今日は”あの人”の誕生日！

◇一昨日のブログで ＜横浜開港祭＞の事を書きましたが今年でちょうど，１５０年を迎えたという事なのですが……１５０年前には，日本では，世界では一体どんな事が起きていたのか，とチョットばっかり調べてみました！
今から１５０年前といえば，西暦１８６０年……日本は江戸時代の末期，万延（この年のみ）元年で，日本はこの年に”感臨丸”が太平洋横断航行（３７日後にサンフランシスコに到着）したり，”桜田門外の変”で，井伊直弼が暗殺された訳ですが，世界ではエイブラハム・リンカーンが第１６代アメリカ大統領に就任したりした年だったのです。
という事ですが，今日５月３１日はと言うと，私の大好きな『新撰組』の，それも”副長”土方歳三の誕生日なのです。とはいっても，１８３５年５月５日（旧暦）なんですけど……。いまの暦に直したら，間違いなく今日が誕生日なのです！
土方歳三を題材にした小説は，多数有るけどやはり司馬遼太郎の「燃えよ剣」が一番ではないでしょうか？ テレビドラマでは，土方歳三といえば栗塚　旭のはまり役でしたが，今では山本耕二がすっかり板についたといった感じですよね。
本来なら日野の生家を訪ねたいところですが，（笑）今日はそこそこ忙しいもので断念せざるをえません！
午後から例の鈴木千恵さんの”下駄の展示会”を覗いて見ようかなどと思っていますが，その後は早稲田と高田馬場で，ＤＶＤや今後の打ち合わせを予定しています。近い内に色々とご報告出来るかと思っております。それではまた！　＜茨城＞

庭屋一如……今までこんなの見た事ない！

◇実に”至福の一時”であった……。古都・京都に数ある大富豪たちの別荘群を，今まで雑誌等では見た事などない所が次々と目の前に現れた。
昨晩ＰＭ８時からＮＨＫ総合テレビで放送した『ワンダー×ワンダー』の４５分間は，素晴らしくもあり，驚きの一時であった。
明治から大正にかけて政財界の大物達が”理想郷”を求めて作った別荘の数々……中には１０人を越す庭師が３６５日，毎日の様に手を加えているといった庭園もあった。それは，ただ”成功の証”といっただけではなく，１００年後，２００年後の未来の事を考えた”桃源郷”だといえよう。
建物と庭園が一体となる”庭屋一如”（ていおくいちにょ）として，匠が奏でる美しいハーモニーとなって現在も威風堂々とした姿を見せている。
日本建築の粋を尽くした京都にある，これらの別荘の事をいくら書き尽くしても判らないでしょうし(笑)再放送をその目で見て確かめて下さい！
京都には昔から，憧れというか興味があったけど，相撲や落語，浮世絵……といった日本の伝統に触手を伸ばすのですが，（笑）先日の『徹子の部屋』で紹介していたユニークな”下駄アーティスト”鈴木千恵さんが作った珍しい下駄にも目が奪われてしまいました。（笑）ちょうど明日まで，展示会を新宿でやっているという事で，是非見に行ってみたいと思っていますが，その節は報告致します。という事で今日はこの辺で！　＜茨城＞

ヨコハマ今昔物語……プロレスの思い出

◇ＴＨＡＮＫＳ ＴＯ ＴＨＥ ＰＯＲＴ……今日と明日，そして開港日にあたる６月２日の三日間は横浜港の”開港祭”が，みなとみらい２１を始め数ヶ所で行われるが，特に今年は開港から１５０年目にあたる節目の年でもある。
横浜へはもう何年も行っていないが，かなり様変わりしている事だろう。横浜といえば，どこかエキゾチックな雰囲気を持つ所であるが……私の知っている横浜といえば，氷川丸と中華街，馬車道通りに外人墓地，それに山下公園……そうそう，横浜文体に横浜アリーナ何て言うのもあったっけ！（笑）
どうしても話がプロレスの方向に逸れてしまうが（笑）……横浜アリーナは，全女の時に長与千種の”引退試合”が行われ，大勢の人達で埋め尽くされた記憶があるが，あの時にはメドゥーサやレイ・ラニ・カイといった以外にも多くの外人を呼んだっけ。そうそう，スペシャル・レフェリーでニック（ボックウインクル）さんに花を添えてもらった。
もしも，記憶が間違っていなければの話だけども（笑）……リングを二つ設営して，バトル・ロイヤルもやったかな？ 何せ２０年も前の事なので定かでは無い。が，小川さん，間違っていたら宜しくご指摘をお願いしますね。（笑）
文体は取材でも何回，何十回と行っているけど，やっぱり思い出に残っているといえば，１９９３（平成５）年７月の時ではないだろうか！ Ｗ★ＩＮＧで開催したビッグマッチの中でも，メンバーは特に凄かったと思う。デイック・マードックにマスクド・スーパースター，クラッシュ・ザ・ターミネーター，ゴリアス・エル・ヒガンテ，ヘッド・ハンターズ，ドクトル・ワグナー，フレディー・クルーガー，ミゲル・ペレスＪＲ．クリプト・キーパー……それに，邪道＆外道もいた。
その昔……＜横浜スカイ・ホール＞というテレビ・マッチに適した所があって，国際プロレスがよく使っていた事を思い出した。このスカイ・ホールの話を，週プロの宍倉氏にしたら「あそこでビル・ロビンソンが，来日”第一戦”をやったんですよ。”人間風車”で初陣を飾ったんですよネ。相手を覚えていますか？私は覚えていますよ！　木村政雄……ラッシャー木村です」と，言っていた。さすが，マットファン（当時のファンクラブ）をやっていた事だけの事はありますね。（笑）
過日，その宍倉氏が私用で横浜に出向いた時に撮った”写メ”が送られて来たので載せてみました。山下公園の「赤い靴の女の子」像です。それにしても”スカイ・ホール”の跡地は，いまどの様に変わってしまったんだろうか！？ ＜茨城＞

こんなイーストウッドを知っています？

◇角界が揺れに揺れ動いている！ 大関・琴光喜の”野球賭博”疑惑に次いで起こった二人の親方による，暴力団に入場券を手配した問題は，連日新聞やテレビで報道され，事の重大さが問われ注目をされている。
そして，昨日の理事会で清見潟親方(元幕内・大竜川）は”けん責”に，木瀬親方（元幕内・肥後ノ海）は委員から”年寄”へ二階級”降格”となった。
特に肥後ノ海は,現役時代には栃乃洋（夏場所は幕内の東14枚目）と共に，私が好きな力士の一人だったが……自己の「木瀬部屋」は消滅,部屋の力士は一門の預かりとなって，木瀬親方は部屋付きの親方になるという。
今回＜日本相撲協会＞が下した処分は，何と部屋を”取り潰す”といった極めて厳しい処分ではあったが，今後二度と不祥事が起きない様に務めてもらいたいものだ。
◆先日からＮＨＫ－ＢＳ２とハイビジョンで,クリント・イー ストウッド主演の映画が多数く放映されているが，中でも大ヒット作『ダーティ・ハリー』シリーズは今見ても,２０数年前の作品……第１作に至っては何と，３９年も前に公開されたというのに，古さは全く感じられないし，やはり面白いからついつい見てしまうんです。（笑）
型破りなサンフランシスコ市警の刑事”ハリー”キャラハンの活躍を描いたこの作品の音楽を担当したのが，あのＴＶ映画『スパイ大作戦』や ブルース・リーの『燃えよ！ ドラゴン』を手掛けたラロ・シ フリン。
今やアメリカの映画界を代表する”重鎮”でもあるイー ストウッドは，三日後（31日）に８０歳の誕生日を迎える。子供の頃によく見ていたＴＶ映画『ローハイド』，そして黒澤　明の『七人の侍』をリメイクした映画『荒野の七人』を始めとする一連の”マカロニ・ウエス タン”と，西部劇はイーストウッドにとっての出世作といえよう。
私の子供の頃には，何とも多くの”西部劇”がのべつ幕無し放映されていたが，今では映画は元よりテレビでも全くやらなくなってしまった。時代の流れといったらそれまでだが，たまには見てみたい気がする。来月末に出る,ロバート・フラー主演の『ララ ミー牧場』のＤＶＤが待ち遠しい。（笑） ＜茨城＞

大剛鉄之助とラッシャー木村

◇ラッシャー木村さんが亡くなって，アッという間にもう三日間が過ぎてしまった。関川（ポーゴ）から電話をもらい数時間後には携帯のＮＥＷＳに死亡記事が出ていたが…２５日の一般新聞にも死亡記事が掲載され，その関心の高さが分かる。
２４日の夜中（正確には２５日）に早速，カナダ・カルガリーの大剛さんに電話を入れて，木村さんの死亡を伝えた。流石に驚いた様子だったが，相撲時代からの付き合いになるから，思いも”ひとしお”であろう。角界からプロレス（東プロ～国プロ）と長い間，一緒だっただけに数多くの思い出もあるようだ。
年齢も同じで苦楽を共にした間柄であり，「仙台」「オンズ」と呼び合う仲であった。昨年６月に事故死した三沢光晴選手から八木（剛竜馬），柴田さん，安達さん……そして，今回の木村さんと，僅か一年足らずに五人も亡くなってしまった。それも五人が五人揃って私が知っている人達ばかりなのだ。
この世に生まれた限り”死”を迎えるのは宿命だが，それにしてもみんな ,逝くのが早過ぎるよ。そう言えば，木村さんは「宮城野部屋」の出身……という事はあの”白鵬”の大先輩という事になる。"相撲甚句"が上手かったな～と思い出される。
毎場所，カルガリーの自宅で”大相撲”をライブで観戦しているとの事だが，今回ばかりは中々見る事が出来なかったみたいだ。それというのも，大腸に腫瘍が見つかって手術を受けたと言っていた。正に，満身創痍といった感じだ……。
昨年の夏に，鼻に出来たポリープと”脳腫瘍”更にの”心臓”の手術……と，年がら年中病院がよいの日々だという。その間にも他の臓器に移進していないか，と検査をしたり……７年振りに新しい義足を作ったりと，忙しい毎日を送っている様だ。電話した時もこれから病院に行くとこだと言っていたが，呉々も御自愛のほどを……。＜茨城＞