文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

iPhone4のある生活9 マップ in ロンドン

2010-10-10 | Weblog
先週ロンドンでミュージカルを観てきました。ホテルはケンジントンにとりましたので,ピカデリーまでは地下鉄で行き,中華街にある東京ディナーで昼ごはんをとり,QUEENS劇場で14:30からのレミゼを観ます。まずはQUEENS劇場の場所を確認すると同時にチケットボックスにて切符を購入。外へ出てiPhone4の位置情報ONにした状態でカメラで劇場を撮影します。GPS情報が付加されます。あとでiPhone4の写真アプリを起動して,撮影地を選び,さっき撮影したQUEENS劇場を選び,ここへ行く,という指示を出すと,あとはマップに経路が表示されます。(注1)ヘッドアップボタンを押してやれば進行方向に向かって地図が自動的に回転してくれますのでらくちんです。
というわけで,たいそう方向音痴の小生にとって,こんなに便利なiPhone4は,もう手放すことができません。これが無い海外旅行なんてありえないと思うようになりました。
さて,Androidフォンにもマップがあり,ナビゲーション機能が日本でも解禁になりましたが,iPhone4のマップのナビゲーション機能に比べたら,まだまだ完成度で勝負になりません。iPhone4のマップの完成度の高さの方が上ですな。海外旅行やもちろん国内でも,マップやナビゲーション機能を期待するのであれば,2010年10月現在において,選択肢はiPhone4しかないと小生は断言しますね!

(注1)iPhone4を購入したときiOS 4.01でしたのでそのままiPhone4をロンドンへ連れていきました。ロンドンでは,位置情報の付いた写真を表示させて「ここへ行く」という指示ができました。日本へ帰国してからiOS4.1に更新しました。しばらくして,日本国内でこの機能を使おうとしたら駄目でした。Googleで少し探したのですが,どうなってんのかいまのところ不明。

2010-11-06追記:
マップ機能の何がどうAndroidよりもiPhone4の方が良いのか。ひとことで言えば,iPhone4のマップは実際の場面で円滑に利用できるがAndroidのマップはそれに劣るということです。機能を個別に評価すれば,些細な違いしかありませんが,Android側の些細な機能の欠如は,実際の場面での円滑な利用を不可能にしているということです。たとえばこんなユースケース(実際の場面)があります:訪問先の住所が受信したメールやスケジュール表にテキストとして入っているので,住所の文字列をコピーしてマップの検索モードへペーストするとき,コピー&ペーストがいかに円滑にできるかといところから始まります。Androidのメールやスケジュール表から文字列をコピーする事はもちろん可能ですが,文字列を選ぶのがとても難しいんですよね,やってみたらわかりますけど,特に左端にカーソルを入れるのが難しくて何度も失敗するから時間がかかるのなんのって。カーソルを動かすトラックボールなどを備えたAndroid端末なら少しはましなのですがXPERIA X10のようにキーボードに左右カーソルソフトキーしかない端末だともう壊滅的なんですよね。それから,GPS ONで位置情報付きで撮影済の写真を画面に出して,ここへ行くという機能はiPhone4にしかない(もしかしたらiPhone4 iOS4.01にありiOS4.1では無くなった)とか,たとえば,経路検索機能での出発地と到着地とのワンタッチ入れ替え機能はiPhone4 iOS4.1にしかなくてAndroid 1.6 (HT-03A及びXPRERIA X10)には無い(iOS4.01にもあったように記憶している)とか。