている"難敵"稀勢の里には,10日目にてこずったものの何とか押し出しに破った。

この白鵬を追撃する力士が出てこないのは今場所も今までと同じだが……私が期待している〈隠岐の海〉が東前頭4枚目の番付で,勝ち越しにあと1つと迫った。 あと4番あるので何とも言えないが,次の場所では前頭筆頭……あわよくば(笑)初の三役(小結)に昇格する可能性もある。

そして今場所を盛り上げたのが”大関”魁皇と同じ友綱部屋の後輩〈魁聖〉だ。 ブラジル出身の"日系三世"で193センチ,174キロの恵まれた体格を持つ期待の大器だ。"新入幕 "で負け無しによる勝ち越しは31年振りの快挙だという。

”八百長”問題で揺れ動く角界が,数多くの力士を排除して挑んだ<技量審査場所>だが,今回はNHKのテレビ中継が無いものの,各局のニュース&スポーツ枠で簡単に伝え(主に結びの白鵬の取組を映している),新聞も思った以上にスペースを割いて報道しているので一安心した。(笑)

白鵬は"全勝"での勝ち越しは通算17度目,連続の勝ち越しも”大横綱”大鵬を抜いて26場所を数えた。このまま行けば優勝……朝青龍と並ぶ最多の「7連覇」は間違いのないところだろう。一歩一歩,確実に"大横綱"への道を歩んでいる。

昨18日の11日目を終え,全勝の白鵬,1敗で平幕の栃ノ心と魁聖,2敗で大関・杷瑠都……と,続く。今日は1敗の栃ノ心が小結・鶴竜と,魁聖が豪栄道と,そして隠岐の海は関脇・稀勢の里と,好取組が組まれているが”新生”大相撲に向けて感動を与える一番を期待している!<茨城>

※写真は角界”期待の大器”日系三世の魁聖