廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

高根沢町 桑窪小学校

2014年05月12日 16時00分59秒 | 栃木の廃校
そろそろ高根沢町の廃校もコンプリートが近くなりました。
今回は田圃の真ん中に残る桑窪小学校跡を訪れました。

広い敷地には集会所があります。
かなり古そうですが当時のものではないでしょう。
立派な記念碑に刻された沿革は下記の通り。

明治17年10月15日 扶桑館として創立
          後、塩谷郡第11番学区桑窪小学校と改称
          北高根沢尋常高等小学校 桑窪分校となる
明治33年8月    独立して桑窪尋常小学校となる
昭和16年4月    北高根沢村立桑窪国民学校となる
昭和22年4月    北高根沢村立桑窪小学校になる
昭和33年4月    高根沢町立桑窪小学校になる
昭和45年      高根沢町立東小学校桑窪教室になる
昭和46年3月31日  高根沢町立東小学校に合併統合により閉校

閉校から43年経っていますので当時をしのばせるのは石の門柱のみですが、
門柱にはいまだ 「栃木縣塩谷郡 北高根澤村立桑窪小學校」 と
旧字体も重々しくプレートが残っていました。













当時のものではないでしょうが、水飲み場のペリカン。
口に蛇口があるのは良いとして、
お尻の蛇口はどうなんでしょう…。



校庭横にはお堂があり十九夜塔や石仏が佇んでます。



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