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moon

通勤読書691 愛はある

「i(アイ)」西 加奈子

久しぶりの西さん。
読者の視点で姿を変える作品だなぁと思う。

繊細な話のようで、暴力的な気がして。
静かに静かに心を殴られているようだった。


アイの感覚とは違うのだけれど
私は戦争の話がキライだ。
ちょっとだけ、自分とアイをシンクロさせて読んだ。

「アイは考えすぎる」ミナの言葉がささる。
ようやく、アイがここにいると思えてよかった。

物語に放り込まれる題材が多すぎる気がしたけれど、
人はたくさんの外的要因に翻弄されるから
それでよかったのかな。

ちょっと、重かったぁ。

 

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i(アイ)
西 加奈子
ポプラ社

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