森田宏幸のブログ

Morita Hiroyukiの自己宣伝のためのblog アニメーション作画・演出・研究 「ぼくらの」監督

「ぼくらの」は名作になると信じて作っていた

2010年05月26日 11時16分55秒 | 監督日記
 森田宏幸です。
 今日は、2010年5月26日です。

 気楽に書き始めたのだけれど、思いが膨らんでだんだん長くなってしまい、時間がかかっている記事が、同時進行で、今いくつかあります。
 あと、同人誌にもひとつ、趣味の小説のようなものを書いていて、これが今月が締め切りで急いでいます。
 もちろん、毎日仕事もしている。

 更新の間延びも気になるし、今日は、コメント欄でのやりとりを転載します。

 最近、私はコメント欄にも、書きたくなった時には素直に、書くようにしています。
 それが、時々、結構なボリュームになったりしてます。
 だけど、トップページに読みに来る皆さんは、気がつかないでしょう。なので今日はここに転載します。

 下を読めば分かるとおり、未だに私は、「ぼくらの」の仕事を嫌がりながらやった、と誤解されている。
 表題にあるようなことを、今さら書くのはみっともないのは分かっているけれど、誤解を解くためにはある程度自分をさらけ出すしかないと思っています。
 


(「負けました」のコメント欄から転載はじめ)
_________________________
今さらですが‥ (Unknown)   2010-05-10 09:39:37

最近になって「ぼくらの」を見てこの日記に辿りついた者です。
正直、驚きました。
子供のような人が作ってるんですね。(悪い意味で)


好きなものが作れないなんて、どこの世界でもあることです。
そして、生活の為に仕事を引き受けるのも分かりますが、居酒屋で身内に話す愚痴ならまだしも、大勢の方が見てる‥原作のファンの方が見てる可能性の高い監督のブログでこのような発言はどうかと思います。
相性の合わない仕事もあるかと思いますが、原作者、ファン、スタッフの事を考えればもう少し言葉を選ぶべきでした。
それに配慮できないのなら監督として、社会人として失格だと思います。
明らかに今回の発言はマイナスイメージですから。

我慢が出来ないのなら仕事を受けるべきではなかったとしか言えません。
ほんと、自分の我を通したいならオリジナルアニメで勝負して下さい。
自分のしたいことがしたくて、プライベートでアニメ作ってる人なんてたくさんいますよ。それで認められた人もいますから。
忙しいなんて言い訳は通じません。働いてる人はみんな忙しいのです。あなただけではありません。


マンガはズルイとおっしゃってますが、マンガよりアニメの方が音楽や声優さんの演技などで表現が広がってる場合もあるし、監督の新しい解釈によって面白くなってる原作付アニメなんてたくさんある。
原作よりアニメの方が好きな場合もあるし、そういった場合は、ちゃんと原作に愛がある場合が多いですけどね。
原作をちゃんと読み込んでいて、ファンの期待に応えてる。見てる人には伝わるものです。
自分の好きな原作のアニメが、監督自ら「原作が嫌い」なんて言ったら、そりゃ悲しいですよ‥。

_____________________________
念のため書いておきます (森田)    2010-05-10 11:27:59

森田宏幸です。

私はこの仕事がイヤだなどとは、思っていないし、
そんなこと、どこにも書いていないよ。

この原作が面白いと思ったから作った。
食べていくために監督の仕事に執着したことなどない。

ただし、今後、言葉は選ぶ。
「悪意を持っている」と書いたのは言いすぎだった。

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Unknown ( )    2010-05-12 19:32:26

書けば書くほど言い訳くさいですね。
言葉を選ぶっていうのはなんでしょう、原作を嫌いな場合は黙って原作のイメージを壊しながら作るっていうことでしょうかw

もうアニメ版は見ませんし、森田さんのかかわった作品も見ません。

_________________________
Unknown (Unknown)  2010-05-12 22:27:11

まあまあww

これが彼流の
「批判を甘んじて受ける」態度なんでしょう。

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その通りだ (森田)    2010-05-14 12:57:32

言い訳などしない。
淡々と、自分の考えを書くだけだ。

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Unknown (Unknown)  2010-05-14 15:02:56

特に淡々とじゃないじゃんw

結構ネチネチww

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Unknown (Unknown)  2010-05-14 18:59:13

何度も言われても判らんようですが
  
 皮肉言われてるんですよ

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皮肉に付き合う気はない (森田)  2010-05-15 13:12:32

皮肉や当てこすりなど、中身のない話に付き合う気はない。

ただ、勝手な解釈を修正しているだけだ。

私はこの仕事がイヤだなどとは、思っていない。
この原作が面白いと思ったから仕事をした。
食べていくために、そこを偽って、監督の仕事に執着したことなどない。

____________________________
Unknown (Unknown)  2010-05-15 17:04:06

あ~あ
「大変申し訳ありませんでした。」
謙虚な監督はどこへやら・・・

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ここにいるよ (森田)  2010-05-16 13:02:01

私はこの仕事がイヤだなどとは、思っていません。
この原作が面白いと思ったから仕事をしました。
食べていくためだけに、監督の仕事に執着したことはありません。

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Unknown (Unknown)   2010-05-16 13:24:31

付き合わんと言いつつ毎回皮肉にマジレスしてるやん!
相変わらず中身のない上滑りした言葉が好きな方ですね。
皮肉を言われるのは「話が通じない奴」だからです。

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個人的な感想 (thunders_001)   2010-05-16 20:41:27

この論争、リアルタイムで見ていました。私は原作を読んでいませんが、こういう風にブログが炎上しだしたあたりから、この作品(アニメ)の吸引力が薄れたような気がします。

個人的には、カコ編・チズ編は、かなり引き込まれてしまいました。現実とどっかちがう世界観が見えてきて、そのなかで、中学生の女の子の妖しい感じと、かなり表現されていたと思います。

いくら原作の下敷きがあったとしても、 アニメになったときの絵の並びや、時間的な処理に違和感があれば、作品に引きつけられるってことはなかったと思います。

言葉どおりに「嫌い」という言葉を受け止めたとしても、監督に力がなければこうはいきません。

ブログの内容にしても、原作ファン(便乗愉快犯も含めて)の攻撃を受けて監督の発言がどんどんぶれていくような気がします。

もしかしたら、監督が後半の内容について、自信を持ち切れなかったのかな?と思ってしまいました。

1視聴者として思うことは、なんか無理やり原作で語られないラストを強引につける、企画意図というかストーリー構成に無理があったんじゃないかとは思います。


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Unknown (Unknown) 2010-05-16 21:52:24

上手いなぁ・・・
今日のエントリの「切り返し」だねw

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上滑りして正解だと思っている (森田)  2010-05-18 01:39:43

森田宏幸です。

「付き合わんと言いつつ毎回皮肉にマジレスしてるやん!
相変わらず中身のない上滑りした言葉が好きな方ですね。
皮肉を言われるのは「話が通じない奴」だからです。」

と書いた人に応えます。

私が
「私はこの仕事がイヤだなどとは、思っていない。
この原作が面白いと思ったから仕事をした。
食べていくために、監督の仕事に執着したことなどない」
と書くとき、私を直接知る、プロデューサー、スタッフ、関係者が読んでいる。
内実がないことなど書けるわけがない。
私が仕事の中で残したもの、言動、振る舞いはすべて事実として、人は憶えている。
取り繕いようがない。

そうした、私が体を張って、残してきた仕事と、皮肉まじりの中傷ごときが、噛み合ってたまるか、と思っています。
上滑りして正解だと思っています。
皮肉を相手にしない、とはそういう意味だ。

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ブレて見えてもしょうがない (森田)   2010-05-18 01:47:16

森田宏幸です。
thunders_001さんにお応えます。

きちんとタイトルと名前を書いた上で、細かい感想、評価を送って下さり、ありがとうございます。
もちろん、これまでにも、このような、丁寧な感想を送ってくださった方はたくさんいた。その方々にも、この場を借りてお礼を言います。

私は、thunders_001さんの書く、
「ストーリー構成に無理があったのではないか」
という感想、評価も、そのまま受け止めさせていただきます。

ですが、このように私が書くと、
発言がぶれたことになるでしょうか?
私は自分のストーリー構成に自信を持っています。制作中も、今も。
だけれど、私のストーリーを支持しない方がおられるのも当然だと思っています。
感想や評価は、その人の立場や作品との出会い方、巡り合わせによって、さまざまなのは当たり前だからです。

だから私はやっぱり、この場では、thunders_001さんの書く、
「ストーリー構成に無理があったのではないか」
という感想、評価を、そのまま受け止めさせていただきます。
本当に真剣に受け止めます。

その一方で、
「監督が後半の内容について、自信を持ち切れなかったのかな?と思ってしまいました。」
という、私自身の内面についての想像については、また、はっきりと
「そのようなことはない」と応えたりもします。

私はこのように、いつも、出来る限り、理解の幅を広げつつも、正確に正直に書きます。

上の「負けました」の記事も同じです。
繰り返し、一所懸命に感想を書いてくる方がいました。
(引用したいのですが、今どうしても見つかりません)
その方が、「森田さんは、この原作が嫌いなのではないですか?」
と、細かく、私の演出の事例を具体的に挙げて、論証してくるのです。
その内容が一理あると私は思った。
なるほど、と思って、自分がそれまで、自分自身で蓋をして、見ないようにしていた、考え方、感じ方に気付かされた。
「ああ、オレはこの原作が嫌いなんだ・・・」
と。
だから、その方に対して、正直に
「負けました。あなたの言うとおりでした」
と書きました。
あとになって自分の書いたことの問題に気がついて、
関係者には謝ってまわりましたが。
このブログでも謝りました。
自分が書いたことは馬鹿だったなと思っています。
もっとうまい書き方はあった。
でも、嘘を書くよりはマシだったと思ってます。
嘘は書きたくない。

私が原作を嫌いでも、この仕事が嫌いだったということはない。
ましてや、食べていくために仕方なくやった仕事でもない。
嘘ではない。そこは譲れません。

__________________________
Unknown (Unknown)  2010-05-18 02:20:45

そう。

だからどうしても感じてしまう。

原作が好きで見た人も

アニメをみてから原作に興味を持った人も

どうしてその気持ちのまま「ぼくらの」の製作に携わったのか。

貴方は今も原作を否定している。

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気持ちはすっきりしている (森田)  2010-05-18 09:17:29

「貴方は今も原作を否定している。」

全否定ではない。
上の本文を見てくれれば分かる。

いつも、ここは納得できないからこうさせて欲しいと、
フェアに進めてきた。

気持ちはいつもすっきりしていた。

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Unknown (Unknown) 2010-05-18 13:17:30

でしょうね。(皮肉)

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言葉って難しいですね (thunders_001) 2010-05-18 20:56:54

まずはご丁寧にご返信いただき大変ありがとうございます。1アニメファンとして、アニメの監督が感想とも言えないような書き込みにお答えいただけたのは、純粋にうれしいです。


ちょっと、言葉のニュアンスが僕の意図したことと違って受け取られてしまったようなので、少々補足します。

ストーリー構成の無理があったため、監督が作品に自信を持てず、批評に対して発言がぶれた、と解釈されたようですが、僕が書きたかったこととちょっと違います。

どちらかといえば、ぼくらの(アニメ)が提示したストーリが、原作ファンの気にいらないのではないか、という監督の気持ちが、このブログの中で監督のある種、負い目みたいに読み取れてしまうのです。

そのへんの負い目みたいに感じられる(あくまでも文章を読んでの僕の私見です)ところが、本来、こういうことを描きたかった、という監督のコメントが、なんとなく、気持ちのブレみたいに読めてしまうのです。

僕が書いた「ストーリー構成に無理があった」と書いたのはけして、ネガティブな意味ではないですよ。無理と書いたのがいけなかったのかなあ……。破たんしてる、ってとられるとかなり心外です。

たしかに、前半戦から見ていて、ジアースの謎解きは、雰囲気的に違和感はありましたし、最後の最後の大地の弟、妹の描写にはちょっとどうかなあ、っていうのはありますが、あくまでも1視聴者の個人的見解で、マスに向けて作られた作品に対して、こういう場で個人的な趣味を押しつけて、こうしたほうがよかったなんてことを主張する気は全くありません。

それと、監督が好きであろうと嫌いであろうと、ナカマ編とか僕は好きですよ。ナカマ編みたいなファンタジーって、キャラクターの細かい描写がないとリアリティーが出てきませんから。それこそ、やっつけで、仕事として最低限の及第点を取ろうとして作っていたとは思いません(たとえそうだとしても、僕はいい作品だったと思っています)。

長くなってしまいたが、非難するつもりも、粘着するつもりもまったくありません。

個人的には富野御大のように、「大嫌いだし、嫌だったけど、これくらいにはまとめられる、作品として成り立たせるために、最低限、こういう気の使い方をした」くらいのコメントを読みたいです。

__________________________________
名作になると信じて作りました (森田)   2010-05-19 21:53:03

thunders_001 さん。
再び丁寧な、しかも長いコメントをありがとうございます。
ネガティブな批判が含まれていたとしても、私としては、全然かまわなかったのですが、
そうではないと書いて下さった上、
より私の役に立つように、細かく言葉を選び、掘り下げて、書いてくださったことには、お礼の言葉もありません。

「ぼくらの(アニメ)が提示したストーリが、原作ファンの気にいらないのではないか、という監督の気持ちが、このブログの中で監督のある種、負い目みたいに読み取れてしまうのです。」
という指摘のとおり、私自身にそれはあります。
賛否両論が理想だと思うので、批判は受け容れられるのですが、
原作ファンに嫌われる方向に向いてしまった、と気がつかされた時は参ったのです。

ただし、富野 由悠季氏の言葉
「大嫌いだし、嫌だったけど、これくらいにはまとめられる、作品として成り立たせるために、最低限、こういう気の使い方をした」
(私は知らないのですが、富野さんはこのようなもの云いをされますか?)
は、こういう言い方もあるのかと勉強にはなりますが、私のケースには当てはまりません。それが違うのです。
こんな達観した態度は私には無理だし、むしろこういうスタンスには立ちたくない。

私は、本気でこの「ぼくらの」が名作になると信じて作りました。
たくさん話題になって、売れて、何か小さな賞のひとつぐらいは取れるような企画だと思っていました。制作する一年半はこの仕事だけにすべてを賭けていたし、それで監督としての自分の道も開けると思っていました。
そのくらいに思ったとき、やっとテレビシリーズの監督を引き受ける気になったのです。
結果はご存じの通り、思うようにはならなかった。
ですが、中には高く評価してくれる方もいますから、それで満足しています。

この期に及んで、やっぱり反論のようになってしまいましたが、
thunders_001さんの指摘には感謝しています。
______________________________________

(転載おわり)
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お邪魔します (koko)
2010-05-26 19:01:41
前から噂にはなってたのでこのブログを見ましたが、監督は凄く純粋というか、真面目すぎるんじゃないでしょうか?すでに同業者から言われてるかもしれませんが。いちいちファンの言う事に付き合っててもキリがないですよ。もっと図太く卑怯になってもいいんじゃないんでしょうか。作品が不評だったらごめんなさいで次いけばいいんですよ。気にするこたなぁない。
返信する
Unknown (Unknown)
2010-05-26 22:01:13
ねえmoriphy

だれも貴方の仕事について言ってないよ。

貴方が仕事に誇りを持っている事文句つけてないよ。

私の想いは

貴方が「原作ぼくらの」を嫌いなまま

「アニメぼくらの」を作ってしまった事が遣る瀬無いだけ。

今の人は「リスペクト」とよく言う。

「尊重する」「敬意を払う」という意味で使ってると思うけど

私は「原作を愛する」気持ちになって欲しかった。

自分で「名作」にするつもりの原作のアニメを

愛さずに作れはしないでしょ。

もう一度

想像してみてよ。

自分のアニメを嫌いな人たち。

自分の漫画を嫌いなアニメ製作者。

このままじゃ

「すっきり」なんか出来ないよ。
返信する
うぬぼれ (air book)
2010-05-26 23:57:05
森田監督こんばんは。突然ですがこの前テレビを見ていたら人生が変わる1分間の深イイ話という番組で漫画「バクマン。」が取り上げられていました。
私はこの漫画は知らなかったのですが、その番組によると高校生2人がプロの漫画家を目指すというストーリーだそうで劇中に漫画家に必要な3大条件というものが出てくるそうです。
それが努力、運、そしてうぬぼれという事でした。ここでいう、うぬぼれとは自分の作った作品を自分でおもしろいと思う事で確か良い事として扱われていたように思います。(うろ覚えですみません)
言い換えるなら作品への愛という事でしょうか。ところで今回の記事のタイトル「ぼくらの」は名作になると信じて作っていた から私は監督のうぬぼれ(愛)が伝わって来る様な気がしました。
返信する
愛していたかも知れないよ (森田)
2010-05-27 12:39:46
森田宏幸です。

kokoさん
ありがとうございます。
すべてに正直に付き合うつもりもありません。
貴重な助言に感謝します。

air bookさん
面白い、「深イイ話」の情報を
丁寧にありがとうございました。


そして、上のおネェ言葉の気持ち悪いコメントに対して、応える。

「だれも貴方の仕事について言ってないよ。
貴方が仕事に誇りを持っている事文句つけてないよ。」
ということだが、もうこのような、
馴れ馴れしくすり寄ってくるような、ものの書き方はやめろ。

上に、
「そして、生活の為に仕事を引き受けるのも分かりますが、」
というコメントがある。私の姿勢そのものを揶揄したコメントだ。
過去のコメントにもたくさんある。
それに対して、私は、自分のことについては自由に正直に書くことが出来る。
だから書く。それだけのことだ。

そして、「原作を愛する気持ちになって欲しかった」などと、
そんな、疲れた恋人同士の、疑り深いオンナのようなことを私に云うな。
「愛していたよ」と云いたくても、素直に言えなくなる。分かりますか?(笑)

私は原作を愛していたかも知れないよ。
だって、原作を愛さずに、名作を生みだそうなどと、
この仕事に賭けることなど出来ない。
君もそう書いてくれているじゃないか。

結婚して一緒に暮らしているうちに、イヤなところに気がついて、
嫌いだと本音をもらして、
でも、結局は暮らし続けて、子供も作って育て上げた。
これが愛では?
返信する
Unknown (Unknown)
2010-05-27 13:05:05
ぎゃはは「おねェ言葉」かw

まあ「相手をしてくれる」んだから

文句は無いよ。

このやり取りの切っ掛けになった「今更ですが・・・」を書いた人も

moriphyの仕事に対する姿勢全般に対して揶揄したんじゃなく

「ぼくらの」の製作に限って言ってると

思うんだけどなぁ。判らんかなぁ。

「疑り深いオンナのような・・・」

上手い事言うじゃないかw

でもね

愛するって大切な事。

毎回言ってあげなきゃわからない事。

私も初めて「ぼくらの」を見たとき

正直愛せるか疑問だった。

でも読むごとに引き寄せられ、心が湧いた。

そしてエピソードによっては涙した。

だからこそみんな期待してたんだよ。

「スゲエ・・・ホントにスゲエ・・・」

って最終回を。

後半オリジナルを作らなきゃならない気苦労は解る。

納得できない描写があるのも解る。

でも原作を芯から受け止めてくれなきゃ

視聴者と気持ちを合わせる事は

出来なかったんじゃないかと

言いたい。
返信する
Unknown (Unknown)
2010-05-27 17:23:28
いまだに「森田は『ぼくらの』を嫌いで嫌々作った」と度々言われる理由考えた方が良くはないですか?
あなたの「そんなことはない。作品を愛していた」という意見は私も何度も聞きましたが全く信じてません。繰り返さなくても周知されてないからではないです。

個人的には嫌いだろうがしょうがなしだろうがすばらしい作品を作れば問題ないと思います。
それこそ「愛」がなければ出来ない行為ですからね
返信する
原作付きの作品って難しい (Unknown)
2010-05-28 00:12:35
今度、原作付き作品の仕事を受ける場合、完全再現で作っていただけませんか?
それで話数が足らなかったら変にオリジナル展開や解釈で終わらせるくらいなら途中で終わらせてください
返信する
「ぼくらの」傑作だと思います (Unknown)
2010-05-28 11:03:41
最近、アニメ「ぼくらの」を見て感動しました。
普段はあまりアニメを見ませんが、この作品は本当に傑作だと思いました。

避けることのできない死を前にして
生きるということに真剣に向き合う子供達のドラマに感動で胸を打たれました。

原作と表現や設定が異なる点がいろいろと誤解につながっているようだったので
原作版も読んでみたのですが・・・全体的にアニメ版の方が
よくまとまっているというか洗練されているように感じました。

例えば、引継ぎのルールがアニメ版では変わっていますが、
引継ぎ役(ココペリ)が生き延びる為に次の地球を犠牲にするという概念が
以下のような構図となっており・・・

ココペリ前任者の命 > ココペリの【地球】 > ココペリの命 > ウシロたちの【地球】 > ウシロの命 > 次の【地球】

それがOPのココペリが地球を潰そうとするイメージなどに表されており、
非常に巧くまとめられた表現だなと思いました。(最後にウシロが
自ら犠牲となって引継ぎの連鎖を断ち切ったのも良かったです。)

また人物の表現についても、原作では観念的な長台詞が多く
作劇的にやや不自然さがあり、キリエなどは少々しゃべり過ぎな感じもしましたが
アニメ版では朴訥な感じで一言二言で言いたいことを伝える表現がよくまとまっていて
良かったと思います。(漫画、小説では活字主体で観念的なメッセージを
伝えやすいですが、アニメにはアニメなりの表現があって良かったと思います。)

設定も作劇的な表現もアニメ版ではより洗練された形でまとまっていたと思います。
その辺の相違がファンに誤解を生み、それに対する反発もあって
原作云々という発言に至ってしまわれたのかもしれませんが、
それは言い争うようなことなのか疑問です。

原作=鬼、アニメ=森、という構図が出来ているのかもしれませんが
私はそう思いません。アニメ版も原作から派生したものであり、
間違いなく原作を土台に作られたものなのですから、どれほど違っていても
アニメ作品も原作者の成果であると言い切って良いと思います。
監督や脚本による洗練化があったとしてもその功績の多くは
原作者に帰するべきところは大きいと思います。
その上で、原作は原作なりの、アニメにはアニメなりの、
表現というものがあってもいいと思います。
否定するところも肯定するところもあっていいんじゃないかと思います。

あの原作があって、このアニメがある。
違うところもあるけど・・・それがなんなの?としか思えません。
それは主観の相違に過ぎません。原作が好きなら原作を評価すれば良いでしょうし
アニメが好きならアニメを評価すれば良いだけです。
私はアニメ「ぼくらの」を見て間違いなく傑作だと思いました。

あと、最初にコメントされてる方もいますが、
いちいちイチャモンは気にされない方が良いかと思います。
内容云々というより何らかの意図をもってケチをつけているようにしか見えません。
返信する
Unknown (Unknown)
2010-05-30 03:31:04
2chぼくらのスレをあらすのに飽きて
今度は監督ブログに出現したんですか。

脳内妄想の押し付けは、
アニメファンにとっても迷惑なんでやめてください。(すぐ上の人)
返信する
Unknown (Unknown)
2010-05-30 09:27:54
もうこの話を掘り出さなければいいのに…
返信する

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