駄日記

ゲーヲタの駄日記。好きなネタについてダラダラ書いてるチラシの裏。

2006年総括として

2006年12月31日 | 日記
毎年恒例、今年の私的ベストゲーム。

毎年一年の締めくくりとして勝手にやってるこの企画。2006年内(2006年1月1日~2006年12月31日)に発売された家庭用ゲームの中から私的なベスト5を選んで感想を書くという一年間の締めくくり企画でございます。ちなみに去年の私的ベストゲームはこんな感じでした。去年よりは豊作だった…かな?

てなわけでサクサクと発表。

1位 GC  ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
2位 360 デッドライジング
3位 NDS ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
4位 PS2 ギルティギアイグゼクス スラッシュ
5位 PS2 モンスターハンター2(ドス)

次点 GC  バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子
    PS2 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合 vs. Z.A.F.T. Plus

1位。今年一番面白かったのは『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』です。「時のオカリナ」と比べると、アイテムが多く手に入るワリに使い道が少ない、ルピーが手に入りすぎ、余りすぎ、サブイベントが少ない…だとかの不満もあり、ダンジョン以外の全体的なボリュームや、全体的なまとまりのなさ…みたいなのは気になりましたが、謎解き、ゲームとしての完成度は本当に秀逸。ストーリーは前述の寄り道の少なさだとか、説明不足感から一本道に感じましたが、一通りクリアするまでの楽しさは歴代のゼルダの中でもトップクラスだとは思いました。Wii版でもGC版でもどっちでもいいのでとにかくやってみて下さい。久しぶりに面白いゲームをやったと思えたゲームでした。ゼルダ経験者は3Dゼルダに慣れてしまっていると意外と簡単に感じるかもしれませんし、俺のように細かいところで不満が出るかもしれませんが、シリーズ初体験なら間違いなくハマれるんじゃないか…と。ゼルダ独特の発想の転換的なテイストを面倒と受け取られたら、ハイそこまでなんだけどね…。あとは2周目に裏ゼルダとかあればコアなゼルダファンも満足出来るんだろーけどなぁ。

2位。『デッドライジング』。今年はXbox360を買ったのですが、その中でも一番面白かったのがコレ。アメリカのショッピングモールを舞台に72時間生き延びろ。メシ食い放題、衣服パクり放題、様々な武器を使ってゾンビ殺し放題。設定だけでもう楽しげな雰囲気がプンプンと…。武器も面白いモノが揃っていて、クマのぬいぐるみでゾンビを撲殺したり、ボーリング球でゾンビをまとめてストライクしたり、車でひき殺したり…。とにかく自由度が高くて楽しかったです。ストーリー面も面白く、ボスキャラが全員キ○ガイなのもポイント高し。ロードやNPCのAI、システムの不便さ、ローカライズの不十分さなどは気になりましたが、この馬鹿なノリ、ゲーム性は凄くハマりました。単純にゾンビをあれだけ表示することが出来るのはやはり次世代機の力だと思いますし。Xbox→Xbox360になってゲームの遊び方が変わったとは言いませんし、次世代機になって面白くなったゲームが増えたともまだいいませんが、本作は次世代機でしか出来ないゲームだと思います。リアルメガバスターも取ったし、そのうち∞モードに挑戦したいと思います。

3位。『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』。よくもわるくもポケモンです。システムは既に金・銀あたりで完成してますが、今作では「わざ」の物理化、特殊化、新とくせい、新アイテムなど、バランスはともかく更にバトルが奥深く、楽しくなったと思います。そしてWi-Fiコネクションを利用することで、大きなお友達でも対戦相手や交換相手が見つかるようになったのがとにかく大きい。ポケモンの魅力をより多くの人が素直に楽しめるようになったというのが今回の最大の追加要素だと俺は思ってます。ただし、今回はユーザーインタフェイスがかなり悪いため、そこらはかなりの減点要素。戦闘のテンポは悪いわ、野生のポケモンは出現率高すぎだわ、折角のDSでの発売なのにタッチパネルでボックス操作出来ないわ、ボタン増えた意味があまり無いわ、GTSは使いづらいわ…。「エメラルド」みたいな改良バージョンの発売を切に願ってます。

4位。『ギルティギアイグゼクス スラッシュ』。毎日毎日飽きもせず対戦に明け暮れた本作。ロードは相変わらず皆無だし、#RELOADのキャラが使えるっていうのは家庭用だと割り切れば中々楽しかったかな…と。移植度の早さも去年9月の稼動から約半年程度とそれなりに早く、相変わらずアークは移植に関しちゃ良い仕事してくれるので今回もストレス無く遊ぶことが出来ました。今回も調整版な上に、ゲーム自体の出来がやれることが減っただとか、テクキャラが弱くなっただとか、そこら辺のバランスがあんまり好みじゃないので最高だとはいいませんがね…。カイ最強よりはエディ最強の方がいいよ…。こじんまりしてしまったスラッシュもあんまり好きじゃないですが、現在稼動中の「アクセントコア」は全体的に壊れていて、対戦バランスや、各キャラのやれることなどのバランスが高次元でまとまっていた#RELOADを越えられているかというとやっぱ微妙。ぶっぱによる事故死が増えて、読み合い放棄技も増えて、芸術的なセットプレイが少なくなった気がするっつーか…。青リロ以降、イジればイジるほど改悪されてってるような気がします。それと、いい加減調整版商法はやめて欲しい。

5位。『モンスターハンター2』。なんだかんだと半年間、今年一番遊ばせてもらったのはこの作品。基本システムはやっぱり面白いんですよ。オフラインモードをはじめ、新カテゴリ武器の追加や、防具の強化など、前作からちゃんと進化した部分ってのもありましたし、追加された武器などの調整さえ上手くいってればもっと面白くなってたと思いますし…。このゲームで問題なのはゲームバランスの他に、雑魚配置のクソさや、季節や古龍襲撃、防具強化のための塵粉集めなどの数多くの作業・延命要素。とにかく楽しさと同時にストレスが溜まる仕様でした。PSUに比べりゃまだしっかり遊ばせてもらえたので最終的な評価を上げてはいますが、胸張ってオススメはしません。MHPの方がお手軽で面白い。

次点…というか、その他のオススメタイトルは「バテン・カイトスII」と「連ザII」。

『バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子』は前作でも楽しかった戦闘が、今作では更に面白いモノに仕上がっており非常に楽しく遊べました。今年のRPGの中ではかなりの良作の部類に入るのですが、デバックしたのか?というくらいバグが多く、数十時間遊んだセーブデータがパーになるなんてこともあるみたいなので、そこら辺だけ注意が必要です。ゲーム自体は前作にハマった人は是非遊んで欲しいくらい面白いです。相変わらずバテンにおける桜庭氏のBGMは神がかってますし。今なら修正版と交換してもらえるので安く買って修正版と変えてもらうのもいいかもしれません。

もう一つのオススメ。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合 vs. Z.A.F.T. Plus』。今年のビデオゲーム市場を見事に活性化させてくれてたタイトルの一つはコレであると思います。原作をまともに見ていない俺でも十分に遊べ、多種多様な機体を動かしているだけでも面白く、ステキャンやふわステ、グリーンホーミング等の各種テクニックを使い始めると、対戦ACTゲームとしての奥深さの面でもかなりの奥深さを味わえます。何より、やはり協力プレイの楽しさは病みつきになります。基本的にはアーケードが素晴らしかったので、その移植版であるPlusもオススメと言ってるような感じですが、今作は家庭用のモードも増え、前作の手抜き移植と違って、家庭用から始める人でもより多くの人にオススメ出来るタイトルになったと思います。周りに遊び相手の居る方は是非。

この他は『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』『KOFマキシマムインパクト2』が良かったかしら。「ストZERO FG」はソフト5タイトル収録と、豪華さが凄かったし、「MI2」は家庭用オリジナルのKOFとしてはかなりの出来だったかと。SNK格ゲーのファンなら確実に楽しめます。対戦バランスについては語れるほど対戦をやり込んでないので言及しませんが、今度アーケード版も出るわけですしそちらは触ってみようかなと思う次第。

なお、今年の一番の私的地雷ゲーは『ファンタシースターユニバース』で決定です。

PSOのお手軽さ、良いところを潰しまくり、相手の居場所への移動が面倒くさいだの、パレットが使いづらいだの、メセタが溜まらないだの、合成・強化が面倒でマゾすぎるだの、連打ゲーだの、PSOと比べた場合のシステムの不便さや、ゲーム自体の方向性はどうも間違った方向にいってしまったような気がしてなりません。オンラインではショップ開くぐらいまでは遊びましたが、PSOと違って潜っていても楽しくない作業ゲーっぷりや、PSOの良いところだった他人を気遣う余裕がゴッソリなくなったのが特にイヤでした。ショップで自分の利益のためにモノを売るだとか、戦闘は6人制になったためさっさと手付けしなきゃいけないだとか、パレットが使いづらいため回復テクを皆に使ってる余裕がないだとか…。俺はPSOの暖かさが好きだったんですね。検索ジャンプが出来なくなったり、カウンターを挟んだりしたせいで、移動が不便で皆でのんべんだらりとチャットしたりとか…も大分しづらくなったし…。

挙げ句、発売直後のサーバートラブル、キャラリセット、マイルームに入れないなどのトラブル、リトライオンライン。これだけの不具合が積み重なればデバックせずに売ったと言われたって仕方もないでしょう。ログインするだけで数時間かかるとか馬鹿すぎてお話になりませんよ。オフラインもぶっちゃけたところストーリーが稚拙で面白くないので、エクストラモードで遊べるようになるまではとにかく苦痛でした。間違いなく今年一番の地雷。PSU単体でみりゃ凡作なのかもしれませんが、PSOの続編という観点からみた場合とにかくがっくりします。PSO未体験者の方なら、運営が安定してきた今ならそれなりに遊べるのかもしれませんね。

もう一つの地雷がXbox360の『カルドセプトサーガ』。ダイス目が偶数・奇数と交互に出続けてしまうような粗悪なプログラムをはじめ、ゲームが進行しなくなるバグなどが多数。全体的にカクカクしてて戦闘のテンポは悪いし、ブック編集にかかる時間など、数年前に出た「カルドセプトセカンド」より思い切り劣化してるってどーいうことですか。これもXbox360を買ったら絶対買おうと思ってたくらいの期待作だったので、そりゃヘコみます。コレとDOAX2が出るからXbox360買ってもいいかな…なんて思ったくらいですので。PSUと違ってゲームとしての根幹部分がマシなだけに残念だわ…。

DOAX2はゲーム内容クソですが、元々水着のポリキャラを見てハァハァするのが目的なので別にゲーム内容に期待しないで買った人がほとんどだと思うんで。俺もその一人です。当然ゲーム内容も超マゾゲーで思い切りつまんなかったのですが、これに関しちゃ後悔はしてません。前作があんな仕様だったので、クソだと分かってて買ったんですから。実際、水着の質感や日焼けの後など、キャラの魅力に関しちゃ無駄に技術使ってて頑張ってるとは思いましたしね。ゲームとしては相変わらずどうしようもないクソゲーですので、これと本体をセットで買ったら後悔すること請け合いなのでご注意を。

…今年は次世代機が出揃ったけど、据え置きの次世代機に関しちゃどれもこれも…な雰囲気が漂っててなんともいえません。結局、どのハードも欲しいソフトが出てからが全てなんだろーけど、カルドみたいに悲惨なことになったりすると笑えないし…。次世代機に国内のゲーム会社ついてこれるのかねぇ…という不安がここ最近胸を過ぎります。最近は大作ゲー志向も減ってきてるっぽいし、次世代機についていけそうな国内メーカーって現状ほとんどないし。あとは最近増えている国産ゲーの見切り発車は特にやめて欲しいところ。

あとは、今年は去年以上にDSが凄かったなぁ…と。結局、3月のDS Lite発売から一年中まともに店頭に本体が並ばなかった。ビックカメラとかで老人がゲームコーナーで質問してるのみてて、老若男女にここまでブレイクしたゲーム機ってのはなかったなぁ…と思うし。早めに買えたのはラッキーだったのかなぁ。

とりあえず、今日はさっさと蕎麦食って寝ることにしますわ。爺さまが毎年蕎麦作ってそれ食って、「ゆく年くる年」見て一年が終わるっつーのが習慣なので…。今までの変り種なんて年越しPSOやってたぐらいかな…。もう来年三月にはサーバー閉じちゃうんだよなぁ…。ガキの頃遊んでた公園が無くなるってのはこーいう気分なのかなぁ…と妙にしんみりしてしまうそんな年の暮れ。

ではよいお年を!

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