goo blog サービス終了のお知らせ 

昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

マリー・バターワース(USサイケ)

2011-09-10 20:41:11 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Mary Butterworth - S/T


カリフォルニアのサイケバンド、
69年唯一作です。

このB級SF的イラストジャケにビックリですよね。
でも曲のほうは素敵すぎるほどのサイケサウンド!

ジャジーな雰囲気、浮遊感あふれるフルート、
ハモンドオルガンが艶っぽく、
全体的に薄モヤがかかったような篭もり音、
ドラムもギターもエコー効きまくりという、
素敵すぎるほどのアングラサイケ!
私のモロ好みなのでした!

こんな妖しサイケサウンドなのに
ボーカルはけっこうワイルド&ロックな歌い方。
これがまた歌心あって良い味だしてます。

この作品の原盤は激レア盤。
今はこのようにCDで手軽に聴けるようになって有り難いです。


Phase II



Optional Blues




クイ・リー(Hawaiian SSW)

2011-08-21 00:04:00 | 60sジャケ絵日記
今日はこちら。

Kui Lee
- The Extraordinary KUI LEE



ハワイのSSW、クイ・リーの
66年発表となる唯一作です。

クイ・リーはハワイで活動していたアーティスト。
他の歌手にも曲を提供していたようで
ハワイでは特に有名なアーティストなのだそうです。

曲のほうはアコースティックギターを中心とした
穏やかでモダンな曲。

クイ・リーの落ち着いた温かみある歌声に癒されます。
ハワイの言葉で歌っている曲もあるんですが
メランコリックな曲でなんとも幻想的です。


この作品は彼が癌を患い、
余命宣言された最中に作られた作品だそうでして
これが発売されたのは1966年11月なのですが
彼が亡くなる2週間前のことだったそうです。

彼は66年12月3日にまだ34歳で天に召されました。
ハワイでは特に有名だったミュージシャンだったので
その後、彼の名前をつけた
「クイ・リーがん基金」というのが立ち上げられたそうです。

ちなみに73年にあのエルビス・プレスリーが
ハワイから世界中に向けて衛星生中継ライヴをやったのは
このクイ・リー癌基金のチャリティーライヴだったのだそうです。
これを書くにあたって、癌基金のことを調べたら
ウィキそう書いてあってビックリでした!

しかもこのライヴのとき、クイ・リーの曲をカバーしたそうです!
「I'll Remenber You」という曲を…!
酸いも甘いも見てきたエルビスだからこその
優しさ溢れるチャリティーですね。
クイ・リーは全米で広く知られる名前なのでしょうね。


I'll Remenber You



Kamakami Ka'ili Aloha




マーク・エリック「ミッドサマーズ・デイ・ドリーム」

2011-08-11 09:53:47 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Marc Eric - A Midsummer's Day Dream


ハリウッドでCMなどを中心に俳優として活動していた
マーク・エリックの69年唯一作。

美しいメロディとコーラス、
ストリングスやホーンセクションで華やかな演奏、
ビブラフォンを使ってドリーミーポップ、
ハープの音色が美しいバラードもあったりして
ドリーミーでロマンティックな作品です。

このビブラフォン入りの
ドリーミーポップな曲に聴き入ってしまいます。
鉄琴・木琴系の音が大好きな私としては陶酔モノ。

彼の歌い方はブライアン・ウィルソン的ですが
もっと「のほほん」としているというか、
どこか素朴さを感じるんですよね。
なにげに素人っぽいんですけど(爆)、
どこか好感持てるものを感じます。

ちなみにこれを聴いてると海に行きたくなります。
人の少なくなった夕暮れの浜辺で
これを聴いたら最高だろうなぁと思いますね…!


ビブラフォンの音色に陶酔♪
Where Do The Girls Of Summer Go


ハープの音色がドリーミー♪
Sad Is The Way That I Feel




ラヴ・ジェネレーション「モンタージュ」

2011-07-31 09:22:11 | 60sジャケ絵日記
今回の「よく似た二人ジャケ」はこちら!

The Love Generation - Montage


彼らはカリフォルニアの男女混声ハーモニーポップグループ。
この作品は彼らの3rdにしてラスト作となる68年発表作品です。

このグループはトム&ジョン・パーラー兄弟を中心に結成。
メインボーカルは男性ボーカルがとり、
他の男性と女性のコーラスが入るというスタイルです。
ストリングスとフォーンが華やかを添えてます。

しかしハーモニーポップとは云え、
どこか翳りある雰囲気が漂ってます。
物憂げな曲ではハープシコードも使われ
メランコリックな雰囲気で素敵です。


ちなみに彼らの1stと2ndはこういうタイトルです。

1st「The Love Generation」1967
2nd「A Generation of Love」1968

よく似たタイトルですね!(笑)
この2枚はいまだCD化されてないようですが
サンデーズドとレヴオラからのベスト盤で
1stと2ndの曲の一部が聴けれるようです。

しかもこの2社のベスト盤のジャケットは
1stと2ndのオリジナルジャケを使用しているようです。

サンデーズドのベスト盤


レヴオラのベスト盤


ちなみにサンデーズドのベスト盤のほうは
アマゾンに収録曲が書いてありましたが
3rdからの曲は全12曲中・11曲が収録されてました!
(ベスト盤、8~9曲目と15~23曲目が3rd)

1stと2ndの収録されてない曲も気になるところです。
はやく1st&2ndもCD化してほしいです。

A Touch of Love


ベスト盤に唯一入ってなかった曲もペタリ(笑)
Sunrise Highway




ハーパスビザールの2nd&3rd

2011-07-28 10:08:15 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケも前回と同じく、
「よく似た二人ジャケ」です!
…え、そうなの?って話ですが、
実は「よく似た二人ジャケ特集」を
こっそり展開中なのでした!(笑)

そして今日のジャケはこちら。


Harpers Bizarre
- Secret Life of Harpers Bizarre


彼らの3rdとなる68年作品です。

「彼ら」と書きましたが
米ワーナーレコードのスタジオプロジェクト、
バーバンクサウンドの代表的グループによる作品。

中心人物はテッド・テンプルマン。
彼は70年代、ドゥービーブラザーズやモントローズ、
ヴァンヘイレンなどのプロデューサーで知られてますが
それ以前はこのプロジェクトグループで
ポップな音楽をやってたようです。

この3rd作品ではグっとソフトロック寄りになりました。
南北戦争時代など昔の様々な時代を描いたコンセプト作品。
SEで拳銃の音なども入れてたりして
映画のワンシーンを描いているような感じにさせられます。

曲のほうはカバーが多く、
少々ノスタルジックなドリーミーポップ。
私の大好きなロジャニコの「ドリフター」もカバー。

ドリスデイの「センチメンタルジャーニー」もカバー。
このオールディーズポップも私の大好きな曲。
選曲が渋くて素敵!


そしてこの2ndも相当にノスタルジックで素敵です!


Harpers Bizarre - Anything Goes

彼らの2ndとなる67年作品です。
1930~40年代のオールドタイムミュージックをイメージした
コンセプト作品になってます。

こちらの作品もカバーが多く、
30s~40sのオールドタイムをカバーしてます。
全体的にノスタルジックな雰囲気に包まれた、
ドリーミーポップな作品となってます。

実は私、60s~70sのサイケモノが好きな一方、
こういった30s~40sのオールドタイミーな曲も大好きで
よく海外のネットラジオで聴いてたりします♪
ホント、癒されるんですよ~
そんなわけでこの作品も本当に好みです。

3rdから、Battle of New Orleans


2ndから、The Biggest Night Of Her Life