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珍国際の書斎

ア、ア、ア、アイヤー、ここは珍さんの隠れ家アルよ。

強い味方

2006年12月15日 00時03分00秒 | 鉱石ラジオ
100円ラジオ.jpg





 珍さんの「鉱石ラジオ」作りに強い味方が現れたアル。



 珍さんの家はラジオ放送局のアンテナから30kmは離れた山の中アル。



 先日も、大型ループ・アンテナを購入し何も聞こえないのでがっかりしていたアルが、実は深夜に家族が寝静まってから聞いたら、ちゃんと鳴っていたアル。あまりに音量が小さかったのこと。



 そこで、ゲルマニウム・ラジオに何らかの低周波アンプをくっつけてスピーカーを鳴らすことを考えていたアル。

















アンプ.jpg

 

 そこで見つけたのがこのアンプ。バッタ屋で300円で買ったアルが、単5電池2本で鳴らすアル。デジタル・オーディオ機器に繋いでスピーカーで聞いたりしていたアルが、これを使えば昼間でも何とか聞こえるのではないだろうかのこと。







合体2.jpg



 さっそく100円ラジオに接続したところ、何とかスピーカーから聞こえたアル。







合体.jpg



 このアンプの凄いところは、ジャック部分が直角に曲げられるアル。 



合体斜め.jpg



 こうすれば何となくシステマチックに見えるアルから不思議のこと。






 これでアンテナとアンプは揃ったのこと。後はゲルマニウム・ラジオ本体をどうするかアル。



 100円ラジオの改造、短波帯まで聞こえるラジオ、フェライト・バー・アンテナを何本か束にして性能向上、昔の0-V-1のような通信機型のデザイン、電池式真空管利用、学研の真空管ラジオVer1.0とVer2.0の流用などなど、色々なテーマが頭に浮かんでしまい、どこから手を付けようか・・・これを考えている時が一番楽しいアル。



 我が家には100円ラジオまで含めれば、タブン30台以上のラジオが在るアル。我が家の日本銀行総裁の監視をかいくぐりながら、さらにラジオを増やすのはなかなか大変アル。



 半世紀前に、珍さんが小学校の時に手に入れて宝物にしていた鉱石ラジオのようなラジオのレプリカを作った人が居て、ヤフーのオークションに出ているアル。実に素晴らしい作品アルが、タブン、3万円は超す値段が付くと思われるのこと。これも絶対に欲しいし・・・仕方がない、血圧も危険域は脱したようだし、軍資金稼ぎに右手の運動に行ってこよう。




本.jpg

 ア、ア、ア、アイヤー、右手の運動に行こうとしたら、ここ数日、高血圧でソファに横になりながらアッチコッチのサイトをうろうろしている内に見つけて衝動買いした本が届いてしまたのこと。



 以前、本屋で見掛けて買おうかどうしようか迷ったアルが、250ページで3,300円という値段に腰が引け、さらに、「谷川俊太郎氏絶賛」という文字に、「なんで文学者が口を出すんだ」という妙な反発心から買うのを止めた本アル。



 しかし、最近、無性に昔作った鉱石ラジオ、真空管ラジオが懐かしくなり、アチコチのサイトを調べたら、貴重な本だと知り、買ってしまったアル。



 今後は「鉱石ラジオ作りのバイブル」にするアル。



 この他にも、高血圧の養生中に、単連バリコン2個、バーニヤ・ダイヤル1個をオークションで買ってしまい、エナメル銅線数百mをオークション中アル。またまた、血圧が上がりそうアル。




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ループ・アンテナ到着!

2006年11月19日 16時14分05秒 | 鉱石ラジオ
外箱.jpg



 前から何度かヤフーのオークションで見掛け、気になっていた「JUNKSTOCKER」さんという人の手作りループ・アンテナを9,450円也でやっと落札し、商品の到着を首を長くして待っていたアル。



 それが、今届いたのこと。



 段ボールの大きさが、70×45×25センチと、想像していたより遙かに大きく、「どんな物が入っているんだろう」と少年時代に初めて鉱石ラジオ・キットを買った時のように、否が応でも期待に胸は膨らんだアル。







箱の中の全景2.jpg 空けて見ると、ア、ア、ア、アイヤー、中にループ・アンテナの「レトロボイス LOOP X-62」様が鎮座ましましていたのこと。



 中身は下の方にほんの少しだけアル。「上げ底」ではなく「上げ天井」状態。



 これなら高さ10センチの箱でも良さそうアルが、多分、箱の強度を考えて、このサイズにしているアルな。良く考えてあるのこと。



 なお、写真は撮影用にプチプチ(正式名称を知らない)など、クッションや段ボールを外してあるアル。実際はもっと、頑丈に梱包されていたアル。





アンテナ全景.jpg



 アンテナ本体が良く分かるように外に出して撮影したアル。



 実に綺麗で丁寧な作りに感激!直径0.5mm程の銅線を、寸分のたるみ、曲がりも無くループにしてあり、正に芸術品アル。木部の仕上げも綺麗。



 本当ならスタジオでもっと綺麗に撮りたいアルが、取り敢えずブログ用ということで、ご勘弁を。























ブースター.jpg



 パネル部分のアップ。黒い部分はプラスチック製らしいアル。いかにも昔の鉱石ラジオのイメージで好感が持てるのこと。



 「JUNKSTCKER」氏余程の鉱石ラジオ・マニアだったろうと推察するアル。





ダイヤル2.jpg



 選挙区、ア、ア、ア、アイヤー、ワシャ選挙は嫌いじゃ、議員はもっと嫌いじゃ、選曲、ア、ア、ア、アイヤー、ワシャ、カラオケは嫌いじゃ、千曲、ア、ア、ア、アイヤー、そんなに唄ったらノドがガラガラになってしまう、選局ダイアル。(最後の「アル」は珍さんの「~~~アル」の「アル」ではなく、「ダイアル」の「アル」アル。年の為アル)





ダイヤル.jpg



 周波数帯切り替えダイアル。



 今回から長波帯も受信可能になったアル。



 これで、我がICOMも再活躍の場が出来たアル。













アンテナ端子.jpg



 選局後の出力端子(低インピーダンス用)。ここに、最愛のゲルマニウム・ラジオを繋げば・・・





ネジ.jpg



 外部アンテナとアース接続用のネジ。かなりしっかりした部品を使っているアル。



 高インピーダンスの出力用も兼ねているらしいアル。



 酷使に耐えそうのこと。

















?.jpg



 コイルと、ワンタン、ア、ア、ア、アイヤー、これは喰えないアル、ワン・ターン・コイルの配線が見えるアル。





説明.jpg



 マニュアルも結構しっかりしたもので、本格的に読める内容になっているアル。



カラー.jpg



パネル説明.jpg



回路図.jpg



 さあ、このアンテナを使って鉱石ラジオを作りまくるぞ!



 なにしろ、100円ショップの鉱石ラジオが10台くらい、ゴロゴロ待機しているアルから。



内部.jpg



 回路図を見ると、すでに内部には250Pのバリコン、400Pと200Pのコンデンサーが内蔵されており、そのままアンテナ端子にゲルマニウム・ダイオードを直列に繋いだクリスタル・イヤホンの片方、アース側にクリスタル・イヤホンのもう片方を繋げば鉱石ラジオになるアル。



 心ときめかせながら繋いでみたアルが、ア、ア、ア、アイヤー、ナシのつぶてアル。うんともすんとも言わないアル。



 こんな単純な回路でミスのしようも無いアル。原因はゲルマニウム・ダイオードかクリスタル・イヤホンとしか考えられないアル。



 ここで、「科学少年の成れの果て・珍国際少年」の科学魂がスイッチ・オンしたアル。



 「念の為」と、作者のこだわりが伝わる金色のネジ4本を外し、内部の配線ミスをチェックしたアル。



 内部は実に綺麗で、某・インチキ大国の商品のような乱雑さは皆無で、実に綺麗に配線してあったアル。



 銅線の曲げ方など、「この人は本当にラジオ作りが好きだな」と思わせるのこと。これが某・インチキ大国の製品なら、内部はデタラメ放題アルな。



 これでは疑いの余地は無いアル。残るはゲルマニウム・ダイオードかクリスタル・イヤホンとなるのこと。



 クリスタル・イヤホンはショートさせるとカリカリと音が聞こえる・・・最後はゲルマニウム・ダイオードのこと!



 交換しようと思ったアルが、ア、ア、ア、アイヤー、3本も買ってあったアルに、珍さんの老眼がひどく、発見出来ないのこと。



 仕方が無い。明日、会社に行く途中で買うことにするアル。従って、本日はここで打ち止めアル。もう夕方の午後4時15分アル。あと15分で今日は日の入りになるアル。



 と言うことは、「そろそろアルコール消毒のお時間ですよ!」と優しい看護婦さんの声が聞こえる時間アル。








鉱石ラジオは鳴っていた!

2006年11月19日 00時06分00秒 | 鉱石ラジオ
 ア、ア、ア、アイヤー、老人性早寝早起き症候群ボケ・シンドローム)に罹っており、その上、昨夜のアルコール消毒過多でノドが乾いたのと、膀胱が満タンで内容物の廃棄処理をしなければならないので、今朝は午前4時前に目が覚めたのこと。



 目が覚めると気になって仕方が無い「鉱石ラジオ」の事に意識が集中、「どうしようか」と散々考え、「そうだ、ゲルマニウム・ダイオードが不良なら学研の鉱石ラジオの鉱石で試せば良い!」と思いつき、鉱石ラジオを見たら、鉱石の部分は蛻(もぬけ)の空だったのこと。



 ア、ア、ア、アイヤー、多分、家族が、「何で家の中に石っころが転がってるんだ」と気を利かして処分されたんだろう。



 やむなく、再度、ゲルマニウム・ダイオードを入手したばかりのループ・アンテナに繋ぎ、900KHz以下の「MW1」バンドでダイヤルを回していたら、なんと、ニュース番組が聞こえたのこと。



 そして、最後に「NHKは皆様の受料、ア、ア、ア、アイヤー、それじゃあボケ・シンドロームの治療費アル、で成り立っております」との声が聞こえたアル。



 ア、ア、ア、アイヤー、珍さん、大感激のこと!「払います、払います!受信料喜んで払わせて頂きます!今まで拒否していてスンマヘン。但し、自動振り込みは拒否でっせ」の気分アル!



 続いて、「4時をお知らせします。ポッポッポッポーン!」の音が、なんと有り難く聞こえたのことか!まるでお寺の木魚の音に聞こえたアル。ナンマイダ、ナンマイダ、オシマイダ!



 しかし、午前4時前から、たかが鉱石ラジオ、されど鉱石ラジオの為に、家族を起こさないように、100円ショップで買ったLEDライトを点けて、褞袍(ドテラ)を羽織って寒さに震えながら、作業をしているハゲ・オヤジって、怖いアルな。



 珍さん、50年前にこんなガキを見たことが有るのこと。誰だっけ?ア、ア、ア、アイヤー、小学校時代の珍国際少年ではないかのこと!



 昔から、こういう事になると寝られない性分で、いつも家族が寝静まってから、電灯線アンテナで鉱石ラジオを聞いていたアル。ラジオの内容は分からないアルが、「自分が作ったラジオから音が聞こえる」のが嬉しくて堪(たま)らなかったのこと。



 我がゲルマニウム・ダイオード・ラジオは聞こえなかったのでは無かったアル。聞こえなかったのは、珍さんの耳だったのこと。



 考えてみれば、ア、ア、ア、アイヤー、考えなくても60歳アル。耳も老化していたアル。珍さんには深夜かすかに聞こえる音量アルが、若い人が聞けば、ガンガン聞こえている筈アル。ゲルマニウム・ダイオード様、アンタを疑ってゴメン。



 我が息子に視聴して貰いたいアルが、「何を馬鹿なことやってんだ」と言われるのが落ちアルから、諦めるのこと。



 まだ午前5時30分過ぎアル。ラジオを子守歌に、もう一眠りするアル。今度は、安心して熟睡出来るのこと。         



        オヤスミナサイ 2006年11月20日午前5時35分45秒38



鉱石とイヤホン.jpg



 アンテナとアース部分に直結したゲルマニウム・ダイオードとクリスタル・レシーバー





鉱石.jpg



 ゲルマニウム・ダイオード接続部分のアップ





三脚.jpg



 深夜、暗い中で上の写真を撮影するのに役立った某・インチキ商品販売専門国産の100円三脚





ライト.jpg



 これも、某・安かろう・悪かろう商品販売専門国産の100円LEDライト






アンテナを落札

2006年11月14日 06時54分17秒 | 鉱石ラジオ
 珍さんの家は、放送局の送信所から直線にして50Kmアル。鉱石ラジオで聞くためには、しっかりしたアンテナが無いとならないアル。



 学研の鉱石ラジオのアンテナは素晴らしく、あれを分解しても良いアルが、せっかくの優れたデザインのラジオを壊すには忍びないアル。



 そこで、色々、ループ・アンテナを物色していたアルが、やっと気に入ったアンテナをオークションでゲットしたアル。



 まだ届いていないアルが、取り敢えずオークションに出ていた写真を紹介するアル。



これで、鉱石ラジオを作りまくるぞぉ!



アンテナ全景.jpg



アンテナ.jpg



ブースター.jpg






世界的発明! 肩こりが治る鉱石ラジオに着手

2006年10月28日 21時51分23秒 | 鉱石ラジオ
外箱.jpg

 

 昨日、会社に行く途中で毎日覗く「バッタ屋」の前で、突如、珍さんのアンテナ(目、耳、鼻)が敏感に反応したのこと。



 一瞬、何に反応したのか分からなかったアルが、店に入ると、これが目に飛び込んだアル。珍さんが反応したのは、「ゲルマニウム」の文字だったのこと。



 珍さん、「これは怪しげな商品だ!しかし、ひょっとするとひょっとして、ゲルマニウム・ダイオードとして使えるのでは?」と思ったアル。



 ↑ もし、ゲルマニウム・ダイオードとして使えれば、世界初の「肩こりを治せるゲルマニウム・ラジオ」が誕生するかも知れない。ドクター中松の上を行く発明家になれるかも・・・などと、実に馬鹿な事を考えて、衝動買いしたのこと。 ↓



外箱アップ.jpg

 



箱の裏.jpg



 「血行を促進する」と書いて有るアルが、ゲルマニウム・ダイオードは半導体アル。半導体は一方向に電流は流れるアルが、逆方向には流れないのこと。



 これを使えば「血液が逆行しない?」・・・血液と電流は別物だったアルな。ゲルマニウムトルマリンという言葉は不思議な響きを持つようで、怪しげな使用法が多いアル。ブレスレットにも良く使われるアルよ。科学的根拠は皆無だろうと思うアル。



生産者.jpg



 やはり、韓国産のこと。怪しい臭いがプンプンするアル。本当にゲルマニウムだのトルマリンが入っているアルか?入っているとしても、クズ粉が微量に入っているだけだろうのこと。



説明書.jpg



 ハングルの方はチンプンカンプンのこと。英語の方を読めば、ナルホド・・・



アルミ.jpg



 アルミの袋に入っている・・・このままアンテナにならないか?中にはゲルマニウム・ダイオードが入っている筈アルから、これだけで、「アンテナ・チェッカー」になる?



中身.jpg



 怪しげな粉が見えるアル。今後じっくり分析してみるのこと






チョロQ型のFMラジオ

2006年10月28日 21時41分10秒 | 鉱石ラジオ
パッケージ.jpg



 何だか分からなかった「ヤキトン料理」を喰って、韓国焼酎の飲み過ぎで頭痛がしていたアルが、家に帰ると何と、これが届いていたアル。



 珍さん、頼んだ記憶が無かったアルが、よくよく考えると、先日、酔っぱらいながらインターネットのショッピング・コーナーを眺めている内に、これを見つけて、"本能的"に注文してしまったらしいのこと。



 珍さん、60歳にもなって、「チョロQ」、それも、「動くチョロQ」、「小型FMラジオ」という文字にはついつい反応してしまうのこと。



前から.jpg



 前から見たチョロQ様



斜め前から.jpg



 斜め前から見たチョロQ様



斜め上から.jpg



 斜め上から見たチョロQ様



横位置.jpg



 横から見たチョロQ様



走る.jpg



 失踪、ア、ア、ア、アイヤー、疾走なさるチョロQ様。いくらキャノンのA540とは言え、所詮は安物バカチョン・カメラ。これを撮影するのに50回はシャッターを切ったアル。



 本当は「流し撮り」にしたかったアルが、あのカメラでは日が暮れてしまうのこと。



 ところで、このラジオ、1200円だったアルが、感度はなかなかのもの。畑で聞くのが楽しみアル






珍さん、鉱石ラジオ作りに挑戦(その4)

2006年10月01日 00時02分00秒 | 鉱石ラジオ

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 ア、ア、ア、アイヤー、珍さんついにゲルマ・ラジオを完成したアル!






改造後1.jpg



 半田付けが完了した基盤の裏面。何にも無い!ボリューム・コントロールは単なる飾りアル。これを取ってしまうと、ケースのボリュームつまみの部分に穴が開いてしまうアルから、残してあるだけアル。





改造後2.jpg



 真ん中に鎮座ましますのは、唯一新しく付けた部品、ゲルマニウム・ダイオードの「1N60様」アル。










改造後3.jpg



 基盤の表面。ここもバリコン、ボリューム・コントロール、フェライト・バー・アンテナ、イヤホン・ジャック以外は何も無し。








 ア、ア、ア、アイヤー!タイトルには「完成した」と書いたアルが、実は何の音もしないアル。こんな単純明快な回路で配線間違いは考えられないし、学研の「大人のオモチャ」、ア、ア、ア、アイヤー、「大人の科学」シリーズの鉱石ラジオはちゃんと鳴っているアルから、電波が弱いということは考えにくいのこと。



 使っている部品は、バリコン、フェライト・バー・アンテナ、ゲルマニウム・ダイオード、イヤホンだけアルから、この4つの内のどれか1つが不良だろうのこと。もう一度、基盤無しで作ってみて、部品チェックをするアル。





スケルトンラジオ.jpg



 部品のチェック、100円ラジオ上の配線ミスをチェックしようと、バラックで組んでみたアルが、ウンともスンとも。それぞれの部品の導通はチェック済みで、ゲルマニウム・ダイオード、バリコン、コイル、クリスタル・イヤホンはみんな無事アル。



 再度、バリコンの端子の位置を変えて接続したところ、アース側を触ったら「ブーン」という音がはっきりと聞き取れたアル。どうやら回路的には問題が無いようアル。3メートルのアンテナを付けても音は無し。今夜、夜中にもう一度聞いてみることにするのこと。



 この状態アルから配線ミスは考えられないアルし、後は巨大ループ・アンテナを作るか、イージーに学研の「大人のオモチャ・シリーズ」、ア、ア、ア、アイヤー、「大人の科学・シリーズ」の鉱石ラジオからアンテナを拝借するか・・・



・・・というわけで、。「たかが鉱石ラジオ」、「されど鉱石ラジオ」作りに難航しており、完成品の記事、写真掲載はもう少しお預けアル。トホホホ・・・



100円ショップ.jpg



 鉱石ラジオ・マニアのありがたーい味方、「100円ラジオ」を売っている100円ショップのこと。



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 記事とは何にも関係ないアルが、珍さん、ソバ打ちにも興味が有るアル。下の写真をクリックすると、美味いソバが手に入るアルよ!

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珍さん、鉱石ラジオ作りに挑戦(その3)

2006年10月01日 00時00分00秒 | 鉱石ラジオ

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部品を外した基盤.jpg



 基盤からバリコンとイヤホン・ジャック、ダミーのボリューム・コントロール以外の部品を取り外す。部品を取り去った後の穴は、純銀入りの高級半田でお化粧してやったのこと。



 最初の半田は如何にも粗悪品の半田で色が悪かったアル。半田の盛り方も綺麗な円形になるように、”当社”の技術の粋を尽くしたアル。それでも、半田吸引器が見あたらず、使っていないアルから、元の粗悪半田が残ってしまい、色が濁っているアル。

 



取り外した部品.jpg



 取り外した部品。トランジスター3本と抵抗、セラミック・コンデンサーが少々。どうせ台湾か中国製の粗悪品アルから、直ちに廃棄処分とするアル。



 部品の足の曲がり方を見れば分かる通り、部品の取り付け方は実に雑で、何の愛情も感じられなかったアル。「こげなもん、どうせ日本人が使うっちゃろ。何となく部品がくっついてりゃ、いいっちゃんけんね。聞こえようが聞こえまいが、知ったこっちゃ無かバイ」と鼻糞をほじりながら半田付けをしていたのが目に浮かぶのこと。



 この後、基盤にゲルマニウム・ダイオードを1本とフェライト・バー・アンテナ1本を取り付け

て、イヤホンのコードを半田付けするだけアルが、これが意外と難航しているアル。



 一つは、フェライト・バー・アンテナのコイル導線が、被覆されており、直径が0.1ミリくらいと極端に細く、被覆を剥ぐのに難航しているアル。



 イヤホン・ジャックも不思議な部品で、マイナス側とイヤホン・ジャックの接点がどうなっているのか、いくら老眼鏡で見ても分からないアル。



 部品の極性、壊れていないかどうかを調べる為に買ったデジタル・テスターが、これまた中国製のひどい製品で、抵抗チェック・モードにして、プラス用とマイナス用のテスター針をショートさせても、抵抗表示がゼロにならないシロモノで、部品が正しく接続されたかどうかが、はっきりしないのこと。



 バリコンやコイルがショートしているか、それとも断線しているのか、ゲルマニウム・ダイオードが生きているかなどなど、はっきりしないので、あらゆる可能性を考えながら半田付けの試行錯誤を繰り返しているアル。「たかが鉱石ラジオ」、「されど鉱石ラジオ」で、この苦労がたまらなく楽しいアル。正に小学校時代に戻った気分アル。 


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珍さん、鉱石ラジオ作りに挑戦(その2)

2006年09月30日 00時01分00秒 | 鉱石ラジオ
鉱石ラジオ5台.jpg



 ア、ア、ア、アイヤー、珍さん、ついに鉱石ラジオ作り開始アル。取り敢えずは「1N60」というゲルマニウム・ダイオードを使うイージーな方法でやるアルが、勘が戻ったら色々なことに挑戦することになると思うアル。



 珍さん、小学生の頃は、「如何に小さなケースに納めるか」ばっかり考えていたアル。今回もそうなるかも知れないアルが、取り敢えず、ラジオ作りで一番手間の掛かるケースは、100円ショップで買った100円ラジオのケースを流用することにするアル。



 自分で作っても、これ以上の物は絶対に造れないアル。その内に、昔の並三ラジオのようなアルミ・シャーシーとアルミ・パネル、バーニヤ・ダイヤル付きでやるつもりアル。



 と、言うことで、100円だから5個も買ってしまったのこと。これだけ有れば、うっかり半田ゴテが触ってしまっても心配無いのこと。ケースだけでも100円の価値は有るアルよ。当分は楽しめるアルな。



 今後もこのラジオをフェライト・アンテナ、バリコンの部品取り用にどんどん購入するつもりアル。5個まとめて買った時、店のオバチャンが怪訝そうな顔をしたアルから、「宴会の景品用」と誤魔化しておいたアル。



300円ラジオ51.jpg 

















 100円ラジオのアップ。さすがにイヤホンと電池は別売りアル。デザインは今一、今二、今三、今百アルが、贅沢は言えないのこと。



























ゲルマニウム5本.jpg











 今回の主役「ゲルマニウム・ダイオード・1N60・御一行様」アル。一応5本用意したアル。1本50円とは言え、60歳になった珍さんにとって、今でも「宝物」アル。多分、生産中止しているアルから、その内に入手困難になると思うのこと。



























鉱石ラジオとイヤホン.jpg



 イヤホンは学研の「大人のオモチャ」、ア、ア、ア、アイヤー、「大人の科学」シリーズとして発売された真空管ラジオ・キットの付属品のクリスタル・レシーバーのこと。これも貴重品になりつつアルな。





ラジオ内部.jpg



 内部はトランジスター3石のストレート受信機アル。フェライト・バー・アンテナは細くて短いアルから感度は期待出来ないアルが、何しろ、ケース、バリコン、トランジスター、抵抗、コンデンサー、イヤホン・ジャック付きで100円アルから文句は無いのこと。日本で部品を揃えたら1,000円でも足りないアルな。





バリコンとコイル.jpg



 取り出したバリコンとコイル。バリコンのダイヤル指針だって自作しようとしたら、結構大変アルな。





バリコンとコイル2.jpg



 バリコンの裏側は結構汚いアルな。さすが中国産。





基盤の裏.jpg



 これから、このパターンを見て回路図を書き起こし、ゲルマニウム・ダイオード・ラジオ用に使えるパターンを探すのこと。これも面倒くさいが結構楽しい仕事アル。








300円ラジオ.jpg



 これは300円ラジオの内部アル。さすが「300円も!」すると、見た目にも部品はしっかりしているアル。バリコンの金色のネジが頼もしく見えるアル。このラジオのコイルは、学研の「大人のオモチャ」、ア、ア、ア、アイヤー、「大人の科学」シリーズとして発売された真空管ラジオ・キットの感度アップのテスト用に出張中アル。



 何故か、学研の「大人のオモチャ」、ア、ア、ア、アイヤー、「大人の科学」シリーズとして発売された真空管ラジオ・キットのアンテナ・コイルと直角に300円ラジオのフェライトを貼り付けると感度がアップするアル。



 これも行く行くは、ゲルマニウム・ダイオード・ラジオに変身する予定のこと。





LSI.jpg



 300円ラジオの内部に有るLSI。台湾製?












300円ラジオ14.jpg



 バッタ屋で780円で買った「防水ラジオ」アルが、始めてボリュームを回した途端に壊れたのこと。さすが中国製。これもケースとバリコン、コイル取りに使うつもりアル。





300円ラジオ2.jpg



中間周波トランスが見えるアルから、スーパー・ヘテロダイン方式と思われるアル。バリコンは300円ラジオより粗悪で、100円ラジオと同じメーカーに見えるアル。





300円ラジオ31.jpg



 内部の仕上げは実に雑で、さすが中国製アル。発光ダイオードをセロテープで、それも実に雑に止めてアルのこと。作った工員のやる気の無さがありありと見てとれるのこと。1回で壊れるのは当たり前アル。赤く汚いのは接着剤か何からしいが、これを使って接着した部分は見あたらないから、まったく無関係の接着剤らしいアル。



 珍さん、いつも思うアルが、中国産の商品は実にひどいアルな。日本でも50年前は「安かろう悪かろう」と言われていたアルが、中国産はそれを上回るひどさのこと。



 そんな国がロケットだのミサイルだの、パソコンを作ったとしても、所詮、内部はこんなものだろうと想像するアル。絶対に飛ぶ前に壊れるに決まっているアル。中国産の工業製品に1,000円以上は出さないことアル。





300円ラジオ1.jpg



 良く分からないのは、この銅線。アンテナは別にフェライト・アンテナが見えるアルから、アンテナではないようだ。










懐中時計.jpg



 最近、大々的に売り出し中の本のオマケ懐中時計。創刊号は780円、2号以降でも1,950円の本に、こんなのが付いてくるアル。実に下品な色アルが、これも値段を考えれば。しかし、文字盤はそこそこに綺麗アル。



 この時計も、間もなく、「科学少年の成れの果てジーサン」の餌食になり解体される運命アル。





フタを開けた懐中時計.jpg



 フタを開けたところアル。このフタもすぐに壊れるに決まっているアル。所詮は、「安物買いのゼニ失い」、「中国産買いのゼニ失い」アルよ。










置き時計.jpg



 これも解体を待つ100円置き時計アル。


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60歳になって鉱石ラジオ作りに再挑戦(その1)

2006年09月30日 00時00分00秒 | 鉱石ラジオ
ゲルマ.jpg



 これが何だか分かる人は絶対に珍さんと同じ、元・科学少年の成れの果て、今はただのオッサン、ジーサンに違いないアルな!

  

 これは半世紀前には科学少年の憧れだった、「ゲルマニウム・ダイオード」という半導体アルよ。名前は「1N60」アル。半導体というのは電線と違って、電流が一方向にしか流れない物質のこと。これを使えばラジオの電波の中から「高周波」を取り除き、音としての成分である低周波部分を取り出すことが出来る・・・などということを書いても、分からない人には何も分からないから省略するアルが、秋葉原のガード下に在る小さな部品屋で1本50円前後でいくらでも売っている物アル。



 今でこそ秋葉原は、訳の分からない馬鹿ニーチャン、馬鹿ネーチャンどもが、「萌えーーー!」だの、「お帰りなさいませ!」なんちゅう実にクダランことを言う町、安物カメラを探して目を血眼にしているインチキ毛唐どもがウロチョロする町に成り下がってしまったアルが、昔は科学に目覚めた少年達が、真空管ラジオ真空管ワイヤレスマイクなどの手作りの為に、一生懸命貯めた小遣いを握りしめて部品を買いに行く町だったアル。珍さんが警視総監なら、あんなヤツラは店員も客も、一網打尽にひっつかまえて、大阪の日本橋か、岩手県に島流しにするのこと。



 半世紀前に小学生だった珍さん、当時800円もした鉱石ラジオを宝物にしていたアル。その頃、東京ではかけソバが25円、ざるソバ30円、おかめソバになると50円、ラーメンが35円だったアル。



 今ではラーメンが700円とすると、この鉱石ラジオは16,000円に相当するアルな。珍さん、すぐにその鉱石ラジオを分解し、中の構造を調べ、如何にして性能を向上させるかに腐心したアル。



 鉱石ラジオの中には、バリコンとスパイダ・コイル、そして直径1センチ、長さ2センチくらいの筒状のエボナイトで出来た部品が入っていたアル。筒の両側には金属が付いていて、ネジ式になっていたアルから、珍さん、直ちにネジを回して取り除いたアル。



 中から出てきたのは、長さ1センチ位の金属製のバネと、何やら光った小さな石ころだけだったアル。珍さん、見たことも無い石ころに感激。これが「黄鉄鉱」という名前であることは後から分かったアル。



 当時の「初歩のラジオ」などを読んで、鉱石ラジオに使える石が他にも在るということを知り、珍さん、遠足などで山に登ると、景色や弁当なんぞには何の興味も示さず、色々な石ころを拾い集めていたアル。



 不思議なもので今思い返すと、遠足に行った場所で黄銅鉱や方鉛鉱を見つけたような気がするのこと。こういう石ころを持ち帰っては、さっきの筒の中に入れ、どの石が音が大きいかを聞き比べていたアル。



 鉱石ラジオには増幅部が無いアルから、「子供は早く寝ろ!」と五月蠅い親の目を盗んで、布団に潜り込んでから、電灯線アンテナ線を電球の二股ソケットに差し込んで、蚊が鳴くよりも小さく聞こえる放送に胸をときめかせたアル。



 「電灯線アンテナ線を電球の二股ソケット」と書いたアルが、今じゃ何のことか分からないに違いないアル。今のようにコンセントなんちゅう洒落た物が無い時代アル。どの家も四畳半一間で、家の中には60ワットの裸電球が一つだけブラ下がっているアル。



 それではアイロンなどが使えないアルから、天井からぶら下がっている電球のソケットに二股に分かれるソケットを入れ、その中にプラグを入れてアイロンなどのソケットを入れるアル。



 ソケットには穴が二つ有り、その片方に鉱石ラジオのアンテナ線を突っ込むのこと。一応、感電防止にコンデンサーを直列に入れてあるアル。しかしながら、所詮、小学生のやること。珍さん、しょっちゅう感電したり火傷したアルな。



 こういう苦労をして、やっと蚊の鳴く声が聞こえる程度あるから、いくら小学生と言え、「もっと音を大きくするにはどうしたら良いか」、「もっと簡単なアンテナで聞こえないものか」と部品の改良に走るのは当然だったアル。



 そんな時、「ゲルマニウム・ダイオード」という物が発売されたアル。小遣いを貯めてやっと手に入れたゲルマニウム・ダイオードを使ったラジオの音の大きさ!珍さん大感激したアル。



 確か当時のゲルマニウム・ダイオードは外側が塗装されていて、珍さん恐る恐る塗料を剥がして中身を見たアル。すると、上の写真で分かる通り、ガラスのケースに入っていて、中で鉱石と金属針が接触しているのが見てとれるのこと。そのデザインの良さ、スマートさに珍さん感激のこと。



 今までの黄鉄鉱や黄銅鉱より遙かに感度がいいゲルマニウムとは何か?これが珍さんの科学心に火をつけたアル。どうやら、これが「半導体」という物質であり、世の中には他にも色々な半導体が存在しているらしいが、当時の研究では、まだ全ての物質についての解明は出来ていなかったアル。



 それからは「半導体」を探して、さらに石探しに熱が入ったアル。そして、「半導体を1本ではなく、2本繋いだらどうなるのか?」という疑問が起きたアル。そのまま研究を続ければ良かったアルが、珍さんが中学2年生になった時、東京通信機工業という会社が、珍さんより先に、半導体を2つくっつけた部品、「ST300」を発売してしまたのこと。



 珍さん、「クッソー、先を越された!」と本気で悔しがったアル。その東京通信機工業が今の「ソニー」であり、「ST300」が世界最初のトランジスターで、作ったのは井深大というにっくきオッサン、初代のソニー社長だったのこと・・・と書けばもっともらしいアルが、所詮、中学生、そんな物を作る知識も金もなく、そこで珍さん、「将来は絶対にソニーに入って半導体の研究をする」と決心したアル。



 それから10年、大学受験となり、現役の時は某国立大学の理科一類のみを受験、見事に不合格、一浪して理科二類に落とし、某私立大学の理工学部電気科を保険にし、オヤジの命令で、同じ大学の政治経済学部を滑り止めにしたアル。



 ところがなんと、滑り止めの政治経済学部のみに合格、珍さんは「二浪させてくれ」とオヤジに頼んだアルが、オヤジから「あの大学は入学してから転部が出来る。政経学部に入っておいて理工学部に転部すれば良い」とウソをつかれ、泣く泣く政経に入ったアル。勿論、転部は出来なかったアル。所詮、珍さんは頭が悪かったアルな。



 ここからが珍さんの転落の死臭、ア、ア、ア、アイヤー、歯周、ア、ア、ア、アイヤー、刺繍、ア、ア、ア、アイヤー、詩集の始まりアル。政経なんぞ何の興味も無い珍さん、学校には殆ど行かず、一切勉強しなかったアル。



 それでも何とか卒業したアルが、優の数が全く足りず、銀行や商社は試験も受けられないアル。政経学部を出てソニーに入ったところで、販売や広告、経理だの総務には何の興味も無いアル。そこで受験したのが新聞社、それもカメラマンという、一番いい加減と思われる仕事を選んだアル。



 入社して2年目くらいに、銀座のソニー本社の前で井深社長の写真を撮らされた時は涙が出たのこと。「片や写真を撮られる人、片や写真を撮らされる人」・・・この落差は余りにも大きかったアル。



 それから37年、定年退社し暇になった珍さん、毎日、家で色々なホーム・ページを眺めている内に、「鉱石ラジオ」に関するホーム・ページの多さ、内容の濃さ、面白さにビックリ。



 ここで珍さんの脳みそが半世紀前に逆戻りしたアル。「もう一度、鉱石ラジオを作ろう!」



 しかし、現在では秋葉原はすっかり馬鹿の町、パソコン・ゲーム・オタクの町と化し、部品はLSIに変わり、バリコンとかコイルを探すのに一苦労する有様アル。有ったとしても、値段は異常に高いアル。そこで目を付けたのが、「100円ショップ」で売っている「100円ラジオ」のこと。



 100円と馬鹿にしていたアルが、中を開けてビックリ!プラスチック製とはいえ、バリコンが入っているし、フェライトに巻いたコイル、そしてトランジスターまで何本も入っているアル。



 「これを使わない手は無い」と珍さん、100円ラジオを改造して、鉱石ラジオにすることにしたアル。100円とは言え、トランジスターが入ってスーパー方式(と言っても、安物販売店のことではない。受信方式の名前アル)やストレート方式の高感度なラジオを、わざわざ部品を外して感度の低い鉱石ラジオにするアル。なんで?



 取り敢えずはゲルマニウム・ダイオードでスタートするアルが、おいおい、散歩に行って鉱石を拾ってくるのこと。



 次回からは、「珍さん、鉱石ラジオ作りに挑戦」のコーナーになるアル。やることが多いアルから、いつ完成するかは不明アルが、日記形式で書くアル。これだけ楽しめれば「100円」は実に安いのこと。