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moon

「少年と犬」馳星周 2021-31

「少年と犬」馳星周

馳氏初読み。直木賞作品です。

震災で飼い主を亡くした犬の多聞が、
たったい1人の会いたい少年に会うために
南を目指す。

その途中、
結構人としてはひどい人達と出会うのだけれど
皆、多聞が好きになるんだなぁ。

多聞は賢い犬だ。
人間でいうなら高倉健みたいな。
「不器用ですから・・」って言いながらめっちゃ一途な感じ。

多聞が寄り添う人が亡くなっていく。
多聞が寄り添うからそうなるのではなく、
そういう人を選んで最期を見届けているような気がした。

少年に会えたときも泣けたけど、
それで終わらないのが哀しかった。
 
 


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