ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【お礼など】難波先生より

2014-05-16 18:40:01 | 難波紘二先生
【お礼など】
 医学部で同級生だった高松の内科医N先生から随筆集「日本社会の生活習慣病No.192013/12」(私家版)の恵送があった。お礼申し上げます。2013/12/12~2014/3/15に書かれた26本の随筆とNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の10回までの粗筋とコメントが載っている。相変わらずの健筆ぶりで安心した。歳をとると「こころの働き」は広く深くなると、ヘッセが書いていたが、テーマも広がり思考も深くなっているのが感じられた。
 「讃岐方言」が取り上げられているが、安芸方言、備後方言、関西弁ともかなり共通性があると思った。まったく分からないのは「けんびき」(「腱引き」由来か。肩凝りを意味し、転じて疲労あるいは歯、眼、頭の痛みを意味する)。「はしかい」(異常な感触)、「えらい」(ひどい、苦しい)、「ぬくい」(温かい)、「いぬる」(去る)などは広島備北でも使う。
 言葉の分布は人類の分布と同じで、発祥地では消えたが辺境の地では残っているという現象が起きる。方言には中世以前の言葉が残ったものがある。
 渡辺晋(筆名:天瀬裕康)先生から「広島ペンクラブ」を退会するというハガキを頂いた。1931年生まれだからご高齢のせいかもしれないが、理由は書いてない。岡山大卒の内科医で、私の初随筆集「よみがえるカルテ」(溪水社)の書評を「広島県医師会速報」に書いて下さった。ペンクラブは「書かない会員」が多くて編集委員は苦労しているそうだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5-16-2014:鹿鳴荘便り/難波... | トップ | 【訂正:高転び】難波先生より »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

難波紘二先生」カテゴリの最新記事