日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2017 - 渡辺宗太商店

2017-04-24 10:54:40 | 酒屋
自転車を返して出発しますが、市街を出る前に渡辺宗太商店で酒を買います。やや地味になった品揃えは植木屋商店と同様です。そのような中、常温で陳列された通称「茶の天明」が目に留まりました。前回買い求めた「緑の天明」に、火を入れたのがこちらです。「緑の天明」が近年味わいを変えた事実を踏まえ、こちらはどうかという興味もあっての選択です。

渡辺宗太商店
会津若松市白虎町1番地
0242-22-1076
900AM-1900PM
火曜定休(祝日の場合翌日休業)
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東北縦断花見の旅 2017 - 植木屋商店

2017-04-24 10:14:06 | 酒屋
宿へ戻る途中に植木屋商店で酒を買います。新酒の季節が過ぎ去り、さりとてこの時期らしい酒というのもありそうでなかなかなく、端境期に入った感がある中、喜多の華なる見慣れない喜多方の地酒を選びました。

植木屋商店
会津若松市馬場町1番35号
0242-22-0215
930AM-1930PM
日曜定休
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東北縦断花見の旅 2017 - 時間稼ぎ

2017-04-24 09:31:38 | 東北
散々迷った末に一応の結論が出かけたところではありますが、最終的な決断までの時間稼ぎも兼ねて鶴ヶ城にやってきました。冷たい風が吹き、大きな雲が浮かんでいた昨日に対して、今日の空には一点の曇りもなく、風も全くありません。訪れる人もまばらな平日の朝、木立から聞こえてくる小鳥のさえずりが印象的です。
前日訪ねた場所を再訪するというと、軽く一周するつもりがほぼ同様に回ってしまい、かなりの時間を消費するという現象がしばしば起こります。歯止めをかける目的もあり、今日は宿に車を置いたまま自転車を借りました。昨日回れなかった場所と逆光になってしまった場所を中心に歩き、あとは宿へ戻る方向に進めばよいという状況です。
しかし、短時間とはいえ再訪してよかったと思える場面がありました。二の丸の高い土塁へ何気なしに登ってみると、一点の曇りもない磐梯山が斜光線に浮かび上がっており、しかも東側の濠の中でもとりわけ立派な桜が手前に重なっていたのです。昨日ここを訪ねたときは、逆光気味だった上に駐車場の時間が気になり、登ってみる余裕が全くありませんでした。今朝再訪したからこその収穫です。
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東北縦断花見の旅 2017 - 連泊

2017-04-24 07:41:41 | 東北
昨晩は中町フジグランドホテルに連泊しました。宿泊事情に余裕のある日曜ということもあり、当日になってから押さえました。その際一つだけ迷ったのが、エコノミーとデラックスのどちらにするかということです。
エコノミーが4500円、デラックスが5500円というのが通常の価格設定で、混むと見るや法外な値をつけるようなことはありません。ただし、二週間前までに押さえればデラックスに早期割引があり、価格差は300円程度にまで縮まります。よって、早くから押さえるならば迷うことなくデラックスであり、実際前夜はそうしました。これに対し、直前には上記の通り千円の差がつきます。元々の料金を考えると、千円といっても二割の違いです。呑み屋でもう一品、二品選べる値段ということを考えても、エコノミーで十分ではないかという考えはどうしても出てきます。
そのように考えるのは、デラックスといいながら高級感が一切なく、有り体に言えばエコノミーと同様にくたびれているからです。ただし広さに歴然とした違いがあるのは事実で、ソファとテーブルまで置かれた客室は、自分が泊まる価格帯の宿にはなかなかありません。今回は前夜がデラックスだったことも踏まえ、広い方から狭い方へ移るのもどうかと考え、デラックスを選ぶという結果でした。細部の寸法を1センチ単位で切り詰め、合理性、経済性を徹底追求する現代のビジネスホテルにはない、古きよき時代のおおさらかさを味わうという点では、千円の出費に見合った価値はあったというのが実感です。
眺望に関しては多くを期待できない中町のフジグランドホテルですが、ここからも飯豊山が見えるのを今回初めて知りました。それだけ天気がいいということです。この後の活動も楽しみにしています。
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東北縦断花見の旅 2017 - 三日目

2017-04-24 06:33:26 | 東北
おはようございます。出発前は信州か東北かで大いに迷いましたが、今度は最終日の使い道に悩んでいます。古木巡りに注ぎ込むか、米沢へ駒を進めるかという問題です。
今の時点で決断していることから申しますと、やはり最後は鶴ヶ城の夜桜で締めくくり、一旦自走で帰ろうかと考えています。この場合、古木巡りをしてから戻ってきても、米沢から戻ってきても移動距離に大差はなくなるため、その点だけをとらえれば古木巡りを選ぶ積極的な理由はなくなります。一方、大型連休の活動まで見据えると、今日中に山形を回っておくことの効果が大きくなってきました。
というのも、連休初日が曇の予報になっていて、その日はひたすら移動に充てた方がよさそうなのです。よって、今日中に置賜の名所を巡っておけば、当日は仙台、盛岡へと一気に北上することができます。そうすると日曜の晩には弘前に着き、翌日は弘前に終日滞在できるという寸法です。
一方、本日を古木巡りに費やすと、連休初日は今一つの条件下での花見になると予想されます。翌日から晴れると予想されてはいるものの、その日を置賜に注ぎ込んでしまうと、当日も盛岡止まりがせいぜいで、これにより弘前に着くのが実質一日遅れてきます。現地の散り始めは今のところ28日、つまり次回の出発の前日と予想されており、そこから先は日毎に眺めが変わってくることを考えると、着くのが一日遅れることによる影響は計り知れません。
このように、今日しかできないことは何かと考えれば、古木巡りに軍配が上がる一方、大型連休の日程まで先読みすると、置賜へ行っておいた方がよく、しかも移動距離には大差がありません。それだけに、どちらをとるかが非常に悩ましく、昨晩も結論が出ないまま眠りに落ちてしまいました。ただし、悩めば悩むほどよい結果が出るというものでもなく、むしろ貴重な時間が過ぎていくことの損失が大きくなります。朝風呂と朝食の合間にもう一度考えますが、ほどほどのところで決めなければと考えている次第です。
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