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moon

通勤読書865 ウーピーパーピーの木の下で

「熟れた月」宇佐美まこと

初読みの作家さんでした。
冒頭が衝撃的だったが、後に続く話が
それとは全く関係なく、「?」と思ったが、
それでも、引き込まれて行った。

後半に「!」という気付きがあってからは、
どんどん繋がる、繋がる。


後悔の続く話ばかりだったのに、面白かった。

いつからでもどこからでも人はやり直せるのだ、
自分でそうしたいという意志と
実行力があれば、と思いたいな。

「リョウ」という存在は一体なんだったのだ!!!
結局はファンタジーなのか!と思わなくはない。

もうちょっと早く、「リョウ」が伝言を伝えていたら
どうなっただろうかなぁ。
それだと、こんなに面白くならなかったか。

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熟れた月
宇佐美まこと
光文社

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