先日生地に立ち寄ったとき、古風なラベルをまとった一合の小瓶を買いました。後々調べたところ、食品商社が料飲店向けに造らせたもので、本来小売りはしていないようです。蔵元を訪ねたからこそ手に入った貴重な品ということになります。
淡麗でやや枯れ気味の味わいは、まさしくこの蔵の十八番。吟醸酒とはいいながら、吟醸香よりいわゆる「アル添」特有の風味が巧みに活かされているところは、新潟清酒に通ずるものを感じます。
★幻の瀧 吟醸レトロラベル
皇国晴酒造(富山県黒部市)
精米歩合 60%
アルコール分 15度
蔵元にて購入