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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

2-16-2015鹿鳴荘便り/難波先生より

2015-02-16 12:24:04 | 難波紘二先生
 また急に寒波が襲ってきて、日本海側や北海道は大変だと思う。お見舞い申し上げます。


 私も急な寒波のために、危うい目に遭いました。
 2/14(土)の夜9時過ぎに、郵便局に翌日朝一番の便に間に合うように、郵便物を投函に出かけた。もう車が走り始めてフロントガラスが汚れているのに気づいた。
 ウォッシャー液を吹きかけて、ワイパーできれいにしようと思ったら、ワイパーが作動したとたんに、ガラスが磨りガラス状になり前方視界がゼロになった。
 幸い裏庭から横にまっすぐに延びる林間の未舗装道で、路面が凸凹で徐行していたからよかった。


 感覚では3秒もしないうちに、ウォッシャー液が凍結してしまった。外気温をモニターで確かめたらマイナス2度だった。裏庭に放置してある車のボディーもガラスもマイナス2度まで冷えていたのだから、吹き付けたウォッシャー液が瞬間的に凍結するのは不思議でない。


 国道に出る前に、少し時間待ちをして、ワイパーで濡れなかった部分、フロントガラスの下方にわずかに路面前方が覗ける部分が穴状にあるのを確認して、そこから前方路面を頭を下げて上目遣いで、時速30キロくらいで運転しながら郵便局まで行った。


 土曜日の夜遅で、もう車がほとんど走っていないのがよかった。それに路面が乾いていたのも幸いだった。
 途中、後に1台車がついたが、あまりのノロノロ運転に嫌気がさしたのか、追い越して行った。車が冷えすぎていて、ヒーターがすぐには効かないから、デフロストができない。准深夜で街灯はなく、曲がった道路の先が読めない。


 国道ルートは「頭に入っている」と思っていたが、あれは普通の視点での話で、夜間で周囲が見えず、前方も10メートル先がよく見えない状態で、頭を下げて数メートル先を覗く姿勢での運転では、どこを走っているのか正確にわからず、往生した。


 いま思うと、こういう時こそカーナビを倍率50メートルで使うべきだったと思うが、とっさの時にそういう知恵がえてして出ないものだ。幸い国道から郵便局への分岐路に達するころは、霜が下から溶けてきて視界が広がった。


 あれでスピードを40キロに上げていたら、たぶんカーブでフェンスに衝突するか、対向車線にはみ出るかして、事故を起こしていた確率は高いと思う。この歳になると、滅多なことではうろたえないが、胆を冷やした経験でした。
 「他山の石」として、皆さまもご注意ください。


 今回の「鹿鳴荘便り」は、
 1.書評など=No.256:佐藤忠男「独学でよかった:読書と私の人生」
 2.【書き込みを読んで2/12】=例のイワシ缶詰寄生虫について、
 3.【旅に死す】=独立ジャーナリストの死をめぐって、
 4.【デジカメと実効倍率】=デジカメの接写倍率、ルーペの実効倍率について
 5.【訃報】=日沼頼夫さんの逝去
 6.【読書日記から13】=池内恵(さとし)『イスラーム国の衝撃』など7冊
 という6つの話題を取りあげました。


 ところでふと「鹿鳴荘」でGoogle検索したら、約10万件のヒットがあり、10位までのうち「武田ブログ」が8位のほかは、旅館、温泉宿、割烹旅館などが占めていました。
 初め、このメルマガを転載したものしかヒットしなかったのですが、「鹿鳴荘」が「おもてなしの館」という意味だということが拡散して、こういう現象が起きたものでしょうか…。商標登録などしていないので、別にオブジェクションはありません。
 ただ元祖「鹿鳴荘」は本当に鹿の鳴き声が聞こえるのです。
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Unknown (Unknown)
2015-02-18 04:29:13
気温が零下になる可能性がある時期は、寒冷地仕様のウォッシャー液に交換する事をおすすめします。
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