マーフィーの法則(3)

「前の軽自動車が遅いと思ったときは、大抵、55km/hである」

平日の穴埋めとして考え出したこの企画、覚えている方が果たして何人いらっしゃるでしょうか。二ヶ月ぶりの法則がこちらです。
地方の道を快適に走っていると、前に遅い軽自動車が現れてへこんでしまうことがあります。その時の速度計は55km/hを指していることが非常に多いのです。おそらく、軽自動車で田舎道を走るには、これが一番快適な速度なのでしょう。
私はマイカーを持つまではレンタカーを乗り継いでいたので、車格と道路条件に応じた「快適速度」というのが何となく分かります。例えばコンパクトカーであれば、「一般道60km/h、高速道100km/h」という教科書通りの速度が一番快適で、それ以上出そうとすると「ちょっと頑張っている」といった感じの走りになり、燃費も落ちてしまいます。
今乗っている車であれば、都内の道では少々持て余し、高速道を織り交ぜた長距離ドライブでようやく快適に走れるという見当になります。私の車でさえそうなのですから、車両代だけで一本を超すような超高級車であれば、伊勢湾岸道以外の大抵の道では持て余すのでしょう。もちろん乗ったことはありませんが(苦笑)

何km/h出すかって？オービスを動作させるほどの速度ではないとだけ言っておきましょう。