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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

マーク・ボラン&T.REX 「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」

2006-09-18 11:50:19 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
Marc Bolan & T.REX
「Zinc Alloy and the Hidden Riders of Tomorrow
or A Creamed Cage in August」

邦題「ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」(^^ゞ

74年発表作品、一説には来日した際に仮面ライダーを見て
このタイトルに引用したとも言われてますが…(^^ゞ

この盤では名義が「マーク・ボラン&T.レックス」になってます。
今までのギターによるブギーサウンドから更に進化し、
ソウルやファンクを取り入れた黒っぽいサウンドとなりました。
ソウルフルな女性コーラスも全面的に取り入れてます。

しかしどんなにソウルでファンキーになっても
やっぱりボラン・サウンドなんですよね。
妖しくて毒気を持ったサウンドなんです。
これはやっぱりボランとの共同プロデュース、
トニー・ヴィスコンティの影響が大きいのでしょうね。

ソウルでファンキーで妖しくグラマラス。
その絶妙なバランスは何度聴いても素晴らしいです。

この中でワタシのお気に入り曲は1曲目の
「Venus Loon(邦題:ビーナスの美少年)」ですね♪
グラマラスでファンキーで女性コーラスが華やかさを増してます。

「Teenage Dream」も大好きです。
ボランと女性コーラスがとても味わい深いですね。

「Liquid Gang(邦題:いやな液体(^^ゞ)」も良い感じです。
なにげにブラック系のディスコミュージックのような感じですが
女性コーラスがよく映える華やかな曲ですね。

ソウルとグラマラスなロックが絶妙に融合された素晴らしい1枚です。

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この盤の多くの曲はこの女性コーラスが入ってますが
メインとなる女性コーラスはボランの当時の彼女だった
グロリア・ジョーンズでした。
この彼女のコーラスによって曲に華やかさとソウルな雰囲気が
プラスされてることと思います。

彼女は後に、ボランとの間に男の子を産んだそうです。
そして彼女の運転する車が事故にみまわれて
残念なことにボランが亡くなってしまいました。

なんと悲しすぎるお別れなのでしょう。。。
でも今も尚、世界中からボランのお墓を訪れるファンも多いことだし
皆から愛されているボランに愛されていたわけですから
グロリアが羨ましいと思ってしまいます


デヴィッド・ボウイ 「レッツ・ダンス」

2006-09-14 19:15:09 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
David Bowie 「Let's Dance」

83年発売となる本作は、
当時人気のプロデューサーとなった元シックの
ナイル・ロジャースがプロデュースしました。

ナイル・ロジャースといえば、当時彼が手がけたアーティストは
必ずやヒットすると評判の超人気プロデューサーでした。

この80年代当時ワタシが好きだった彼プロデュースの曲は
マドンナの84年盤「ライク・ア・ヴァージン」とか、
INXSの最初の世界的ヒットシングル「オリジナル・シン」とか♪

あの頃は派手なサウンドが流行った時代でしたけど
この曲たちは今聴いても古さを感じないんですよね♪

彼がプロデュースすると大概は華やかでちょっぴり黒っぽい、
ダンスポップチューンとなることが多かったように思います。

このボウイの盤もその影響なのか、
それまでの「アンダーグラウンド的」イメージから一転、
ポップでダンサブルな聴きやすいサウンドとなりましたが
アングラな雰囲気が薄れて大衆的になったとしても
やっぱり良い曲が多いと思います。

70年代にイギー・ポップに提供した「チャイナ・ガール」は
ポップながらもより一層オリエンタルな雰囲気にアレンジされて
個人的に大好きな曲です。



スウェード 「カミング・アップ」

2006-09-12 20:38:46 | 90sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Suede 「Coming Up」

グラマラスなロックバンド「スウェード」の96年発表の3rdです。

ギターのバーナード・バトラーが脱退し、
1st、2ndの退廃的でダークな雰囲気からガラっと変わって
ポップさが増した1枚となりました。

でも「ポップ」といえども
毒々しい雰囲気と退廃的な雰囲気はそのままです♪

キーボードを取り入れて華やかさもグっと増しました。

ブレット・アンダーソンのボーカルには
全体的にエコー(?)がかかりまくってて
妖しさを増幅させてます♪
美しく妖しいファルセットもバッチリ♪

ワタシはダークで退廃的な1stと2ndは
そんなに聴いてなかったのですが(汗)、
この盤は特によく聴いてました。

このポップさと退廃的な雰囲気が
なにげにズィンク・アロイやブギーのアイドルを出したあたりの
ボランの雰囲気を感じられるような気がするのです。
(あの時期のボランのようにブラック的ではありませんが…(^^ゞ)

1曲目の「Trash」から「Filmstar」、
「Lazy」の流れなんて最高です!
グラマラスでR&R!生々しくて毒々しい。最高です♪

ワタシがこの中で特にお気に入りなのは「She」。
これでもか!というくらいの退廃的でキケンな香り漂う
妖しい雰囲気の曲だったりします♪
シンセ音とコーラスが華やかさと妖しさを増幅させてます。

グラマラスで魅惑的な世界にドップリはまる1枚です♪


ジェリーフィッシュ 「こぼれたミルクに泣かないで」

2006-09-09 20:35:31 | 90sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Jellyfish 「Spilt Milk」

邦題「こぼれたミルクに泣かないで」(^^ゞ

60s&70sロックをこよなす愛する二人、
アンディ・スターマーとロジャー・マニングが中心となる
「ジェリー・フィッシュ」の93年発表、2ndです。

アンディ・スターマーは奥田民生との仕事や
あの「パフィー」をプロデュースしてることで現在は知られていると思います。
パフィーはアメリカでのシングルとして
この中の曲「Joining a Fan Club」をカヴァーしてましたよね♪

さて、この盤ですが前作「ベリー・バトゥン」よりも
60s&70sポップスのマニア心を揺さぶるサウンドになったように思います。

アルバムのしょっぱな「Hush(邦題:おやすみ)」で
静かにユッタリと始まり、
それが終わるや否や、印象的なイントロの
「Joining a Fan Club(ファンクラブに入るなら)」で華々しく展開♪
バッチリ合ったコーラスはまるでクイーンのようで美しいです。

「Sebrina, Paste and Plato(セブリナとペーストとブラトンと)」では
まるでビートルズを思い起こさせるようなポップな曲に♪
ところどころに入る子供のコーラスと笛の音色が遊び心あって良いですね。

「New Mistake」はメロディがとても親しみやすくて大好きです。
サビ部分でのコーラスがとても美しいですね。

「Ghost at Number One(スーパースターに救いの手を)」も大好きです。
ビーチボーイズを思い出させるような美しいコーラス、
憂いをおびたメロディ、でもポップ、そんなところが大好きです。

そして「Bye Bye Bye」。
これはワタシが特に大好きな曲です。
ノスタルジックな雰囲気、アコーディオンの音色、美しいコーラス、
物悲しげなメロディ、ヨーロピアンな雰囲気、どれをとっても大好きです。
これを初めて聴いたときは何回もリピートして聴くほどでした(^^ゞ
ホント、名曲中の名曲だと思います。

「He's My Best Friend(彼は僕のともだち)」では
60sテイスト溢れるポップなサウンドとなってます。
ビートルズというかポールっぽい雰囲気が出た曲だと思います。


という感じで、この盤は、ところどころにビートルズやビーチボーイズ、
クイーン、10ccなどが見え隠れしてます。
シングルとして出してもオッケーなほどの良質のポップスばかり♪
これが当時はそんなに売れなかったというのがとても残念ですね。
計算され尽くした極上のポップスが満載の1枚です♪


クイーン 「ザ・ゲーム」

2006-09-07 21:09:13 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Queen 「The Game」

80年発表の本作からは、シングルカットされた
「Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)」が
全米1位となる大ヒット、
その次のシングル「Another One Bites The Dust(地獄へ道づれ)」も
全米1位となる大ヒットとなりました。

「愛という名の欲望」はロカビリー調の曲、
「地獄へ道づれ」では当時のディスコサウンドを取り入れた
ファンキーな曲となりましたが、この2曲で分かるとおり、
この盤ではこれまでのサウンドから雰囲気がガラリと変わりました。

そう、この盤のライナーノーツで宣言している通り、
クイーン史上初めてシンセサイザーを使った盤となったのでした。

ワタシはこの盤の中からの曲ではなんと云っても
最初の曲「プレイ・ザ・ゲーム」が大好きです!
鳥肌が立つほどカッコイイですね♪
シンセによる重厚でドラマチックなサウンドに
思わずウットリしてしまいそうです(^^)

そして「セイヴ・ミー」。
フレディの力強くて温かみ感じるボーカルがとても映える名曲ですね。
これを聴いただけで思わず涙目になりそうです(^^ゞ

また、「ニード・ユア・ラヴィング・トゥナイト」や
「カミング・スーン」ではカラっと軽やかなサウンドで
明るい気分にさせてくれます。

この盤では70年代の頃とは違ったサウンドとなりましたが
サラリと聴きやすい曲が多いと思います。
そういうのが聴きたくなる日もあったりするんですよねw