昨日、電車の中で、この本にざっと目を通したアル。この作者、東京大学大学院の准教授で博士アル。「
脳」の研究の為にアメリカに行ったアルが、最初、自分の英語が全く通じなくて苦労したアル。
珍さんなら、そこで諦めてしまうアルが、
さーっすが東大卒アル。そこでネイティブどもの英語の発音がどうなっているかを研究して、
カタカナで喋れば英会話として通じる言い方を本にしたのこと。
この本を読んだら道理で珍さんの英語がアメリカで全く役に立たないことが、よーく分かったのこと。今まで珍さんが習った英語は英語とは無関係の
ジャングリッシュだったアル。
珍さんが中学生(と言っても
50年前)の頃、突如、学校に毛唐が来た事が有るアル。
校長は慌てて
英語の教師を呼んだアルが、英語の教師は「
ワ、ワ、ワ、わたしには無理!」と言って真っ青になって逃げてしまたのこと。
珍さん、その時から、このセンコーの授業を無視したのこと。なあ、
花井さんよぉ!月給も退職金も年金も返上しろよ。
そりゃそうだ、あんな英語の発音では通じる筈が無いアル。未だに、「英語の単語を5つ出して、その中の一部の発音が、別に揚げた1つの単語の中の一部と同じ発音になる物を選べ」なんぞという問題を出しているだろうが、そんなもん、この本を読んだら、何の意味もないテストだという事が分かるアル。
珍さん、発音できないのは勿論アルが、映画やテレビ、あるいは現物の毛唐と話して、全く聞き取れないアル。
そりゃそうだ!珍さんの頭の中には、間違った発音の英語がたたき込まれているアル。それと相手の英語を瞬時に照らし合わせて、相手が何と言っているのか判断して返事をするアルが、相手の発音する英単語は、まるでインプットされていないアル。照合のしようが無いから、聞き取れないアル。
ところが、この本を読んだら、「
なーんだ!そんなことだったのか!それなら、今後は毛唐の発音を聞き取れるし、話せるようになる!」と思ったアル。
この本から例を出すと
I should have bought a brand new computer
あなたは、これを何と発音するアルか?多分、珍さんと同じで
アイ シュッド ハブ ア ブランド ニュウ コンピューター
と発音するのこと。せいぜい気取っても
アイ シュッド ハバ ブランド ヌー カンピューラー
くらいが関の山アル。ところが、この先生の本では、この文章を
アイシュダヴ ボーラブレアンヌーコンピューロ
と発音すれば、正確に通じると書いてあるアル。「レア」でなく「レア」と書いてある部分は口の中で小さく曖昧に発音するということらしいアル。念のために書いておくアルが、上の文章はミスプリではないアル。
先生の英語を聞いて、上の英文が思い浮かぶ日本人は、ちゃんとした英会話教室に通ったか、帰国子女か、海外勤務が長い人くらいだろうのこと。
我々が習った英語とは全く別の言語アル。だから我々は聞き取れないし喋れないのこと。その原因は「
リエゾン」と言って、英語の場合、ある二つの音が続くと全く別の音に変化することなどに有ったアル。
あまり細かく紹介すると著作権侵害になってしまうアルから、この辺で止めておくアル。興味が有る人は上の本を買うヨロシ。
ネイティブの発音と、この先生流にカタカナで発音した英語を比較するCDまでオマケに付いているアルよ。この本を買って貰っても珍さんは1円も儲からないアルから、安心して買うヨロシね。
この本から少しだけ抜粋して単語や文章を書いておくのこと。何と発音しているか分かった人は回答を書き込むヨロシ
ウィアダラーラスノウ
ハヴュベナセアロウ?
イツユオズイズネッ?
アイムサポウズタゴスィアダクトゥオ
アカパカーフィー
ジョン万次郎は「
掘った芋いじるな」と英語を覚えたとか。これは何と発音しているアルか?