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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ウエスト・コースト・ポップ・アート・エクスペリメンタル・バンド」VOL2

2009-06-12 10:09:14 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
West Coast Pop Art Experimental Band
「VOL.2」


67年発表作品。
メジャーでは2作目、
インディーズ時代から数えると通算3作目となる作品です。

ウィキペディアで確認するところによると
ボーカルのボブ・マークリーと
ベースとギターのハリス兄弟が中心となり、
そこにギターのロン・モーガンが加わっての活動だったようです。

マイケル・ロイドもギターでしたが
メジャー進出前後あたりに
ボーカルのマークリーと確執が大きくなり、
ロン・モーガンがギターで加わったことによって
ロイドはバンドから遠ざかったようです。

そしてそれ以降はずっとこのバンドのことを
裏方的にサポートしてたようです。
(「パート・ワン」からのクレジットをみると
ロイドの名前は「メンバー」の中には無く、
「スペシャルサンクス」にロイドの名前あり。)

ロイドは「オクトーバー・カントリー」など
他のバンドのプロデュース業やら
MGMの副社長に抜擢されたりと
なにやら忙しい人だったようです。


そしてこの本作ですが
曲のクレジットを見る限りでは
ボーカル、ボブ・マークリーが中心となって
ハリス兄弟やギターのモーガンと
それぞれ曲を作ったようです。

発表された年は前作「パート・ワン」と同じ年の67年。
「パート・ワン」が67年5月に、
そして本作が67年10月に発表されました。

そんな本作は前作「パート・ワン」から比べると
全体的にアシッドな空気が漂いまくってます。

朗読を盛り込んだ曲も前作と同様に収録されてます。
というか、朗読かと思ってたんだけど
実はコレ、ルーズベルト大統領の演説なんだそうで。
演説をコラージュしてるんだそうです。

また、琴の音色を印象的に使った曲や、
美しいハーモニーのソフトサイケな曲もやってて
いろいろな曲が楽しめます。

前作ではA面とB面がガラリと変わるほどでしたが
今作では全体的にアシッドな空気に包まれているので
トータルアルバムのような雰囲気が感じられる1枚です。