森田宏幸のブログ

Morita Hiroyukiの自己宣伝のためのblog アニメーション作画・演出・研究 「ぼくらの」監督

「ぼくらの」12話によせて

2007年06月26日 05時31分57秒 | 監督日記
 森田宏幸です。  今日は、2009年12月11日です。  このシリーズは全24話で、シナリオを作成する最初の仕事は、全話の内容をおおまかに決めることでした。それをシリーズ構成と云います。  このマキ篇を、シリーズの折り返し点と決めて、前・後編でちょうど24話のど真ん中の12話、13話に構成できたというのは、よかったと思っています。これはもう、まったく裏方の話で、シリーズをただ楽しんでいただけばいい皆さんには関係ない話ですが、物語の配分を読む上で、折り返し点がまん中にうまくおさまったというのは、心配のいらない状況でした。 . . . 本文を読む
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「ぼくらの」11話によせて

2007年06月26日 05時30分38秒 | 監督日記
森田宏幸です。 今日は、2009年12月4日です。 「11話によせて」を書きます。 放送から2年たって、今さら、ですが、 書こうと思っていたので書きます。 . . . 本文を読む
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弁解

2007年06月22日 22時10分30秒 | 監督日記
たくさんのコメントが届いているにも関わらず、 反応が遅れて申し訳ありません。 まずは先の、私の「負けました」の内容について弁解します。 原作ファンの皆様の気持ちを考えない表現をしたことを反省しています。 大変申し訳ありませんでした。 私が「ぼくらの」をアニメーション化するに際しての苦労を、「嫌い」「悪意を持ってる」など、否定的な感情で説明してしまったのは、私の真意に照らしても、間違いでした。 . . . 本文を読む
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「ぼくらの」10話によせて

2007年06月13日 01時46分04秒 | 監督日記
ちょっと前の中学の同窓会で、男の友人たちが、海外で女を買った話をしきりにするのです。また、私自身はやらないのですが、風俗で遊ぶ話はその気になれば、私のまわりでいくらでも見つかるし。そこで出した結論は、この原作の半井美子にリアリティなし、です。 何かしらいいなと思える人間像が描かれていれば、想像上の売春婦でもかまわないのです。そこはアニメーションですから。しかし、掃除をさぼる他のお母さんたちを汚い . . . 本文を読む
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負けました

2007年06月13日 00時36分34秒 | 監督日記
以下に、原作ファンの皆様の気持ちを考えない表現をしてしまったこと、深く反省しています。 私が「ぼくらの」をアニメーション化するに際しての苦労を、「原作を嫌い」「悪意を持ってる」など、否定的な感情で説明してしまったのは、私の真意に照らしても、間違いでした。 その部分、ならびにその性質を含めた原作批判ともとれる部分を取り消したいと思います。 大変申し訳ありませんでした。 尚、私の発言を受けての、皆 . . . 本文を読む
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ちょこちょこ気になるコメントにお応えします

2007年06月09日 18時11分15秒 | 監督日記
>監督の発言内容について?(バード) >チズによるカコの刺殺シーン。あれは気が狂ったというか >人の生き死にに対しての感覚が麻痺していたのではないかと感じました。 >もちろん行為そのものは許容できるものではありませんが。 ・・・としか解釈のしようがないですよね。それをかっこよく描くわけにはいかない。かっこ悪く描き変えるぐらいなら描かない方がよいと考えたというワケです。 >心の闇という表現もあま . . . 本文を読む
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「ぼくらの」9話によせて

2007年06月05日 13時14分15秒 | 監督日記
ダイチ篇です。  8話でダイチが「はっきりしろ!」とキリエを怒鳴るところ、違和感あるとのことですが、彼の暮らしぶりだと、妊娠とか性的なこととか、よくわかんなくて、そういう話題ではあんな風に、余裕なくすんじゃないかな、と思ったんですけどね。  ダイチ篇はふたつの意味で苦労しました。  ひとつは、フタバと伯父さんが、ダイチとの別れをどう解釈するのか? 結局それは、ぼやかしたままになっていますが。 . . . 本文を読む
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