廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

福島県 会津高田町 東尾岐小学校 

2015年10月13日 18時40分48秒 | 福島の廃校
会津高田町は2005年に町村合併で会津美里町になりました。
東尾岐小学校はその1年前の2004年に閉校しています。
同じ敷地に昭和48年まで中学校も併設されていたようです。

現在残っている校舎は鉄筋3階建ての校舎ですが、
教室の数も少なくはじめから複式学級を想定したもののようです。
それでも職員室や音楽室、図書室を考えると少ない様な気がしますが…。

閉校記念碑や校歌が刻された石碑、分校の沿革まで刻された石碑など
歴史を後世に伝えようとする遺構が多くあります。
朽ち果てようとする百葉箱がさみしそうです。

校舎に掲げられた標語は「あいさつ あんぜん あとしまつ」。
なんとなく工場のスローガンのようでもありますが、
どうしても「あ」から始まる言葉でまとめたかったのでしょうね。
でもちょっと「あんぜん」が無理がありますよね。
子ども達にとって「あいさつ、あとしまつ」はできても、
「あんぜん」はどうすればいいかわからないよね。



















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