珍国際の書斎

ア、ア、ア、アイヤー、ここは珍さんの隠れ家アルよ。

塀の中の懲りない呑兵衛(その3)

2006年11月26日 14時45分16秒 | 酒場

(その3)





 珍さんの脇に埋まった不発弾が何時爆発するかとヒヤヒヤしていた珍さん、「酒が美味いから呑む」どころではなく、「恐怖心を無くす為」に焼酎をガブガブ呑んだアル。



          sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



 あっと言う間に、焼酎の4合ビンはカラになったアル。しかし、これでは止める訳に行かないアル。せっかく隣に不発弾が在るアルに、これが爆発する瞬間を見ないで帰る手は無いのこと。



 さらに、友人が「この店は、午後9時になると、客が呑んでいる脇で、椅子をテーブルの上に上げてしまう。客はテーブルの上に載せられた椅子と椅子の間で呑むんだ」と言ったのこと。プロの報道カメラマンとして、そのシーンを撮らないではいられないアル。



 とは言え、もう(その3)になるのに、ロクな写真が1枚も無いアル。要するに恐ろしくて、パパラッチ魂が萎縮しているアル。まるで冬のキャンタマ状態のこと。果たして、そんな恐ろしいシーンを撮影する根性が残っているかどうかのこと。



sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



 その時、2のオバハンが、酔っぱらって、自分が呑んでいた日本酒のコップを倒してしまったのこと。慌てて、1枚のティッシュでテーブルを拭いていたアルが、どう見ても1枚では吸い取り切れないアル。テーブルは光っているのこと!



 ア、ア、ア、アイヤー、このオバハン、時限爆弾のスイッチを押してしまったのこと!



 そこへ、実にタイミング良く、(悪く?)看守Aが現れ、2のオバハンが頼んだモンゲソをテーブルに置き、ア、ア、ア、アイヤー、ことも有ろうに、酒を少しだけ拭き残していた部分に伝票を置いたのこと。



 



 珍さんの目の前で七色の虹が炸裂したのこと。



バッカ!伝票が濡れるじゃないの!書き直しさせる気?手間を掛けるんじゃないよ!子供じゃないんだから!



 看守Aは、ここぞとばかり怒りまくったのこと。オバハン1番、2番は不発弾が破裂する前に即死状態のこと!



 一方、看守Aは、これで彼女らに対するストレスを発散しきったらしく、ニヤニヤしながら、



「酔っぱらうと誰でもやるんだよねー」



 と急に優しくなったアル。どうやら、これが新参者に対する儀式らしいのこと。オー!こわ、次は珍さんの番アルか?珍さんのキャンタマは真冬にシベリヤの原野で立ちションベン状態、極限状態アル。

          sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



 友人は、「まだモンゲソ来ていないよね。分かってるのかな?」



 ヤバイ!今度は珍さんの右側に地雷原が出現し始めたアル!珍さん



 「分かってる筈だよ。まだ頼んでから30分しか経ってないよ」



 と、なだめたアル。友人は、「そうだね」と納得したアル。



 しかし、次の瞬間、近寄ってきた看守Aに



 「モンゲソまだ?」



 友人は地雷の団体を踏んづけたアル!



 「まだ北朝鮮まで獲りに行った船が帰って来ないんだよ!」



 ア、ア、ア、アイヤー、さすが枯れ葉マーク.jpgこの道20年、そんなに怒られなかったのこと。



sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif 家で怒られ、呑み屋で怒られ、気が休まる場所が無いよな。

       珍国際の書斎はオジサンのオアシスだよ!




 ここで新たな問題発生のこと!看守Aが「厨房からの動線」上で大声を出して



 「ハイ!3つだけ!3つだけ!

 

 と叫んだアル。その途端、友人の血相が変わったのこと!。友人は



 「ハ~~~イ!」と大声を出しながら立ち上がり、右手を高々と差し挙げたアル。何が起こったのかと珍さんは目を白黒。状況を把握出来ないのこと。



 「ここではメシはこれしか無いんだ!あれを取り損ねると今夜は永久にメシにありつけない!



寿司.jpg 総勢40人は座っている看守Aの監視地域に対して、この寿司が3皿しか配給されないのこと。



 これではテポドンの国と一緒だ。まさに「テポ丼」アル!




 まるで戦後焼け跡闇市にタイム・スリップしたようアル。



sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



 問題が起きたのはこれからアル。40人に対して3皿だけアルから、みんな血相を変えて、



 「ハーイ」、ハーイ」、「ハーイ」とまるで幼稚園児の様に手を挙げているアル。看守Aはどうやら、枯れ葉マーク.jpg友人には渡すつもりらしく、かなり足早にこちらに歩いてきたアル。



 途中で2皿は欠食オヤジの手に渡ったアル。当然、看守Aは必死で手を挙げているオバハン1、2を無視して足早に友人の目の前に到着したアル。



 看守Aは残った一皿を枯れ葉マーク.jpg友人に向かって差し出しながら歩いてきたアルが、実は、友人の右側に、さっきから、もの凄い量の料理を喰っていたオバハンが座っていたアル。



 このオバハンも必死の形相で、「ハーイ、ハーイ、オネーサ~~~ン!」と大声を上げていたアルが、看守Aがそのオバハンと友人の前に着くかどうかの瞬間に、友人は見事、残りの1皿をグイッと奪い取ったアル。



 となりのオバハンは大声で、「エ~~~?」と叫んだのこと。オバハンと顔を見合わせた友人は仕方なく、「あげるよ」と言ったアル。オバハンは嬉しそうに、「じゃあ貰う」と連れの分を入れて2個の寿司を自分の皿に載せたアル。皿の右半分が空いているのは、そのオバハンが持ち去った後の空き地アル。



<marquee behavior="alternate" scrolldelay=500>飲み過ぎ.gif よいどれサラリーマン.gif</marquee>



 ここで驚いたのは、オバハンの食欲でもあるアルが、もっと驚いたのは友人の素早さのこと。彼は珍さんと違って、最近は死語になっているDINKS(ディンクス)アル。



 DINKSとは、「ouble ncome o id」、訳すと「夫婦共稼ぎで子供が居ない金持ち」のことアル。収入はタップリで稼いだ金を使い切れない人のことアル。



 ちなみに珍さんは自称、「SIMKS」(シムクス)つまり「ingle ncome 

any id」アル。訳すと、「トーチャン一人の稼ぎだけで、家族4人が喰っている貧乏人」アル。



 その、金に不自由していないから、勿論、食い物には全く不自由していないどころか、しょっちゅう海外旅行に行って美味い物は喰い飽きていると思われる友人が、目にも止まらぬ速さで、たった一皿の寿司皿を奪い取ったアル。



 珍さん、「ヒャー、終戦直後に彼と一緒に居たら、生存競争に負けていた。一生珍さんは何も喰えなかったろうな」と思ったアル。



枡酒.jpg



 すっかり恐ろしくなった珍さん、恐怖心を取り除くために、枡酒を頼んだアル。出てきた枡酒が上の写真アルが、良く見ると、日本酒はマスの9分目までしか入っていないアル。



 普通、このように、マスの下に皿を敷く場合、マスの上から一升瓶で酒を注いでくれ、客は、「オットット」と言いながら皿ごと持ち上げ、なるべく多く日本酒が皿に溢れるようにするのこと。如何にマスから多く溢れるまで注ぐかが、「店の良心度」を測る目安のこと。



 ところが、この店は溢れるどころか、酒がマスの中で平然とユラユラ動いているアル。良心のカケラも感じないアル。



 普通なら、マスの淵ギリギリまで日本酒が溢れ、手でもって呑もうとすると、こぼれるアルから、オジサン達は、「ウーム」と舌なめずりをしながら、まるで犬が水を飲むように、顔をマスに近づけて呑むアル。



 それが、サラリーマンのささやかな楽しみアルに、これでは、「俺は何の為にここに居るの?」と、皿が手持ちぶさたに見えるのこと。

 

<marquee behavior="alternate" scrolldelay=500>飲み過ぎ.gif よいどれサラリーマン.gif</marquee>



(その4)に続く








塀の中の懲りない呑兵衛(その1)

2006年11月26日 00時08分00秒 | 酒場

 あなたは刑務所よりひどい酒場で酔えるアルか?(その1)



メニュー.jpg



 昨夜、友人と呑みに行った酒場は凄かったアル。何が凄いって、全く客を客として扱わない店だったアル。魚屋が経営しているとのことで、魚類が安くて美味いと評判らしいアル。



 大阪人はすぐ、「ダンハン、安うて、美味い店が有りマンガナ」などと、常識で考えればあり得ないことを口走るアル。大阪で本当に安くて美味い店など一度もお目に掛かった事が無かったアル。



 安いけど不味い店は腐る程有ったアル。大阪人て舌が悪いんとチャウ?それとも、ロクなもんを喰っていないから、何を喰っても美味く思うんとチャウか?



 「美味ければ高くて当たり前」が自由主義経済の論理アル。「安くて美味い店」というのは、何処かに論理矛盾が有るアル。何か怪しいアル



 案の定、まず店に入る前から凄いのこと。オンボロ・ビルの1~3階を使っているアルが、珍さん達が目指したのは2階の店アル。



 中は満席で既に7人が並んでいたアル。サラリーマンの2人連れが2組、ネーチャン2人とオッサン1人の3人組、その後に我々だったのこと。



 その店に20年通っているという友人は、先に踊り場に居た7人の脇をすり抜けて、3階に向かう階段を1歩上がった所に立ったアル。普通は階下に向かって並ぶのが常識だと思うアル。



 すると、ネーチャンの1人が、「エ~ッ!」と大きな声を出したのこと。文章では表現しにくいアルが、ネーチャンは我々に割り込まれたと思って、抗議の叫び声を上げたアル。



 友人はすかさず、「この店は、後から来た人間は、3階の方に上がって並ぶことになっているんだ」と一言。すると、他のサラリーマン4人も、「「そうだ、そうだ」とうなずく。



 これで、先制パンチがしっかり効いたのこと。ネーチャンは悲しそうな顔で、「そうだったんですか」と、以後は静かになったアル。



 珍さんのような、戦後焼け跡・闇市育ちの人間にとって、こんな、安酒場に若いなーんも苦労したことが無いパッパラパーのネーチャンが並ぶのは違和感が有るアル。



 オジサン達のオアシスをクソガキ、特になんも苦労しないで、男性社会の美味しいとこ取りのネーチャン達に邪魔して欲しくない。男女平等クソ喰らえ」の心境アルな。



<marquee behavior=alternate>若葉マーク.jpg 初心者には難しい店だなぁ </marquee>



 珍さん達の後から来た常連人たちは、黙って我々の後ろ、つまり3階に近い階段に回り込んだアル。



<marquee behavior="alternate"> 枯れ葉マーク.jpg 常連は上に並ぶんだよ </marquee>



 ここで、友人が「、この店って、2人はすぐに入れるんだが、3人分の席が空くのは滅多に無いんだよね」と追い打ちをかける。1~4番のサラリーマン達も「そうだ、そうだ」と相鎚(あいづち)を打ってくれたアル。男同士、サラリーマン同士の連帯感が生まれた感激の歴史的一瞬アル。(大袈裟な・・・と言うなかれ)



 これで勝負は決まったのこと。3人連れは、「待っても無駄そうね」と帰ったアル。



 珍さんと友人は、「作戦成功!」と勝利宣言。これで、今までは8、9番目だった我々は、5、6番目に目出度く3階級特進したアル。



 もう、後はサラリーマンだけアル。お互いに「早く入れるといいね」とエールの交換。

オッサン.gif パンツが落ちるオッサン.gif オッサン.gif パンツが落ちるオッサン.gif オッサン.gif パンツが落ちるオッサン.gif オッサン.gif やっとオジサンだけになれたね





 1番、2番の客は時々、引き戸になっているガラス戸を開けては、「まだ空きそうもないな」などと待ち遠しそうのこと。



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 友人と、「こういう場合、中で呑んでいる人間は、外の人間に意地悪をしたいから、中々出ないんだよな。それでも何人かが出てしまえば、粘る意味が無くなるから、ドドトッと帰る気になるんだろう」などと話していたアルが、逆に珍さんが中に居たら、そんな心境になるに違いないのこと。



 そして、2人連れが一組出てきたアル。その1人は大声で、「二度とこんな店には来ねえ!」と叫んでいたアル。珍さん、何となく恐ろしくなってきたアル。



 それでも、1、2番のサラリーマンは、嬉しそうに「お先に!」と中に消えていったアル。我々は、「ごゆっくり」と喜んで送り出したアル。



 すぐに3、4番の客も中に消えたアル。「次は我々だ」と、イヤが上にも期待と不安で胸の鼓動が高まり、我が小さな心臓は心房細動を起こし始め、息は荒くなり、気絶寸前アルよ。「もう、中に入れなくてもいい。ここで死んでも本望」の心境にまで達したアル。



 ここで中から、「5番と6番のモノども、はいれ~~~ッ」と大きな声が聞こえたアル。



 ヒャ~~~ッ!ついに珍さん達の順番が来てしまたのこと!珍さんは胸の若葉マーク.jpg を確認してから、大きな声で、「6番、入らせて頂きま~~~す!アリガタヤ、アリガタヤ。これも偉大なる将軍様のお陰です」と言いながら、両手で合掌しつつ、入場したアル。



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(その2)に続く








塀の中の懲りない呑兵衛(その2)

2006年11月26日 00時07分00秒 | 酒場

(その2)



店内地図.jpg



 相棒は枯れ葉マーク.jpg だから、実に堂々たるもの。余裕綽々(しゃくしゃく)で、「あっそう、ここで良いの?」と亡き昭和天皇みたいな言い方で、座ったアル。



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 店内は刑務所の風呂場より酷いギュウ詰め状態で、一人分の幅は50センチも無いアル。まるで鶏卵を採る為のニワトリ小屋状態のこと。(座った位置は上の図を参照



 動物には、お互いに不快感を感じない距離が有るアル。ハトや雀が電線に留まっている様子を見れば分かるアルが、必ず等間隔に留まっているアル。



 あれ以上は、お互いに不快になり、さらに近づくと敵対行為とみなされ、戦いが始まるアル。この店はそれよりも酷い状態のこと。酔客同士の喧嘩が多そうのこと。



 向かいのオッサンとの距離は80センチも無いアル。お互いに目が合うと不愉快な距離アル。珍さんの左隣にはオバハン1,2が座り、オッサン3・・・と続くアル。

                       sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



 コの字型のカウンター形式の雑居房が2つ在り、それぞれ、看守Aと看守Bが別々に仕切っているアル。我々が入れて頂けたのは雑居房Aアル。



 看守Bは耳タブの上に穴を開け、何個も銀色のピアスを填め込んだ、一目で分かるヤンキー・ネーチャンのこと。仕事が終わったら間違いなく、「ゴッド・ファーザー」のテーマ・ソングを大音量で鳴らしているに違いないアル。



 我々の担当になった看守Aは掃除するバーサン.gif みたいなオバハンだったのこと。



 目つきが悪く、常に客を横目で睨み付けているアル。何が楽しくて仕事をしているか理解できないアル。こういう手合いは、一度、高野山にでも転勤させるべきアル。

         sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif

 座って10分間、我々はほったらかしアル。この道20年の枯れ葉マーク.jpg友人ですら、看守Aに声を掛けられないアル。



 迂闊(うかつ)に声を掛けようものなら、「シャ-シカおっさんやネー(うるさいね)!分かっちょるバイ!、アタシャ耳が一つしか付いチョランバイ。こっちが終わったら聞いちゃるケン、待っときんシャイ」と怒られるのが分かっているアル。



 やっと我々のそばに看守Aが来たアル。看守Aにジロッと睨まれた友人は、蛇に睨まれたカエルのように、身をすくめながら、



 「お仕事中まことにスミマセンが、お手空(す)きになったらで結構ですから、もしも、もしも、気が向いたら、焼酎をお願いします。オデーカン様



 と恐る恐る頼んだアル。



<marquee behavior="alternate" scrolldelay=800>sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif  ウ、ウ、ウ、動かすなよ、目が回るぅー</marquee>



 看守A:「焼酎はボトルしか無かけんね。それでも良かとね?」



 友 人:「そ、そ、そ、それで結構です。呑ませて頂ければ何でも結構です。贅沢は申しません。お仕事中スミマセン。オデーカン様」



 バテレン、ア、ア、ア、アイヤー、枯れ葉マーク.jpg ベテランの割にはオドオドしているアル。余程、何度も怖い目に遭っているらしいのこと。



 看守A:「ツマミはドゲンすっとや?焼酎だけじゃ、呑めなかろーもん



 友 人:「モ、モ、モ、モンゲソ(「」と「」が似ているから、決して間違えて読まないように注意。この場合は「」で、モンゴウ・イカの足)、ア、ア、ア、アオヤギと、ア、ア、ア、アワビと、チ、チ、チ、中トロと、ち、ち、ち、、珍さん、シ、シ、シ、シメサバはどうする?」



 珍さん:「俺、好きでもないが、嫌いでもない」



 友 人:「シ、シ、シ、シメサバはいらない。カ、カ、カ、カレイの唐揚げはどうする?」



<marquee>angelfish.gif 俺は唐揚げに向かないよー!</marquee>



 珍さん:「そんなに一度に言って大丈夫?怒られないの?」



 友 人:「カ、カ、カ、、カレイは要らない。イ、イ、イ、以上でガンス!オデーカン様」



 看守A:「モンゲソ、アワビ、中トロ~~~!



 珍さん:「ああ、怖かった。ち、ち、ち、注文するのも命がけだね」



 ち、ち、ち、珍さん、いつまでも心房細動が止まらなかったのこと。結局、珍さんが一番食べたかったアオヤギは看守Aによって上告棄却されたアル。



sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif俺たち、端っこで呑むのが似合うよね



 珍さん、シメサバもカレイの唐揚げも食べたかったアルが、一度に3品以上を頼むことに身の危険を感じたアルから、断ったのこと。ク、ク、ク、君子危うきに近寄らずアル。

 

 こういう場合に無神経な人間は危険な目に遭うのこと。珍さんの左隣に座っていた1番と2番の65歳以上のバーサン、



 「アタシ達、もう、そんなに生きないから、せいぜい生きている内に美味しい物を食べておきたいから」



 と来たらしいアルが、いかにも場に不釣り合いのこと。美味しい物を食べたければ、金を払ってまともな店に行けってんだ!



 こういう場所は、結婚以来35年間、苦労の連続で、ロクな小遣いも貰えず、さりとて、「酒は呑みたし、金は無し」の貧乏サラリーマンが、その日一日の憂さ晴らし、疲労回復、体力増強、家に帰ってからのカミサンとの義理○○など、夜に対する恐怖心の除去・・・などなどを目的に来るんだ。テメーらの来る場所じゃネー!



 この1、2番のオバハン二人連れ、座った途端に看守Aに怒鳴られたというアル。理由を聞いたら、隣の男性客(3)と話をしたからだとのこと。看守Aは相当なヤキモチ焼きで、獲物を見つけては怒鳴り散らしてストレス解消しているらしいアル。



                 sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



 このオバハン達、実に無神経、怖い物知らずアル。餌食になるのは当たり前アル。



オバハン:「座った途端に怒られちゃった」



珍さん :「看守Aが、こっち見てるよ。俺まで巻き添えにするなよ」



オバハン:「いい男は大丈夫よ」



珍さん :「いい男と話すから怒られるんだよ」



オバハン:「そうだね。アワビ持ってこよう」



 と、オバハン1は、食器棚に飾ってあるアワビの皿を勝手に持ってきたアル。この店は、最終的に客の前に残った皿で計算するシステムのこと。勝手に持ってきても申告すれば良いらしいアル。



 そこへ、看守Aが登場。



オバハン:「アワビ貰いました」



 ア、ア、ア、アイヤー、「空襲警報発令」アル。オバハンの声は看守Aに届かなかったのこと。



 珍さん、「ア、ア、ア、アイヤー、不発弾が一個埋め込まれた!」と思ったのこと。いつ、この不発弾が爆発するか、呑んでいても気が気では無かったアル。 sakenomi_oyaji_2.gif sakenomi_oyaji.gif



(その3)に続く








塀の中の懲りない呑兵衛(その4)

2006年11月26日 00時05分00秒 | 酒場

(その4)





 いよいよ、「塀の中の懲りない呑兵衛」も終盤に近づきつつアルのこと。何故かと言えば、珍さん、恐怖の余り、焼酎を3合近くと、マス酒二本を呑み、早くもヘベレケ状態アル。



 通常なら、この程度の酒量ではまったく酔わない珍さんアルが、何しろ、早く恐怖感を取り除き、この「恐怖(きょーを興味きょー」に変換する為に、物も喰わずにガンガン呑んだアルから、酔うのが早かったのこと。



           <marquee behavior="alternate" scrolldelay=500>飲み過ぎ.gif よいどれサラリーマン.gifウィー、呑んだ、呑んだ </marquee>



 「客が呑んでいる脇で、テーブルに椅子を上げる」という、刑務所でも考えられない光景を盗撮すべく、呑みながら待機していたアルが、珍さん、ついにギブ・アップのこと。



 頭の中には、「両脇に椅子が積み上げられたテーブルで、最後まで残って呑み続ける、うだつが上がらないサラリーマン」の写真のイメージは出来上がっているものの、これ以上呑むと帰れないのこと。



 やむなく、この日はここで帰ることにしたアル。



 「6,710円」との言葉に、1万円札を出した珍さん、3,290円の釣り銭を出すのは面倒だろうと気を遣って



 「10円まけない?」



 と恐る恐る言ったら



 「冗談じゃないよ。ウチは10円ショーバイなんだ。まけるわけないよ!



 と怒鳴られたアル。珍さん、油断して最後の最後に地雷を踏んでしまったのこと。勿論、「ありがとう」などという言葉は聞こえなかったアル。



 珍さん、何を食べたかまったく覚えていないアルし、酒の味も一切覚えていないのこと。覚えているのは看守Aの鋭い目と、看守Bのピアスだけアル。ハー、疲れた!



<marquee behavior="alternate" scrolldelay=500>金つかって疲れるなんて  飲み過ぎ.gif よいどれサラリーマン.gif バッカじゃねーの?</marquee>



 相棒は相棒で、会社を出る時に、



 「あ、いけねー、会社のロッカーに酒を忘れてきた」



 と言って、わざわざ会社に取りに戻った、四合で3,900円の高級日本酒を、その店に忘れて来たアル。



 翌日、その店に行くと、メニューに「本日無料・四季桜・花宝・特別吟醸・季節限定販売品」と書いてあったかどうかは知らないアル。



<marquee behavior="alternate" scrolldelay=500> 花宝が無料だって 飲み過ぎ.gif よいどれサラリーマン.gif よっしゃ、呑みに行こう</marquee>



 興味が有る人はに行ってみれば酔い、ア、ア、ア、アイヤー、良いアルが、プライドの高い人、気の強い人、気の弱い人、太った人、タバコを吸う人、金持ちにはお薦めしないアル。



 なお、このリンク先に掲載されている写真のテーブルは撮影用であることをしっかりと認識すべしのこと。



 殺人事件が起きても、珍国際は一切関知しないことを宣言しておくアル!








鍋奉行現る

2006年11月23日 16時26分50秒 | グルメ
鍋奉行.jpg



 我が家に妙なヤツが現れたのこと。こう見えても直径25センチくらい有る5人前の土鍋アル。インターネットで見つけ、後先を考えずに発注したアル。



    あんたも好きねえ.gif  あんたも好きねえ     バカ殿.gif  お主もヒマよのう



 珍さん、この手の商品に全く無抵抗のこと。今日家に届いて、嬉しさのあまり、カミサンに「見ろ、見ろ」と言ったら、我が家の日本銀行管理人様は、たった一言、「いくらしたの?」

 ア、ア、ア、アイヤー、珍さん言えなかったアル!  カトちゃん.gif





ラベル.jpg 



 名前は「鍋奉行」アル。



 「鍋奉行」という言葉は良く聞くアルし、珍さんも、「鍋奉行」の気(け)が有るアル。



 それを、デザインしてしまった、このデザイナーのセンスに感服アル。



 12月16日の里芋煮っ転がし大会がデビューとなる予定のこと。







<marquee behavior="alternate" scrolldelay=200>21ura20.gif 21ura21.gif 21ura18.gif 21ura19.gifオメー、鍋になっちまっただか!</marquee>



      いかりや長助.gif  全員集合できねーじゃないか! 高木ブー.gif



<marquee behavior="alternate" scrolldelay=1000 truespeed>ヒゲダンス.gif</marquee>



<marquee behavior="alternate" scrolldelay=1000>忠臣蔵.gif  トノ!場違いでゴザル。ここはバカ殿の部屋でゴザル。



12月14日(討ち入りの日)までお待ち下され




て、て、て、手を離さぬか!



その日に珍国際が、予(よ)のことを書いてくれるとは限らぬ。



珍国際は、日本史の成績が3だったというではないか!



今まで1回も歴史の話を書いておらぬぞ。



ヘタをすると、その頃はクリスマスの話題で持ちきりだぞ。



忘年会の連チャンで、二日酔いしているかも知れぬぞ。



連チャンという言葉は、この時代には有りませぬ。



お気を付け召され


</marquee>

             大石内蔵助.gif 





  もー、トノったら、せっかちなんだから~~~。

  だから切腹させられちゃうんだよね。

  部下は迷惑だよね~~~。




お主も悪よのう3.gif

                 





 

              珍国際とやら、



           ソコモトも馬鹿よのう



           フッフッフ・・・



    (時代劇の見過ぎとチャウか?)



          



                  survival3.gif なんでもいいから、早く煮ようよ






 あの(↑)鍋を買いたい人はここをクリックして下さい






今日も書くことが無い

2006年11月22日 08時10分27秒 | 珍国際のトラベル・ガイド
 昨日は、「書くことが無い」と悩んだ挙げ句、気がついたら「ベンビ気味」など、5本も書いていたアル。            o_puka.gif  余裕の5本であったなぁ



 但し、これは歯医者に行く為に会社を休んでいたから出来たことアル。



 酒を呑みながら書いていたくせに yoppa2.gif





 今日は会社に行くから全く書くことがなさそう。こんなことなら、5本の内、1本でも今日に回せば良かったのこと。失敗した。



   hon.gif  本に良いネタはないかな



 このままだと、昔、どこかの新聞記者がやったみたいに、行動を起こしたくなるアル。彼は



 「今日、何も書くことがない。これでは上司に怒られる。どうしよう。そうだ、自分で事件を起こせばいいんだ!



 と、名案(?)を思いつき、実際に事件を起こしたアル。



            もう、土砂降り状態アル ame4.gif



 うーん、プロのブロガー(誰が?)はつらい!



<marquee behavior="alternate">oteage.gif  もう、お手上げ!</marquee>

              

 nigeru.gif どこかに消えてしまいたい 



                     furiko.gif

                        いっそ、寝たふりしちゃおう o_zzz.gif




<marquee behavior="alternate">

o_pun.gif ネタに困ったからって、俺を使って遊ぶなよ! </marquee>







河原を散歩

2006年11月21日 22時13分18秒 | 珍国際のトラベル・ガイド
河原.jpg



 ブログのネタ探しに歯医者に行く前に、キャノンA540をポケットに入れて近所の河原に向かったアル。



 本当はカワセミのホバリングをバカチョン・カメラで撮影するのが目的だったアルが、この日はカワセミの姿は無かったアル。



 仕方なく、たまたま見掛けたシラサギを撮影したアルが、さすがにバカチョン・カメラの16倍デジタル・ズームで動く物を撮影するのは至難のワザだったのこと。



 結局、ろくな写真は撮れなかったアル。





サギ.jpg 







 カワセミの写真を俺で誤魔化すなよ。



 それじゃあサギだ!





























サギ2.jpg 歩くサギ.jpg



鯉のぼり.jpg



 河原には何故か季節外れの鯉のぼりの集団。まるで鯉のぼりのメザシ





池.jpg



 河原のそばにある公園の池。先日まで、「マムシ注意」の貼り紙が有ったアル。さすがにマムシも冬眠に入ったらしく、貼り紙は剥がされていたアル。



 その貼り紙の脇には、「子供専用の水遊び場」と立て看板。オッソロシー!





サザンカ3.jpg













 公園で咲いていたサザンカ









































サザンカ.jpg



 サザンカの中にアリの姿が見えたアリ、ア、ア、ア、アイヤー、アル





参道.jpg



 公園から続くケヤキ並木も、色付いてきたアル





ケヤキ.jpg













 ケヤキ並木の歩道。



 落ち葉の絨毯アル





































ケヤキ並木にホームレス.jpg



 「落ち葉の絨毯」を撮影していると、画面の右端に何やら邪魔な物が写るアル





ホームレスの家2.jpg



 近寄って見ると、どうやらホームレスのホームらしいのこと





ホームレスの花.jpg







 結構几帳面な性格らしく、座布団の後ろにはビンに挿した白いサザンカが













































ホームレスの物干し.jpg







 物干し竿兼用の棚らしい






我が家のバラ

2006年11月21日 20時58分36秒 | 農業
バラ.jpg 





 我が家の庭を久しぶりにじっくり眺めたら、綺麗なバラが咲いていたアル。



 いつも平日は会社に行き、帰りは夜遅くなるアル。



 そして土、日曜日は八ヶ岳の畑に行くアル。



 だから庭を見る機会は非常に少ないのこと。



 以前は庭の手入れは珍さんの担当だったアルが、畑を始めてからは、カミサンの担当に変更したのこと。



 どこの家庭の庭を見ても、オヤジが管理している庭とカミサンが管理している庭は全然違うアル。



 感性の違いアルな。だから今、珍さんは、あまりカミサンが管理している庭を見る気がしないのこと。





ドウダン.jpg

 我が家のドウダンの色づきが悪いのこと。近所の家は真っ赤に紅葉しているアルが、どうしたことアルか。



 毎年真っ赤に紅葉していたアルから、もう少し経てば綺麗になると期待。そろそろ、植木の手入れもしないと・・・





ニシキギ.jpg



 カミサンが友達から貰ったニシキギ。



 珍さんは抜いてしまいたいアルが、カミサンの抵抗によりやむなく放置。



 何だかだらしない木で好きになれないアル。










親知らずも定年退職

2006年11月21日 00時04分00秒 | 健康
レントゲン.jpg

 先日、×の歯を抜かれ、の歯から、左下の親知らずにまで、合計4本に渡るブリッジを架けることになったアル。



<marquee scrolldelay=100 truespeed>nurse_cyusha_2.gif お注射しま~~~す </marquee>

 ブリッジを架ける為に2本の歯の土台を削られて痛くて仕方がないのに、先生に「左上の親知らずも痛い」と告げたら、「じゃあ抜いちゃいましょうね」と言われ、あっさり親知らずも抜かれてしまったアル。

<marquee behavior="alternate">chirurgeon_doctor.gif 覚悟はいいかね? </marquee>



 一度に2本の歯を削られ、親知らず1本を抜かれ、合計3カ所がズキズキ痛いのに、会計をしたら、「まいど、オオキニ!来週はブリッジを入れます。45万円用意して下さい、イッヒッヒ」と言われたアル。



 ア、ア、ア、アイヤー、一番痛いのは珍さんのフトコロのこと!



親知らず.jpg



 抜かれた親知らず。こいつは珍さんの体の中で、珍さんが生まれてから今日までのと同じ日数だけ存在していたアル。



 そう思うと捨てるに忍びず、考えたら、こいつも60歳の定年アル。



 歯科医の先生に、「記念に貰いたい」と言ったら、下のケースを呉れたのこと。



虫歯ケース.jpg



 こんなケースが有ると言うことは、



 抜かれた歯を欲しがる患者が多い



 証拠アルな。






ループ・アンテナ到着!

2006年11月19日 16時14分05秒 | 鉱石ラジオ
外箱.jpg



 前から何度かヤフーのオークションで見掛け、気になっていた「JUNKSTOCKER」さんという人の手作りループ・アンテナを9,450円也でやっと落札し、商品の到着を首を長くして待っていたアル。



 それが、今届いたのこと。



 段ボールの大きさが、70×45×25センチと、想像していたより遙かに大きく、「どんな物が入っているんだろう」と少年時代に初めて鉱石ラジオ・キットを買った時のように、否が応でも期待に胸は膨らんだアル。







箱の中の全景2.jpg 空けて見ると、ア、ア、ア、アイヤー、中にループ・アンテナの「レトロボイス LOOP X-62」様が鎮座ましましていたのこと。



 中身は下の方にほんの少しだけアル。「上げ底」ではなく「上げ天井」状態。



 これなら高さ10センチの箱でも良さそうアルが、多分、箱の強度を考えて、このサイズにしているアルな。良く考えてあるのこと。



 なお、写真は撮影用にプチプチ(正式名称を知らない)など、クッションや段ボールを外してあるアル。実際はもっと、頑丈に梱包されていたアル。





アンテナ全景.jpg



 アンテナ本体が良く分かるように外に出して撮影したアル。



 実に綺麗で丁寧な作りに感激!直径0.5mm程の銅線を、寸分のたるみ、曲がりも無くループにしてあり、正に芸術品アル。木部の仕上げも綺麗。



 本当ならスタジオでもっと綺麗に撮りたいアルが、取り敢えずブログ用ということで、ご勘弁を。























ブースター.jpg



 パネル部分のアップ。黒い部分はプラスチック製らしいアル。いかにも昔の鉱石ラジオのイメージで好感が持てるのこと。



 「JUNKSTCKER」氏余程の鉱石ラジオ・マニアだったろうと推察するアル。





ダイヤル2.jpg



 選挙区、ア、ア、ア、アイヤー、ワシャ選挙は嫌いじゃ、議員はもっと嫌いじゃ、選曲、ア、ア、ア、アイヤー、ワシャ、カラオケは嫌いじゃ、千曲、ア、ア、ア、アイヤー、そんなに唄ったらノドがガラガラになってしまう、選局ダイアル。(最後の「アル」は珍さんの「~~~アル」の「アル」ではなく、「ダイアル」の「アル」アル。年の為アル)





ダイヤル.jpg



 周波数帯切り替えダイアル。



 今回から長波帯も受信可能になったアル。



 これで、我がICOMも再活躍の場が出来たアル。













アンテナ端子.jpg



 選局後の出力端子(低インピーダンス用)。ここに、最愛のゲルマニウム・ラジオを繋げば・・・





ネジ.jpg



 外部アンテナとアース接続用のネジ。かなりしっかりした部品を使っているアル。



 高インピーダンスの出力用も兼ねているらしいアル。



 酷使に耐えそうのこと。

















?.jpg



 コイルと、ワンタン、ア、ア、ア、アイヤー、これは喰えないアル、ワン・ターン・コイルの配線が見えるアル。





説明.jpg



 マニュアルも結構しっかりしたもので、本格的に読める内容になっているアル。



カラー.jpg



パネル説明.jpg



回路図.jpg



 さあ、このアンテナを使って鉱石ラジオを作りまくるぞ!



 なにしろ、100円ショップの鉱石ラジオが10台くらい、ゴロゴロ待機しているアルから。



内部.jpg



 回路図を見ると、すでに内部には250Pのバリコン、400Pと200Pのコンデンサーが内蔵されており、そのままアンテナ端子にゲルマニウム・ダイオードを直列に繋いだクリスタル・イヤホンの片方、アース側にクリスタル・イヤホンのもう片方を繋げば鉱石ラジオになるアル。



 心ときめかせながら繋いでみたアルが、ア、ア、ア、アイヤー、ナシのつぶてアル。うんともすんとも言わないアル。



 こんな単純な回路でミスのしようも無いアル。原因はゲルマニウム・ダイオードかクリスタル・イヤホンとしか考えられないアル。



 ここで、「科学少年の成れの果て・珍国際少年」の科学魂がスイッチ・オンしたアル。



 「念の為」と、作者のこだわりが伝わる金色のネジ4本を外し、内部の配線ミスをチェックしたアル。



 内部は実に綺麗で、某・インチキ大国の商品のような乱雑さは皆無で、実に綺麗に配線してあったアル。



 銅線の曲げ方など、「この人は本当にラジオ作りが好きだな」と思わせるのこと。これが某・インチキ大国の製品なら、内部はデタラメ放題アルな。



 これでは疑いの余地は無いアル。残るはゲルマニウム・ダイオードかクリスタル・イヤホンとなるのこと。



 クリスタル・イヤホンはショートさせるとカリカリと音が聞こえる・・・最後はゲルマニウム・ダイオードのこと!



 交換しようと思ったアルが、ア、ア、ア、アイヤー、3本も買ってあったアルに、珍さんの老眼がひどく、発見出来ないのこと。



 仕方が無い。明日、会社に行く途中で買うことにするアル。従って、本日はここで打ち止めアル。もう夕方の午後4時15分アル。あと15分で今日は日の入りになるアル。



 と言うことは、「そろそろアルコール消毒のお時間ですよ!」と優しい看護婦さんの声が聞こえる時間アル。








大野イモの収穫

2006年11月19日 13時54分17秒 | 農業
 珍さん、昨日は天気が良いし、今日は低気圧が近づき、一日中雨の予報だったので、畑で福井県特産の「大野イモ」の収穫に向かったのこと。



 「大野イモ」は、あまり里芋が好きでもない珍さんが、「これは絶品!」と絶賛するほど美味い里イモで、一度食べて病みつきになり、今年から大増産体制に入ったアル。



 それでは、「大野イモ」を目指して、八ヶ岳の畑までシュッパ~~~ツ!



イチョウ並木.jpg



 畑に向かう途中の国道ではイチョウが色付き、「イチョウ祭り」をやっていた為、大渋滞アル。イチョウという木は臭いし、渋滞を作るし、大して綺麗でもないので珍さん、あまり好きな木ではないアル。





池縦位置.jpg



 渋滞を抜け、国道の混雑を回避するために山越えの裏道を走っていたら、目の前にこの景色が広がっており、専業農家を目指しているのに、つい、カメラマンに戻ってしまう珍さんであったのこと。



 しかし、珍さん、風景写真は大の苦手で、この程度しか撮れないアル。笑って見るべし。





紅葉した山.jpg



 さっきの池のもう少し上から眺めた山の風景アル。本当はコンクリートの建物や電信柱が幾つか写っていたアルが、「珍国際写真修整社」の特殊技術により、全て抹消してアルのこと。素人衆は危険アルから、決して真似をしてはいけないのことね。





猿橋全景.jpg



 池から約1時間走ったところで、右手を見ると、数人のカメラを持った観光客の姿が見えたアル。



 「猿橋」という観光名所(?)で、「日本三大奇橋と言われる猿橋」と紅葉で有名アル。



 またもや、「カメラマンの悲しい佐賀、ア、ア、ア、アイヤー、悲しい嵯峨、嵯峨ミチコって俳優は未だ生きているアルか?、ア、ア、ア、アイヤー、カメラマンの悲しい性で、カメラを持って撮影に向かってしまたのこと。



 



最終モミジ横位置.jpg



 珍さん、生まれて初めて立ち寄ったアルが、「エ?何処にモミジが有るの?」状態で、真っ赤なモミジの木は、2本くらいしか無かったアル。



 これでは、いくら世界的カメラマンの珍国際としても撮りようが無いアル。ア、ア、ア、アイヤー、単に才能が無いだけアルか?





最終モミジ横位置4.jpg



 三脚を使わない主義の珍さん、デジタル16倍ズームで手持ち撮影したアルが、やや厳しかったアル。



 取り敢えず、200万人の珍国際ファンの為にブログ用に撮影したアル。





ハクサイとカブ.jpg



 家を出てから5時間後、ようやく畑に到着し、直ちにカブ、ハクサイ、カリフラワー、ミニ・ダイコン、ミズナ、トウガラシ、下ネタ・ネギ、ア、ア、ア、アイヤー、下仁田ネギなどを収穫し、本日のメーン・イベントである、大野イモの収穫に取りかかったのこと。





イモを洗う.jpg



 収穫の最中は手が泥だらけになり、カメラを取り出せなかったアルから、イモを洗う所から撮影開始したのこと。





洗った里芋.jpg



 洗い終わった50キロの大野イモ。さあ、早く帰ってイモの煮っ転がしを喰うぞのこと!



  関係者の皆様、本日、宅急便(年金暮らし故、着払いですが・・・情けない。トホホホ・・・)で発送します。乞う、ご期待!



 大野イモについて知りたい方は、どこでも良いですから、大野イモという文字をクリックして下さい。



 とある、私とは1銭の金銭関係も無く、残念ながら(?)何の肉体関係も無いネット・ショッピングのページですが、丁寧に説明してあります。押しつけ販売をされることは無いので、安心してご覧下さい。






鉱石ラジオは鳴っていた!

2006年11月19日 00時06分00秒 | 鉱石ラジオ
 ア、ア、ア、アイヤー、老人性早寝早起き症候群ボケ・シンドローム)に罹っており、その上、昨夜のアルコール消毒過多でノドが乾いたのと、膀胱が満タンで内容物の廃棄処理をしなければならないので、今朝は午前4時前に目が覚めたのこと。



 目が覚めると気になって仕方が無い「鉱石ラジオ」の事に意識が集中、「どうしようか」と散々考え、「そうだ、ゲルマニウム・ダイオードが不良なら学研の鉱石ラジオの鉱石で試せば良い!」と思いつき、鉱石ラジオを見たら、鉱石の部分は蛻(もぬけ)の空だったのこと。



 ア、ア、ア、アイヤー、多分、家族が、「何で家の中に石っころが転がってるんだ」と気を利かして処分されたんだろう。



 やむなく、再度、ゲルマニウム・ダイオードを入手したばかりのループ・アンテナに繋ぎ、900KHz以下の「MW1」バンドでダイヤルを回していたら、なんと、ニュース番組が聞こえたのこと。



 そして、最後に「NHKは皆様の受料、ア、ア、ア、アイヤー、それじゃあボケ・シンドロームの治療費アル、で成り立っております」との声が聞こえたアル。



 ア、ア、ア、アイヤー、珍さん、大感激のこと!「払います、払います!受信料喜んで払わせて頂きます!今まで拒否していてスンマヘン。但し、自動振り込みは拒否でっせ」の気分アル!



 続いて、「4時をお知らせします。ポッポッポッポーン!」の音が、なんと有り難く聞こえたのことか!まるでお寺の木魚の音に聞こえたアル。ナンマイダ、ナンマイダ、オシマイダ!



 しかし、午前4時前から、たかが鉱石ラジオ、されど鉱石ラジオの為に、家族を起こさないように、100円ショップで買ったLEDライトを点けて、褞袍(ドテラ)を羽織って寒さに震えながら、作業をしているハゲ・オヤジって、怖いアルな。



 珍さん、50年前にこんなガキを見たことが有るのこと。誰だっけ?ア、ア、ア、アイヤー、小学校時代の珍国際少年ではないかのこと!



 昔から、こういう事になると寝られない性分で、いつも家族が寝静まってから、電灯線アンテナで鉱石ラジオを聞いていたアル。ラジオの内容は分からないアルが、「自分が作ったラジオから音が聞こえる」のが嬉しくて堪(たま)らなかったのこと。



 我がゲルマニウム・ダイオード・ラジオは聞こえなかったのでは無かったアル。聞こえなかったのは、珍さんの耳だったのこと。



 考えてみれば、ア、ア、ア、アイヤー、考えなくても60歳アル。耳も老化していたアル。珍さんには深夜かすかに聞こえる音量アルが、若い人が聞けば、ガンガン聞こえている筈アル。ゲルマニウム・ダイオード様、アンタを疑ってゴメン。



 我が息子に視聴して貰いたいアルが、「何を馬鹿なことやってんだ」と言われるのが落ちアルから、諦めるのこと。



 まだ午前5時30分過ぎアル。ラジオを子守歌に、もう一眠りするアル。今度は、安心して熟睡出来るのこと。         



        オヤスミナサイ 2006年11月20日午前5時35分45秒38



鉱石とイヤホン.jpg



 アンテナとアース部分に直結したゲルマニウム・ダイオードとクリスタル・レシーバー





鉱石.jpg



 ゲルマニウム・ダイオード接続部分のアップ





三脚.jpg



 深夜、暗い中で上の写真を撮影するのに役立った某・インチキ商品販売専門国産の100円三脚





ライト.jpg



 これも、某・安かろう・悪かろう商品販売専門国産の100円LEDライト






ゴルフ馬鹿!

2006年11月17日 08時33分02秒 | 珍国際のトラベル・ガイド
ゴルフ.jpg



 珍さん、スポーツは見るのもやるのも大嫌いアル。何しろ子供の頃から運動神経が皆無で、「スポーツ万能」の正反対で、「スポーツ無能」だったのこと。



 スポーツと言えるのかどうかは知らないアルが、スポーツの中でもゴルフは大嫌いアル。ゴルフが嫌いと言うより、ゴルフをやる人間が大嫌いアル。駅のホームでカサを振り回しているオヤジを見ると、ホームから突き落としたくなるのこと。



 ゴルフは亡国のスポーツであり、日本の国土はゴルフ場だらけで禿げ山だらけになっているアル。



 珍さん、「ゴルフをやるほど、無趣味でも悪趣味でもない」といつも言っているのこと。



 昨夜、いつもの焼鳥屋に入ったら、目の前に座っていた4人が、最初から最後まで大声でゴルフの話をしていたアル。



 この馬鹿オヤジと馬鹿ババーは、ついに立ち上がってスイングの話をし始めたのこと。



 テーク・バックがスライスしてフックがウッドでグリップがインサイドだからボギーがアンダー・パーしてタイガー・ウッズがレディス・コンペして全米アマが全米プロでOBがロスト・ボールだからイーグルがアルバトロスでバーディーがサドンデスするとホール・イン・ワンだったからプレイ・オフはカートでキャディがティー・アップだったんでティ・ショットはフォロー・スルーがパー・プレイしそこなってバンカー・ショットがパッティングでスイングならインサイドするしアウトサイドがメジャーなんでアンダーがオーバーしてグリーンだったんでフェアウエイが・・・・・


 誰かぁ!機関銃貸してくれぇ~~~!





馬鹿オンナ.jpg



 馬鹿ババーめが!ここは呑む所だぞ!



 珍さん、昨夜は実に不味い酒で、悪酔いしたのこと。従って、今日は会社に行ってやらない!



 






邪魔なビル

2006年11月16日 09時48分17秒 | 珍国際のトラベル・ガイド
 先日、東京に出張した時に見かけたビル2棟。どちらも歴史的建造物らしく、現代の高層ビルとまったくミッス・マッチのこと。



ビル.jpg

 

 全国銀行協会のビル。古いビルの外壁だけを切り取って、高層ビルの下の部分に巻き付けたらしいアル。これでも保存って言えるの?





工業倶楽部.jpg



 日本工業倶楽部のビルを保存する為に、新築の高層ビルを上から被せるスタイル。どう見ても、お互いに邪魔臭いのこと。








大惨事

2006年11月15日 11時12分01秒 | 珍国際のトラベル・ガイド

中華日々新聞・ニュース速報



 14日午後10時40分頃、冒険、ア、ア、ア、アイヤー、某県、帽子、ア、ア、ア、アイヤー、防止、ア、ア、ア、アイヤー、某誌、ア、ア、ア、アイヤー、紡糸、ア、ア、ア、アイヤー、某紙、ア、ア、ア、アイヤー、某氏、ア、ア、ア、アイヤー、某市の防疫、ア、ア、ア、アイヤー、貿易、ア、ア、ア、アイヤー、某駅で・・・



 何が何だか分からなくなったので、正しく変換された文字だけを繋ぎますと、14日午後10時40分頃、某県、某市の某駅で、酒に酔ったあげく、駅のボームで某っと、ア、ア、ア、アイヤー、ボウっと立っているハゲ、出腹、老眼の三重苦・ヘレンケラー・オヤジが発見されました。




 現場を目撃した車掌の証言によりますと、男は回送電車の中で熟睡しており、車掌が「お客さん、終点です。起きて下さい」と注意しても、「あっ、そう!」と亡き昭和天皇のような返事をするばかりで、起きようとしませんでした。



 再度、車掌が起こすと、男は何が起きているのか分からない様子で、トボトボと電車を降りました。ホームに出たものの状況を把握出来ず、ひたすら電車を眺めておりました。


回送電車.jpg

 ヘレンケラー・オヤジが寝込んでいた回送電車と同型の車両。

 2006年11月14日22時40分撮影。

 写真提供は報道カメラマン・珍国際さん





 電車の銭湯には、ア、ア、ア、アイヤー、駅に風呂が在るのかよ!・・・戦闘、ア、ア、ア、アイヤー、駅で戦ってどないすんねん・・・先頭には虚(むな)しく、「回送」の文字が書いて有りましたが、ヘレンケラー・オヤジは意味が分からないらしく、その文字を見つめていたようです。



 ホームには全く人影が無く、ヘレンケラー・オヤジは千鳥足でアッチへウロウロ、コッチへウロウロ、何処に向かったら良いのか判断が出来ない様子でした。



 ヘレンケラー・オヤジは10分間ほど、駅でボンヤリしていた後、やおら、ポケットからカメラを取り出すと、千鳥足の状態で、カメラがふらつくのも構わず、回送電車の写真を撮った後、タクシーに乗って、何処かへ消え去ったとのことです。



 当局の調べによりますとヘレンケラー・オヤジは、午後7時くらいから、某県某市に在る安酒場で、サシミの盛り合わせ(1,800円)、肉豆腐(580円)などをツマミに、ホッピーを3合ほど呑んだもの。



 年金暮らしの身でありながら、酔っぱらった勢いで、「500円払って、特急に乗るんだぁ!」と慣れない特急に乗ってしまったらしい。



 そして、「帰りにもう一軒だけ」と、焼鳥屋に立ち寄るつもりで、降りる筈の駅を乗り過ごし、何処に居るのか分からなくなったものとみられる。

 万一ヘレンケラー・オヤジを見かけた方は、決して手で触れたり、声を掛けずに、至急、当ブログまでお知らせ下さい。




ホッピー.jpg







 これが問題のホッピー。呑み過ぎなければタダの焼酎。



 写真提供は報道カメラマン・珍国際さん

















二人前.jpg









 これが二人前(?)の焼酎。



 ヘレンケラー・オヤジは、「これでは一人前も無い!」と店長に文句を言いながら、4本も呑んでいたとの証言有り。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん














サシミ.jpg



 「二人前なのに、なぜエビが3匹も入っているんだ?」と疑問を投げかけながら、ヘレンケラー・オヤジが食べていたとみられるサシミと同型のサシミ。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん















湯豆腐.jpg



 「これで580円は安い」と言いながら、ヘレンケラー・オヤジが食べたと見られる湯豆腐の同型鍋



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん
















 ヘレンケラー・オヤジが呑んでいたとみられる店は、某・国電のガード下に在り、

ゴォ~~~ッ

と、轟音を立てて電車が頭上を通るとのこと。






全景.jpg

 内装は良くありがちな怪しげなもので、客は国際色豊か。写真に写っているのはホンコン人とみられる。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん




客と店長.jpg



 右側が店長。客として出入りしていたが、店の娘とゴロ寝、モトイ!、ネンゴロに(怪しい響きの言葉アルな)なり、結婚して店長におさまったとみられる。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん



(註:「モトイ!」は旧陸軍の兵隊用語で、「訂正」の意味)



ŹĹ.jpg



 店長をそばで見ると・・・見ない方がいい。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん







テミ.jpg



 ヘレンケラー・オヤジが、「大事な農業用具を電球のカサにするとは何事だ!」と憤慨したとされる
テミと呼ばれるカゴの一種。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん





暖簾.jpg



 厠(かわや)入り口の暖簾(のれん)。時代物風ではあるが・・・



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん











































尻擦り合うも多少の縁.jpg



 「ソデ擦り合うも多少の縁」という言葉が有るが、これでは「尻擦り合うも多少の縁」だ。



 写真提供は報道カメラマンの珍国際さん。
しつこいなぁ!1回書けば分かるよ!