文珠川慧久の道楽帳2

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FUSION SmarTalk の現時点での実用度(→頑張ってるのDE賞を授与)

2014-03-23 | VoIP
050plusの動作の安定性は、とてもよくわかったので、普段は050plusを使えばいいという結論が自分の中では出たと思っている。しかし、FUSION SmarTalkの待機時消費電力が050plusに比べて圧倒的に少ない点をあきらめきれないのです。もしもFUSION SmarTalkを実用にできる機材の構成というものが見つかれば、その構成でSmarTalkのおいしいところを享受できるわけです。このブログの一つ前のブログで、カスタムROM (Android 4.4.2)によるSC-03Dという構成は、その最適解ではないことを既にお伝えしています。

そこで、その最適解となるかもしれない機材構成を求めて、この連休中にとりあえずひとつ、別の機材構成でFUSION SmarTalkを実験して遊んでみました。試した機材構成は以下のとおりです。

1. NTT docomo SC-03D (Samsung Galaxy S2 LTE) +純正電池 (デカ電池ではありません)
2. NTT docomo 純正 Factory Image ROM (Android 4.0.4, ベースバンドバージョンSC03DOMLPH)
3. CWM recovery を上書き済み
4. SuperSUのflashでroot済み
5. SMSオプション付きBIC-SIM (IIJmio)データ通信専用
6. 使わない(使えない)ドコモアプリ及びグーグルアプリ群は無効化済みとし未だ消去していない。
7. 050plusアプリは自動起動をOFFにして尚且つ終了させておく。その他VoIPは入っていない。
8. SkypeはインストールしてあるがID登録してないまま、またそれに類する常駐アプリは入ってない。
9. K9でimapするアカウントが4稼働。
10.SC-03D Android 4.04の設定として、スリープ中でもWiFiをONとしている。
11.FUSION SmarTalkバージョン1.1 ビルド270784
12.FUSION SmarTalkのREGISTERの有効期限設定値を500にした。(デフォルトは600)

この機材構成での成績は、もしかすると実用レベルに達していると言える可能性があるかもしれない、という感触でした。要するに、全然ダメではないことが判明したので、もう少し実地試験を継続して確認するべしということです。数日間の実地試験で、気になっていることを記しておきます。

○FUSION SmarTalkは、3G/LTE接続で着信待機中にWi2で公衆無線LAN接続に切り替わる、又は無線LANから3G/LTE接続に切り替わると、着信しなくなってしまいます。ちなみに050plusは、この状況になると自動的に050plus自信が接続を復帰してくれます。SmarTalkにも050plusを見習ってほしいと思います。

○誰かが小生のFUSION SmarTalkの050番号へ電話するとき、呼び出し音が3回目から小生のSC-03Dの着信音が鳴り出すこともありますし、10回目から鳴り出すこともあります。バラつきがありすぎて実用上の問題点ですが、現状のVoIP技術ではこれが限界かもしれません。050plusの場合は、少し待たせてから、050プラスでおつなぎします、という一言をアナウンスすることで、電話をかけている人に、それならもう少し呼び鈴を鳴らしてみようという気にさせていると思います。この点についてもFUSION SmarTalkは050plusを見習って、更に良い方法を考えだして提供してほしいと思います。

○3G/LTE接続の場合でも無線LAN接続(自宅|公衆無線LANホットスポット)の場合でも、30分ほど時間が経過しても依然として着信します。
○3G/LTE接続の場合でも無線LAN接続(自宅)の場合でも、6時間経過しても依然として着信します。

○00時07分に72%あった電池が06時24分に68%になっていましたので、待ち受け可能な推定時間は、純正電池で156時間ということになります。

○SmarTalkへ着信したときにバイブがいつもどおりのちゃんとしたバイブにならず、弱くて不安定で変なジージーという振動になってしまうことがあります。カスタムROMの機材で実験したときに比べると今回の純正ROMのときは、はるかに少ないですが、依然として発生することがあります。どんな状況のときに再現されるか、調査中です。

つづく

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