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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ツイン・コネクション

2011-07-26 10:04:35 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはこちら。


Twinn Connexion - s/t

双子のJay & Jerry Hopkins兄弟による
ソフトロック盤、68年作品。

彼らはモンタナ出身。
なんと小学生の頃から活動していたそうです。
その当時はラジオで覚えたカントリーミュージックを
歌っていたようです。

彼らは1941年生まれなのだそうで、
こちらのデビュー盤は68年作品ですから
彼らが27歳のときにようやくデビューということに…
下積み、相当に長いですね!
このアイドル的スマイルの裏に
そういう隠された努力があったとは…!

そんな彼らの曲はというと
バブルガムなサンシャインポップ。
ハッピーな雰囲気に溢れてます。
ソフトサイケな感じのモダンな曲も。

Cyrkleの「Turn Down Day」もカバーしてます。
彼らのバージョンはほんのりジャジーな演奏で
オシャレな雰囲気。

この曲の作者は本作のプロデューサーの
Jerry Kellerなのだそうです。
そして本作の曲はこのJerry Kellerと David Blumeが
曲を全部書いているようです。

そんなポップ職人が手がける本作は
ボーカルにエフェクトをかけたり
シタールやマリンバの音色など
随所にサイケな仕掛けがあったりして
甘酸っぱくカラフルな印象の1枚です。


そしてこちらも!

Twinn Connexion
- Songs From The Heart


こちらは幻の2ndがCD化されたもの。
こちらはサイケポップ作品という印象です。

プロデューサーは1stと同じくJerry Keller。
作曲も同様にJerry Kellerと David Blumeによるもの。

擬似ライヴのような作りの曲もあったり
トーキング形式のラップの走りみたいな
ちょっぴりファンキーな曲もあったりして
意欲的に作られた作品だと思いました。
歌い方も1stのときよりも表情豊かに歌ってます。

これがお蔵入りだったなんて勿体無い!
個人的な好みではこちらの2ndのほうが好みかも。


1stから、Sixth Avenue Stroll



2ndから、Think I Will




トリステ・ジャネイロ

2011-07-23 20:43:17 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Triste Janero - Meet Triste Janero


彼らの唯一作となる69年作品です。

このグループは米テキサス出身の男女混声グループ。
…私、何故かブラジル出身と勘違いしてました(爆)
たぶんこのグループ名がブラジルっぽいからかな…?(汗)

彼らのサウンドはほんのりボッサを取り入れた
オシャレで清涼感あふれるハーモニーポップ。

透明感あふれるハーモニー、
女性ボーカルが小粋で素敵!
ギターとエレピが軽やか。
ジャジーな雰囲気も感じられ、
洗練されたポップセンスに驚かされます。
とてもじゃないけど69年の作品とは思えないほどの
洗練さが感じられる作品です。


Rene De Marie


Without Him




Collage (Eesti 60s, エストニア)

2011-07-20 00:04:53 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Collage - Forty Seven Minutes Four Seconds


前回・前々回と
「コラージュ」と名のつくグループを紹介してきましたが
こちらはエストニアのコラージュです。

彼らは1966年に結成されたハーモニーポップグループ。
このCDは3枚のアルバムからのコンピ盤だそうです。
たぶん音源は66年以降70年くらいまでの音源かもしれません。
メンバーの写真がインナーにありましたが
男性4名・女性3名からなるグループのようです。


曲のほうはジャジーだったりボッサ的だったりして
モダンな感じでとてもオシャレ。
また、曲によってはノスタルジックで
クラシカルな感じもあったりします。

女性がメインボーカルを務める曲が多く、
リズミカルでグルーヴィーなコーラスが
一種の楽器のように思えてきます。
女性のミスティックな歌声も素敵!

これはなんの予備知識も無いまま、
某店で新品が激安になってたので入手したもの。
オシャレなハーモニーポップに大満足の1枚でした。

ところでエストニアってヨーロッパのどこにある国なんだろと
ネットで調べてみたところ、なんと旧ソ連の国だったんですね!
ということはこの曲が作られた当時はソ連だったってこと…!
私の勉強不足なんですが
ソ連にこういうグループが存在したなんてビックリしました…!
他にもまだまだ良いグループが居そうですね。


Petis peiu


Tahemorsja




The Collage - S/T (60s LA ,Smash Label )

2011-07-18 00:08:44 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Collage - S/T


先日投稿したコラージュとは別のグループです。
こちらはLAで活動してたグループで
本作は68年にスマッシュレーベルから発表されました。

ジャケのイラストにある通り、
男性2名・女性2名からなるハーモニーポップグループ。

本作のオリジナル収録曲は全10曲ですが
この輸入盤リイシューCDにはボートラが更に10曲。
国内盤のほうは更に2~3曲ほど多いようです。

本作10曲中・彼らのオリジナル曲は4曲。
あとは外部ライターの曲やカバー曲など。

男性ボーカルがメインボーカルをとり、
女性コーラスが入るというスタイルが多いようです。
ソフトで透明感ある歌声が美しいですね。

ソフトサイケだけじゃなく
サイケポップのような曲もやってますが
あくまでもハーモニーポップだったりします。
コーラスが美しく実力のある4人なので
もしこれをベッチャーが手がけたら
更に素晴らしいグループになったかもと思います。

そんな彼らの本作・本編最後の曲は
サジタリアスの曲「Would You Like To Go」!
これはカート・ベッチャー、ボビー・ジェイムソン、
アソシエーションのゲイリー・アレクサンダーの競作。
ミシェル・オマリーも自身のソロ作品で歌ってます。

そして彼らコラージュのバージョンはというと、
女性コーラスがメインで透明感溢れる美しい仕上がり。
本当に素敵です!
彼らのことをベッチャーが手がけてくれてたらと
尚更残念に思いますね。

Would You Like To Go


Driftin'




The Free Design - 1st & 2nd & More

2011-07-12 10:29:43 | 60sジャケ絵日記
今日はThe Free Designをご紹介♪

まずはこちら。
The Best Of Free Design


こちらはベスト盤のジャケ。
水着のお姉さんがキュートですね!


彼らはニューヨーク出身のハーモニーポップグループ。
メンバーの姓は全員Dedrick。
そう、彼らは兄妹で組んでいるグループなのでした。

だからなのか声質が似ていることもあって
ハーモニーがより一層美しく聞こえます。

そんな彼らの作品はどれもオシャレ!
でも当時は広く知られることもなく
90年代、日本で渋谷ブーム→ソフロブームが来るまでは
知る人ぞ知る存在だったようです。

最近もリイシューされたようで
中古市場では今までの盤を頻繁に見かけるようになりました。
で、私も一気に集めちゃいましたよ(^^ゞ

そんなわけで今日はベスト盤のほかに
1stと2ndもご紹介。

まずは1st
Kites Are Fun - 1967


こちらの1stはけっこうポップです。
ハーモニーも弾んで瑞々しいサウンド。
12曲中、カバーは3曲、
あとの曲はこの兄妹が書いてます。
歌も上手ければ作曲のほうも長けているとは!
やっぱ幼少の頃から家族ぐるみで
音楽的な教育をなされてきた兄妹なのでしょうかね。
サイモン&ガーファンクル・ファンの私としては
「59番街橋の歌」のカバーが嬉しいところです。


そして2nd
You Could Be Born Again - 1968


薄雲がかった青空をバックに
シルエット的に佇んだジャケが印象的。
サウンドのほうは1stよりも
ハーモニーに磨きがかかったように思います。
パパパ&ダッタラーコーラスの各自の歌声が
一種の楽器のように聞こえてくるほどです!
特に2曲目「A Leaf Has Veins」が楽器度高いコーラスです!
「Ivy on a Windy Day」の幻想的なコーラスが美しすぎ!
アンニュイな雰囲気の曲も素敵です。

そして「夢のカリフォルニア」のカバーがポップ&ドリーミー♪
本家本元は愁いを帯びた感じでしたが
こちらのカバーはオシャレにアレンジ。軽やかです。
「ハッピー・トゥゲザー」のカバーも
タートルズ好きの私としては嬉しいところです。
…なんだかカバーのことばかり書いてしまってスミマセン(爆)
オリジナルとは違った独自のアレンジが興味深いんですよね。


Kites Are Fun


A Leaf Has Veins