廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

茨城県 大子町 内大野小学校 大生瀬分校

2016年01月13日 12時30分39秒 | 茨城の廃校
内大野小学校からクルマで山道を進むこと5分ほどでしょうか。
山あいの小さな敷地が大生瀬分校跡。

本校の内大野小学校よりも学校跡の雰囲気があります。
校舎は残っていませんが遊具類にバスケットのゴールも残っています。
集会所のデザインもなかなか凝った造りです。

閉校記念碑や二宮像はありませんでしたが、
集会所の裏に当時の付帯施設らしき木造の建物が残っていました。
割れたガラスの隙間から覗いてみると
物置として利用されているようですが、
大子町立内大野小学校 大生瀬分校の校名版がありました。
当時のコピー機もあるのでそれほど古い時期に閉校した感じではありません。
レンガ造りのかまどもあるのでもしかするとここで給食を作っていたのかもしれません。

webで閉校時期を調べても情報が出てきませんが
本校である内大野小学校が昭和62年に統合によって閉校しているので
同時期かそれ以前に閉校しているようです。

訪れた日は冬晴れの日でしたが南に山があるので
日陰で何となく寒々とした雰囲気でした。

冬の低い太陽は山陰に隠れ寒々しい。



充実した遊具類ですがかなり錆び付き腐蝕も進んでいます。
シーソーと回転塔を組み合わせた遊具はあまり見かけません







バスケットのゴールポストも完備
3オン3もできます



運動後の水が旨い 水道完備



集会所は地元の公民館として利用されているようです



当時のものと思われる給食室?
中には当時の学校名のプレートが残る








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