「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」東野圭吾 2021-32

「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」東野圭吾

元教師の父親が何者かに殺された。
娘の真世と叔父の神尾武史は犯人探しを始める。

コロナの影響で観光地としての地元の寂しい姿や
アニメの聖地で地元活性化を試みてみたりと
今の時代をよく表現していて、上手く折りこむなぁという感じ。

コロナ禍に本を読んで
楽しんでもらおうという企画かどうかは知らないが
東野氏が書いたエンタメなミステリー。

私は結構好きです。

「BOOK」データベースより
殆どの人が訪れたことのない平凡で小さな町。
寂れた観光地。ようやく射した希望の光をコロナが奪い、さらに殺人事件が…。
犯人と探偵役、それぞれの仕掛けが張り巡らされています。
騙されないように、お読みください。

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 東野 圭吾 光文社