ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【ワカメと鞆の浦】難波先生より

2017-04-07 22:38:20 | 難波紘二先生
【ワカメと鞆の浦】
 先日来、地元紙「中国」や、「毎日」福山支局が、国史跡「鞆の浦」にある「鯛網」で有名な仙酔島の周辺で、「ワカメの養殖」が本格的に始まったと報じていた。先日、尾道市向島に住む元呉共済病院臨床病理科技師長の青木夫妻が、浜で採取したという生ワカメを土産に訪ねてくれた。サラダか何かにして食べたが、美味だった。お礼申し上げます。
 生ワカメが採れて食べられるということは、「海がきれい」ということだ。三原市のレジオネラ菌感染が集団発生した温泉とは大違いだ。

 湯崎広島県知事が、鞆の浦港の「バイパス架橋案」を撤回し、鞆の浦の街は残して裏山トンネルで車を通過させ、福山につなぐという新案を住民に説明し、実行に向けて動きだした。
 この案なら、鯛網、ワカメ養殖と合わせて、朝鮮通信使が「瀬戸内海第一の絶景」と称賛した鞆の浦は、厳島、原爆ドームに次いで、広島県の「第三の世界遺産」に指定される可能性が高くなった。もしそうなれば、湯崎知事が就任当時提唱していた、「瀬戸内世界遺産クルーズ」も実現する可能性が出てくる。

 ついでながら、朝鮮通信使が「安芸の蒲刈、ご馳走一番」と誉めたのが、下蒲刈島での接待だ。ここには福島正則が築いた階段状の石の船着き場(福島雁木=がんぎ)も残っている。立派な歴史博物館や美術館もある。観光を目玉に、町おこしをやったのが故竹内町長だ。彼は10年、20年先が見えて、ワンマン町長として他人がやらないことを実行した。

 観光はITに続いて、「成熟型ポスト工業化社会」において、成長が期待できる分野である。
 そういえば「東芝消滅」(毎日新聞出版)という衝撃的な本が出た。東電も東芝も「福島第一原発事故」が祟って、もうダメかも知れない。

 北朝鮮が見境なく核ミサイルを発射しているが、日米同盟があり、日本にはいざとなったら「1日で核ミサイルを組み立てられる」と昨年、米大統領特使が中国政府を牽制し、北朝鮮包囲網に加わるように習近平を説得したばかりだ。事実、日本にはすで原爆数千発分のプルトニウムが貯蔵されている。
 トランプと習近平のフロリダでの会談がどうなるかは、わからない。


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-04-10 23:27:10
最後の段落はメチャクチャだな。北朝鮮が発射しているのは単なるミサイルであって、「核」ミサイルじゃない。あと、核弾頭にするなら、爆縮が必要なプルトニウムではなくウランだろう。

>生ワカメが採れて食べられるということは、「海がきれい」ということだ。
ワカメって、水質浄化機能があることが知られていて、赤潮が発生するような場所で生育実験が行われたりしているんだ。だから、「採れる」ことは「海がきれい」を意味するわけではないよ。よく洗ってからご賞味下さい。
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