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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

フェアフィールド・パーラーの幻の2nd

2010-04-10 21:51:45 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Kaleidoscope 「White Faced Lady」



70年作品です。

本作の名義はカレイドスコープですが
本作の制作は、カレイドの後のバンド、
「フェアフィールド・パーラー時代」に作られました。

こちらはフェアフィールドが1st発表後に作られた2ndとなる作品。
しかしその後、レーベルの諸問題により発売されることなくお蔵入り。
そしてカレイドスコープが立ち上げたレーベル、
その名も「カレイドスコープ・レコード」により
91年にようやく陽の目を見ることになりました。

本作はメンバー、ピーター・ダルトレイの小説を元にした
コンセプトアルバムで、一人の女性の悲劇的な生涯を描いています。
曲のほうはカレイドよりもフェアフィールド寄り。
アコースティックな曲が多いです。

それに加えて、曲間にSEを入れてみたり、
曲の一部にオーケストラを入れてみたりと、
カレイドやフェアフィールド1stではやっていないことを
この作品でやっています。
意欲作ですね。(でもお蔵入りだったのですが…涙)

いずれにしてもカレイドもフェアフィールドもこの盤も、
ハっとさせられるほどの美しい曲ばかりですね。
可憐で繊細。切なくなります。
ビックリするほどの透明感。美しすぎる・・・!

春にピッタリの心に染み入る作品です。

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