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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

アフター・オール(USプログレ・サイケ)

2011-10-23 14:31:08 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
After All - S/T


米フロリダ出身バンドの69年唯一作です。

なんともビックリなホラー・ベイビー人形ジャケに
目を奪われますが
曲のほうはハモンドオルガンが印象的な
オルガン・プログレ・サイケ。

曲によってはジャジーだったり
クラシカルな雰囲気もほんのり感じられ
艶っぽいオシャレ感もあるという
アートロック的な作品でもあります。

オルガン好きの私としてはこのハモンドの音色に陶酔!
グルーヴィーなベースとリズミカルなドラム、
気だるいギターにジャジーなオルガンという構成で
プログレッシヴでドラマティックに展開。
ダウナー系激情ボーカルも良い味だしてます。

これだけの素敵な作品を作れるバンドなのに
この作品しか残されてないというのがなんとも残念です。


Intangible She



Blue Satin




The Human Expression / The Human Zoo

2011-10-19 23:43:27 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはこちら

The Human Expression
- Love at Psychedelic Velocity



カリフォルニア州ウエストミンスターのガレージバンド、
66年~67年までの音源集です。

このCDは90年代のコレクタブル盤なので
こういうビミョーな色合いのジャケなんですが(汗)、
'10年にCicadelicから出た音源集のほうは
同じ写真のモノクロバージョンでカッコイイです。

彼らの曲はガレージといってもヘロヘロ系。
演奏もヘロヘロ、歌もヘロヘロ、
危ういくらいにヘロヘロしてて
やさぐれっぷりが最高!

メロディラインにフラット音を多用してるので
より一層、妖し度UP!

3枚のシングルだけで終わってしまったのが
なんとも残念なバンドです。

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そしてこちらは関連バンド。
ヒューマン・エクスプレッションのメンバーが
マネージャーを務めたというロサンゼルスのバンドです。

The Human Zoo - S/T


70年発表作品。
元々はCIRCUSというバンドだったそうですが
マネージャーからの薦めでこの名前に改名。

オリジナルサイケ号にも掲載されていたので
これが初CD化されたときは歓喜しましたが
聴いてみたら予想外な作品でビックリ…

ファンキーなヘヴィサイケだったり
メロウサイケ、ブラスロック、演劇的ロックなど
捉えどろこが無いくらいにごちゃ混ぜ状態だったのです…!

しかもボーカルが野性味あふれちゃってて
好き好きに分かれるボーカルだと思います。。

とまぁ、ダメ出し連発で恐縮ですが(汗)、
野生系ボーカルさえ気にならなければ
各曲はそんなに悪くない曲なので
楽しく聴けれるかと思います。

ちなみに私の場合はというと
最初は残念盤だったこの盤、
何度か聴いてるうちにこの無節操さと野生ボーカルが
だんだん気にならなくなってきました(笑)


今日の動画もたくさんですよ~

The Human Expression - Everynight


The Human Expression - Optical Sound



The Human Zoo - Late To My Resurrection


The Human Zoo - Na-Na




The Fallen Angels - It's A Long Way Down

2011-10-11 10:00:47 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Fallen Angels - It's A Long Way Down


米ワシントンDCのバンド、2ndとなる68年作品です。
アルバム名はオリジナルのアナログでは
上記のタイトルなのですが
CDのほうでは違うタイトルになってます。
(The Roulette Masters Part 2 of 2)

そんな本作は、お香がほんのり漂ってくるような
エスニックでコズミックなサイケ。
メランコリックなメロディがなんとも切ないです。

エスニックなエレピ、
メランコリックなギター、
けっこうグルーヴィーなベースとドラム、
そして鉄琴の音色も控えめに聴こえ、
鎮魂歌のような雰囲気すら感じます。

それらが組み合わさって
素晴らしいコズミックサイケに昇華。

個人的にはサイケロックの音盤の中で
一番好きなのが実はこれだったりします。
ここ数年ずっとこれが一番です。
気持ちをグングン高めてくれるような
エスニックなエレピと
メランコリックなギターがツボです。


また、彼らの1stでは
サイケポップな曲が多いんですが
この2ndのメランコリックでコズミックなサイケを
ほんのり感じる曲も数曲あるので
これを経てああなるのかと興味深く聴けます。

The Fallen Angels - S/T (1968, 1st)



↓今回の動画は若干多めです。

私が特に大大大好きなメランコリックな曲。
鎮魂歌のような雰囲気で素敵です。
右チャンネルから聞こえる鉄琴の音色、
エスニックなエレピ、控えめに静かなボーカル、
気持ちをグングン高めてくれるかの如くなギターが素敵!
  ↓
A Horn Playing On My Thin Wall



お香が漂ってきそうな素敵すぎるエスニックサイケ。
  ↓
Something You Can Hide In



これまた鎮魂歌のような感涙モノのフォーク。
  ↓
Silent Garden



ジャジーなサイケ。陶酔です。
  ↓
Look At The Wind





Lollipop Shoppe - Just Colour

2011-09-27 10:11:19 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Lollipop Shoppe - Just Colour


米オレゴン州ポートランド出身バンド、
68年発表作品です。

彼らは元々このバンド名ではなく
The Weedsという名で活動していたそうで
The Seedsのマネージャーに見出されてデビュー、
しかも当時トレンドだったバブルガムポップ的な名前の
「ロリポップ・ショップ」に改名させられての
デビューだったそうです。

そんな作品ですが
これがまたシーズのマネージャーが目をつけただけあって
危険なくらいにアシッドでヘロヘロしたガレージなんですよ。
バンドの中心人物でボーカルのFred Coleが
激情系ボーカルで良い味だしてます。
ヘロヘロしてるのに凶暴さも持ち合わせているという感じ。
そのフリークアウトさはスカイ・サクソンや
ロッキー・エリクソンらと並ぶほど…!

このフレッドは現在も現役で活動しているそうで
英語ウィキによると、87年に立ち上げた
Dead Moonというガレージパンクバンドを
つい最近の2006年まで続けていたようです。
長きに渡ってアングラシーンで活動してるなんて凄い…!


It's Only A Reflection



You Must Be A Witch




The Patron Saints - Fohhoh Bohob

2011-09-24 09:59:02 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Patron Saints - Fohhoh Bohob


ニューヨークで活動していたバンドの
自主制作盤、69年作品です。

このイラストジャケを見ると
ガレージバンドなのかと思いますけど
アシッドフォークバンドです。

歌もヘロヘロ、シンプルなバンド演奏もヘロヘロ、
どこか足元おぼつかない感じでフリークアウト気味。
そんなプリミティヴな雰囲気が魅力的だったりします。

また音が全体的に篭もりがちなところも
これまた良い感じに味わい深かったりします。

曲によってはラグタイム調の曲もありますけど
だいたいはアシッドフォーク。
そのいずれもヘロヘロな歌&演奏で
そのテのものが好きな人には
堪らない脱力系サウンドとなってます。
もちろん私は大好きな音でした(笑)


Flower



White Light