文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

ワイモバイル通信サービス「データSIMプラン」

2017-09-28 | データ通信専用機種
<以下 2017-09-28に追加>

2016-08-30のブログに、ワイモバイル(Y!mobile)通信サービス「データSIMプラン」は、すぐに飛びついて購入するまでもない、魅力のないサービスだというのが小生の感想ですが、少々試してみたいことがあるので、購入することにいたしましたと記しましたが、契約しておいて良かったと2017-09月現在は思っています。このSIMをiPhone5Sに入れて使うのがとても便利だからです。アンテナピクトは立つし、小生に1GB分高速で使えるのは最適だし、低速になっても128kb/sあるからVoIP電話でも困らないし、MMSが電池を食わず使いやすいし、Acrobits Softphoneで050番号(FUSION IP-Phone SMART)を使うのがとても快適だからです。

<以下 初版 2016-08-30>

ワイモバイル通信サービス「データSIMプラン」
http://www.ymobile.jp/sp/sim/datasimplan/


●料金プラン:データSIMプラン(1,058円/月)
「データSIMプラン」は、3,240円の契約事務手数料がすでに含まれているSIMスターターキットを購入した個人向けデータ通信専用プラン。月途中の加入の場合、月額料金を日割り計算となるが、月途中の解除の場合は日割計算しない。

●契約期間の制限:データSIMプランは契約期間の縛り無しなのでいつでも無料で解約できる。

●高速通信データ量:1 GB(当月ご利用のデータ通信量が1 GBを超えた場合には当月末までデータ通信速度が送受信時最大128 K bpsとなる。500 MBごとに500円追加料金を支払えば高速通常に戻すことができる)

●オプション:世界対応ケータイ(0円/月)海外で通話や通信が利用できるサービス。

●その他:ユニバーサルサービス料(2円/月)

●Y!mobileメール(POP及びIMAP)の設定方法
http://www.ymobile.jp/service/ymobile/mail/

●MMS(キャリアメール)の使い方
http://www.ymobile.jp/service/mail/mms/

●SMS(ショートメール)の使い方
http://www.ymobile.jp/service/mail/sms/

—————キャンペーン—————

キャンペーン期間
2016-08-01 〜 2016-10-31

キャンペーン特典
(1)契約事務手数料無料特典(−3,240円)
(2)Yahoo!プレミアム会員限定データSIMプラン特典
  データSIMプランの基本使用料を毎月480円割引とする。
  適用条件を満たした場合当月利用分より割引適用となる。
  割引適用期間は永年。
  適用のタイミングはキャンペーン特典適用条件を満たしたことが確認された月の当月利用分から。
  指定料金プランの基本使用料が日割り計算される月は、キャンペーン特典の割引金額も日割りとなる。1GB分は日割りにされないみたい。

キャンペーン特典適用条件
(1)ワイモバイルSIMスターターキットをYahoo!ショッピングワイモバイルセレクション店で購入して、データSIMプランで契約した個人。
(2)毎月月末時点でYahoo!プレミアムサービスに加入しているかEnjoyパックオプション契約すること。
(3)ソフトバンク株式会社が提供するデータSIMプラン割引との併用は不可。

キャンペーン特典解除条件
(1)回線を解約した場合。
(2)Enjoyパックオプション契約無しでYahoo!プレミアムサービスを解約した状態になった場合。
(3)Yahoo!JAPAN IDとYahoo!mobileサービスの連携の解除をした場合。
(*)割引適用終了後、キャンペーン対象期間中に再度適用条件を満たした場合には、割引は再度適用となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ワイモバイルのデータ通信専用SIMてお得なの?ということに興味を持ちまして、下記の通り【A】の(1)〜(5)について点検したところ、すぐに飛びついて購入するまでもない、魅力のないサービスだというのが小生の感想ですが、少々試してみたいことがあるので、購入することにいたしました。

【A】はじめに
ヤフージャパンのプレミアム会員限定特典だということで、ワイモバイルから「ワイモバイルSIMスターターキット」を買わないかという宣伝の電子メールが来ました。ワイモバイルはうまく説明してくれないのですが、自分で少し調べてみますと、ワイモバイルデータ通信専用SIMには下記の特徴がありました。

(1)利用可能周波数帯
(2)通信速度
(3)キャリアメール (MMS)
(4)ショートメッセージ (SMS)
(5)ギガバイト単価
(6)国際ローミング

以下にそれぞれ点検していきたいと思います。

(1)利用可能周波数帯
データ通信専用なので高速なLTEを前提で調べてみました。ワイモバイル(旧イーモバイル)及びソフトバンクの周波数帯を区別なく両方とも利用可能。すなわちLTEバンド1, 3, 8でデータ通信サービスを提供しているというわけなので、LTEバンド1, 3, 8全部に対応している(キャリアブランド又はSIMフリー)端末を選べば良いということです。iPhone5だと1と3だけ、iPhone5s及びiPhone5c以降なら1, 3, 8全部使えます。XPERIA Z Ultra (グローバルモデルのC6833)だとLTEバンド1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 20に対応しているので1, 3, 8が含まれており大丈夫です。
データ通信は3G (W-CDMA)でもできます。例えば iPad2 だと850, 900, 1900, 2100 MHz帯で3Gデータ通信ができますので、ワイモバイルデータ通信専用SIMとの組み合わせならばバンド1及び8の利用が可能と思われます。
一般論で言えば当然、周波数帯域は多いほうが良いわけですが、バンド1だけしか使えないよりもバンドを2個以上使えたほうが良いと思います。かと言って3個以上とか全部だとか欲張っても効果は実感としては比例しないと思います。だから、2.1GHz帯と800MHz/900MHz帯とを使える状況程度で妥協して良いと思います。その2個のバンドが使えれば不自由を感じないと思います。

ソース: http://www.mayoinu.com/entry/2015/01/28/201750
参考: https://kakuyasu-sumaho-shikou.com/sumaho-frequency/

(2)通信速度
ドコモの通信基盤は、たぶんau及びSoftBankに比べると充実しているに違いありませんが、au及びSoftBankに比べて契約者数はずいぶん多いに違いありません。さらに、ドコモの通信基盤を利用するMVNO(IIJmio, mineo-D-plan, So-net, OCN, 楽天, DMM, DTI, エキサイト, BIGLOBE, Freetel, U-mobileなど)も比較的多いので、充実した通信基盤であっても混雑は避けられないでしょう。
参考: http://simchange.jp/comparison/docomo/
要するに、通信基盤が充実していること契約者数が多いこと通信速度が快適かどうかということは、バランスを基本にした相対判断だろうと思われます。実体感としてどうかと感想を述べておきますと、安定して電波を得られているらしい状況において、たまたまかもしれませんが、ワイモバイルデータ通信専用SIMを利用した場合IIJmioを利用した場合に比べて通信速度(応答)が速いと感じました。データ通信速度試験アプリ(例えばRBB SPEED TEST)を使って調べてみると、たまたまかもしれませんが、以下の成績でした。
ワイモバイルSIM: ping 30ms, 下り37.46Mbps, 上り7.24Mbps
IIJmio SIM: ping 52ms, 下り26.03Mbps, 上り8.61Mbps

(3)キャリアメール(MMS)が使える
Yahoo!プレミアム会員限定データSIMプラン特典で、Y!mobleデータSIMプランを契約すると、メールアドレスを3個使うことができます。
1個目は、Yahoo!プレミアム会員のアカウントで使っているPOP3メールアドレスです。
2個目は、MyY!mobile で取得するIMAP4メールアドレスです。
3個目が Y!mobile データSIMで取得できるMMSキャリアメールアドレスです。
  1  abcdef@yahoo.co.jp
  2  ghijkl@yahoo.ne.jp
  3  mnopqr@ymobile.ne.jp
上記のメールアドレスは3個とも月額利用料は0円です。ちなみにマイネオは、メールアドレスをオマケで提供してくれますが、IMAP4方式だけでMMS方式のメールアドレスは提供していません。(IMAPはPOPの様にメールサーバに問い合わせますが応答が来るのを長時間、例えば24分繰り返し、待ち続けますから待っている間は電池を少しだけ食います。MMSは、網側からSMSで端末をキックすることで端末が網へメールを取りに行くという仕組みですからメールを待っている間は電池を少しも食いません。)
スマホやタブレットの電池を長持ちさせる方法の一つとして、例えば、GMailでIMAPを使うのをやめてPOPを使う様に設定をなおし、尚且つGMailからキャリアメールに転送する様に設定するという考えがあります。キャリアメールでGMailのメール到着を知ってから必要に応じてGMailを手動でPOPプロトコルを使って取り寄せるということです。添付ファイル及び文章長がキャリアメールの制約の上限以下ならば基本的にはGMailから全部転送されているわけです。
ワイモバイルは、ワイモバイルキャリアメール送受信用のアンドロイドアプリを提供しています。このアプリは結構普通に使いやすくて良好です。
iPhoneの場合はもっと簡単で、純正メッセージアプリで送受信可能になります。ワイモバイルのMMS(@ymobile.ne.jp)メールを設定する方法は、ワイモバイルのホームページで公開されていますので、説明に従って設定することで、簡単に利用可能になります。
参考: http://faq.ymobile.jp/faq/view/405457

(4)ショートメッセージ(SMS)
MMSメールアドレスが提供されるということは、当然SMS機能も提供されます。SMS機能があるとLINEの設定など端末を認証する際にSMSを使うアプリの利用が可能になります。また、iPad2とかXPERIA Z Ultra (C6833)など、SMS機能付きのSIMでないとアンテナピクトが立たない端末がありますから、そういう場合にSMS機能があるSIMならばちゃんとアンテナピクトが立ちます。

(5)ギガバイト単価
 データ通信専用契約でOKとし、月に1GB以下しか使わない(当然YouTubeなどで動画などは一切見ない)という想定で、容量単価を試算してみますと次の通りです。UQモバイルの3GBプランが980円でMMSメールアドレス使用料が200円。マイネオAプランの3GBが900円でこちらはMMSサービスの提供なし(@mineo.jpはIMAP4)です。1GBに換算すると次の通りです。
 UQモバイル    1GB 327円 MMSメールアドレス200円 → 月額527円
 ワイモバイルデータ 1GB 500円 MMSメールアドレス0円  → 月額500円
 マイネオAプラン  1GB 300円 MMSなし         → 月額300円
 IIJmio    1GB 300円 MMSなし         → 月額300円
 ワイモバイルデータ通信専用SIMの1GBプランを月額980円のところを480円引きして月額500円にしてくれるそうです。ちなみに特典を受けられるのはヤフージャパンのプレミアム会員だけで会員月額料は税込498円ですから、会員月額料を全額乗せてしまうとすれば、980円のところを998円でどうかと誘われているように思えます。

(6)国際ローミング
IIJmioやmineoのデータ通信SIMは、国際ローミングできませんが、ワイモバイルデータ通信SIMなら国際ローミングできると思われます。未だ試していないので確信がありません。


【B】スターターキット購入の段
2016-08-19に”Y!mobile SelectionのYahoo店”というショップでワイモバイルSIMスターターキットを発注しました。税込みで¥3,240円です。送料及び手数料はともに0円です。Tポイントが160ポイント付きました。購入にはクレジットカードを使いました。お届けはヤマト運輸で2016-08-24に郵便受けに到着しました。4G音声USIM card n101と印刷された赤い袋にSIMカードが入ってましたが、電話番号がどこにも書いてありませんでした。試しにそのSIMを端末にセットして電話番号を確認してみますと、なし、でしたので、そのまま端末の電源を切っておきました。

【C】SIM契約の段
2016-08-24の昼間なら、専用ウェブサイトから契約に必要な情報をインプットすれば、その後1時間程で開通するらしいのですが、小生は間に合いませんで深夜に契約情報をインプットしました。契約サイトからデータ通信のみのプランを選び、SIMカード番号、個人情報、クレジットカード番号、本人確認書類(運転免許証をデジカメ撮影したJPEGファイル)、暗証番号などを入力します。契約サイトが混んでいたのか別に原因があるのか定かでないのですが、途中で、契約サイトからの応答がないというエラーが発生してしまうため、3回も最初からやり直しを余儀なくさせられました。初回購入特典としてUSB給電式のミニ扇風機(701円)という商品を700円割引で1円で購入できますというのをやっていましたので、とりあえず1円で頂戴しておくことにしました。24日はここまでとし就寝。翌日の午前11時ちょい前頃にワイモバイルから開通のお知らせメールを頂戴しました。押っ取り刀で、すでにSIMをセットしてある端末の電源を入れて電話番号を確認したところ080の電話番号がちゃんと表示されました。

【D】マイワイモバイル(My Y!mobile)登録の段
ワイモバイルのMy Y!mobileサイトを開いてSIMの電話番号及びSIM契約時に登録した暗証番号を使って新規登録です。登録の際、ワイモバイルのキャリアメールアドレス(@yahoo.ne.jpドメイン)及びメールパスワードを決めます。

【E】Yahoo! JAPANプレミアム会員IDをマイワイモバイルに登録する段
マイワイモバイルにYahoo! JAPANプレミアム会員IDを登録した月から割引が適用されるそうですから、この段を忘れてはなりません。

ワイモバイルデータ通信専用SIMを試してみました

2016-08-30 | データ通信専用機種
Q:サンフランシスコ市内のアップルストアで購入してきた iPad 2でアンテナピクトは立つか?
A:アンテナピクト立ちました(ワイモバイルデータ通信専用SIMにはSMS機能が付いているから当然)。
-----
Q:SoftBankのiPhone 4にワイモバイルSIMを入れたら使えるか?
A:不正なSIMです、と表示されました。使えません。
-----
Q:サンフランシスコ市内のアップルストアで購入してきたSIMフリーのiPhone 4Sにワイモバイルデータ通信専用SIMを入れたらアンテナピクトの右側にはなんと出るか?
A:ワイモバイルデータ通信専用SIMをiPhone 4Sに入れたところアンテナピクトの右側にはSoftBankと出ました。Y!mobileとは出ませんでした。
-----
Q:サンフランシスコ市内のアップルストアで購入してきたSIMフリーのiPhone 4Sにワイモバイルデータ通信専用SIMを入れたら、インターネット共有(テザリング)機能を利用できるか?
A:インターネット共有のオンオフが表示されませんでした。使えません。(SIMフリー端末をWiFiルータにすることができないという致命的欠陥だと思う)
-----
Q:サンフランシスコ市内のアップルストアで購入してきたSIMフリーのiPhone 4Sにワイモバイルデータ通信専用SIMを入れ、テザリング用APNを設定したプロファイルをインストールしたらインターネット共有(テザリング)機能を利用できるか?
A:以下を試してみましたがダメでした。
Apple Configurator 2 というアプリをMacBookで起動してワイモバイルデータ通信専用SIM用のSIMフリーiPhone用APNプロファイルのセルラー項目を以下の通り変更する。
データAPN: kqtqjs
データAPNのユーザ名: tnsrknk
データAPNのパスワード: cmtknrn
【ご参考】iPhoneSEをYmobile(ワイモバイル)で利用するまでの作業
|tom より:
|2016年8月22日 13:28
|ワイモバイルのiphone5sに挿さっているsimをSIMフリーiphoneSEに挿しても
|データ通信ができないとのことですが、まずワイモバイルのSIMには大きく分けて
|3種類あり、下記のような区分となっているようです。
| 1.iphone5s専用の通話SIM
| 2.android及びSIM単体契約用の通話SIM
| 3.データ用のSIM
|そして結論から言いますと、ワイモバイルiphone5sのSIMに対応するAPNは
|通常のAPN(androidやSIM単体)とは異なり、ワイモバイルiphone5s専用
|のAPNとなっている為、5sのSIMをSIMフリーのスマホ(iphoneSEも含む)
|に挿しても通話は出来るがデータ通信は出来ない仕様になっています。
|またそのAPNはワイモバイルで公開されているAPNやiphone用の構成プロ
|ファイルとは全く別物の為、それを設定・インストールしてもデータ通信は
|出来ません。
|ワイモバイル側が5s専用のAPN情報・プロファイルを公開してくれれば良い
|のですが・・・
|それもないようなので、SIMフリーiphoneSEを使えるようするには私が思
|いつく限りでは、一旦、android機に機種変してそのSIMをiphoneSEに挿
|して使うしかないと思います。
|これだとブログ主様が実践されたやり方で、通話もデータ通信も問題なく出
|来るようになります。
ちなみに、この情報にある「通話もデータ通信も問題なくできるようになりま
す」の内訳にテザリングは含まれません。
-----
Q:SIMフリーでグローバルモデルのXPERIA Z Ultra (C6833)にワイモバイルデータ通信専用SIMを入れたらアンテナピクトは立つか?
A:C6833は、SMS契約のないデータ通信SIMを入れるとアンテナピクトが立ちません。ワイモバイルデータ通信専用SIMではアンテナピクトが立ちました。
-----
Q:SIMフリーでグローバルモデルのXPERIA Z Ultra (C6833)にワイモバイルデータ通信専用SIMを入れたら、テザリング(インターネット共有)機能を利用できるか?
A:できました。
-----
Q:国際ローミングできるか?
A:たぶんできるんだと思う。まだ試してません。
Yモバイルのホームページに「国際ローミング提供国・地域(海外データ1日定額)」というページがあって、そこに下記の言及がありました。
※ご契約の料金プランに関わらず、「海外データ1日定額」対象の国・地域において対象事業者のネットワークを利用したデータ通信に対して適用となります。
※携帯電話で対象事業者のネットワークを利用する場合は、端末の設定を「手動(マニュアル)」に切り替えて、対象事業者を選択してください。
マイワイモバイルで契約内容を照会してみますと、ワイモバイルデータ通信専用SIM契約での料金プランは「データSIMプラン」という名前でした、また、オプションサービスの欄には、「世界対応ケータイ」及び「テザリングオプション」とありました。
-----

L-05A USBドングル型データ通信アダプタ

2016-04-19 | データ通信専用機種
 イオシス秋葉原裏路地店で、籠の中にゴロゴロと大量のL-05A(本体のみ)がむき出して放り込まれていて、ひとつ税込み500円で売られていた。数年前は798円で売られていたこともあった。更に前、発売直後は契約込みで本体4,980円(当然新品だが)なんて時代もあったようだ。

 でもこのL-05Aは、基本的に中古というかどこかで誰かが使い終わった物のはずなので、機能すればラッキーのはずなのだが、店員さんが「不良品でも返品できませんがよろしいですか。」と念を押してきた。それも仕方のないことかもしれない。なにせジャンクの意味も分からずジャンク屋へ買いに来る子供が増えているからだろう。とりあえず一つだけ買ってきた。

 L-05Aには、3G及びGSMのデータ通信モードがあるが、LTE通信モードは無い。なので動画閲覧には向かないが普通にウェブで調べものやテキスト中心のメールをする程度ならば、今でも実用になるだろう。ちなみにカタログスペックは、下り/上り(FOMAハイスピード):7.2Mbps/5.7Mbps;下り/上り(FOMA):384Kbps/384Kbpsである。
 L-05Aは、無線ルーターではなくて、普通のタイプAのUSBドングルなので、USBポート付きのノートパソコンでないと使えない。電源はパソコン本体からの供給となるし、無線ルーターにWiFi接続というのでないのでそのパソコンでしか使えないが、無線ルーターよりも小さくて軽い、というような特徴を特長だと思う場合にはUSBドングルタイプのデータ通信アダプタが便利である。
 デバイスドライバ及び接続アプリをダウンロードするサイトのURLを以下に示す。Windows10の場合は、Windows8,8.1用でよい。
https://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/application/foma/utility/card/l05a/

 ここからデバイスドライバ及び接続ソフトを頂いてきてノートパソコンにインストールする。インストールする際には、インストーラを管理者で起動しないと、本当に動かないので注意が必要。L-05Aを設定するには、このインストーラーで導入する接続アプリが必要。


IIJmioのデータ通信SIMを入れたので、下記の設定を行った。

ユーザー名    iij@mio
パスワード    iij
ダイヤル     *99***2#
登録番号     cid=2
接続方式     PDP type IP
接続先(APN) iijmio.jp
優先ネットワーク 3G
ネットワーク検索 自動検索
ネットワーク情報 表示する

so-netのゼロSIMの場合の設定は次のとおり。

ユーザー名    nuro
パスワード    nuro
ダイヤル     *99***4#
登録番号     cid=4
接続方式     PDP type IP
接続先(APN) so-net.jp
優先ネットワーク 3G
ネットワーク検索 自動検索
ネットワーク情報 表示する

ゼロSIMでSpeedTestした結果は次のとおり。2月の日曜日午前中のある時刻での測定である。



設定のコツは、取扱説明書をよく読むこと。特に、66ページをよく読むこと。cid番号の選び方が次のとおり書いてある。「FOMA端末にはcid 1からcid 10までの登録番号があります。mopera Uまたはmopera以外のプロバイダの接続先(APN)は任意の番号cid 2, cid 4, またはcid 6~10が設定できます。」すなわち、cid 1, 3, 5 を上書きしてもダメだということ。




 * * * * * * * * * * * * * * *
 * * * * * * * * * * * * * * * 


<以下は、2016-04-19に追記しました>

★MacBookProで使う方法

L-05Aは、LTEをサポートしておらず3Gだけなので、SIM契約がLTEを使用できるものであっても、物理的に高速通信ができません。だからイオシスで安く売っていたわけです。しかしその姿かたち及び色あいが、MacBookProのシルバーにとてもお似合いです。MacBookPro所有の知人に言ったら、かっこぅがいいじゃないかということで、知人は早速イオシスへ出かけたそうですが売り切れで入手はかなわなかったさうです。

MacOS 10.11 (EL Capitan)の場合、次のブログ「MacのELcapitanでL05Aを使ってネットに接続する(DTIのsimで)」がとても参考になります。

http://hollywis.hatenablog.com/entry/2016/01/22/140244

この記事を参考にして、小生は、0sim by So-net で設定することができました。

L-05AをMacBookProのUSBポートに挿しますと、しばらくするとデスクトップにCD-ROMが現れます。 このCD-ROMはL-05AがUSBメモリモードでデスクトップに出ています。このCD-ROMの中身はデバイスドライバインストーラーなのですが、古くてEL Capitanでは使えません。このCD-ROMをアンマウントすることによってL-05Aがモデムモードになります。モデムモードにしてから、メニューバーの右の方にメニューエクストラがあります。メニューエクストラの中にモデムアイコンがあります。そこをクリックするとメニューアイテムがペロッと垂れ下がりますから、そこにある「接続」を選択すると接続手順が始まります。

とまぁこういう手順になるわけですが、CD-ROMをアンマウントしたり、メニューエクストラからモデムの接続を選んだりと、手順が多いといえば多い、面倒といえば面倒ですが、そんなこと鯛したことではないといえば鯛したことではないかもしれない。そうだ!という思いつきで、この面倒といえば面倒な手順を AppleScript にしてちょっと勉強にしてみようと・・・




生まれて初めて AppleScript を書きました。GoogleくんにAppleScriptをキーワードに諸先輩のブログを読み漁って、なんとなくこんなふうにするのね~という勘所でこれくらいなら書けるんですね。単なるシェルスクリプトよりも OS の機能や Application の機能に立ち入ってスクリプトを書けるのは便利だなと思いました。

L-05AをMacBookProのUSBポートに挿入すると、USBメモリモードのCD-ROMは /Volumes フォルダの下に DOCOMO という名前のフォルダとしてマウントされます。L-05Aを抜き去るとDOCOMOというフォルダは消滅します。だからDOCOMOというフォルダの存在をチェックしてやればいい。



システム環境設定で作成したL-05Aという構成には電話番号不要です。なぜならば3G接続なのでAPNを設定するからです。小生のは 0sim by So-net なのでアカウント名は nuro で パスワードも nuro です。ここの詳細設定のモデル設定の「製造元」は一般、「機種は」GPRS(GSM/3G)、「APN」は so-net.jp です。CIDは1で構いません。DNS, WINS, プロキシ, PPP はいじりません。

Speed Wi-Fi NEXT W01 + mineo SIM

2016-01-23 | データ通信専用機種
<2016-01-23 mineo 側でネットワーク調整して対応したので改善?>
<2015-11-07 ファームウェアアップデートを追記>
<2015-10-10 不都合3を追記>
<2015-10-04 初版>

彡彡★☆☆彡彡 マイネオ(mineo) SIM

 2015年7月頃、行きつけの本屋で、いま流行りの格安SIM(データ通信用SIMカード)のおまけ付きのムックが目にとまりました。『SIM PERFECT BOOK 02』(シム・パーフェクト・ブック2)というムックです。デジモノステーション増刊第2弾ということでした。おまけに付いているSIMは、auの4G LTE通信網でサービスを提供しているケイオプティコム社のマイネオ(mineo)というブランドのSIMでした。2015年06月30日発売で税込み1,500円のムックでした。
 ドコモのMVNO(例えば IIJmio、DTI 及び BIC SIM など)を使った経験はありますが、auのMVNOを使ったことは無いので、この機会に使ってみようという好奇心から、ムックを購入して帰りました。そして、手元にauの電波を利用可能な無線ルーターが無かったので秋葉原散歩のついでのときに、イオシスで見つけた中古(未使用グレード)のW01(au版ではなくてUQ MiMAX版のSpeed Wi-Fi NEXTが売っていた)を入手しておきました。
 ムック付録のマイネオ(mineo)SIMの電話番号開通期限は9月30日、開通した月を含め2ヶ月間有効、そしてお試し用に含まれているデータ通信容量は500MBとありましたので、2015年08月01日に開通操作を行うことにしました。開通操作は、指定の番号に電話をかけることで音声自動応答の対応で、とても簡単に、あっという間に終わらせることができました。

■書誌情報
ムック 『SIM PERFECT BOOK 02』
判型:A4変形/80P/オールカラー
価格:1500円(税込)
発売日:2015年6月30日(火)
発売:エムオン・エンタテインメント
■付録
【特別付録】
無料SIM付き
「SIMスターターパック 02」(mineoプリペイドパック)
サイズ:nanoSIM
データ量:500MB
利用期限:開通日の翌月末
開通期限:2015年09月末日
※非売品/限定生産/データ通信専用
ケイオプティコム社のmineo/auプラン/シングルタイプ(データ通信のみ)
http://mineo.jp/
■付録利用時注意
特別付録のSIMはau 4G LTE回線でのデータ通信専用。
動作確認機種については、mineoホームページで確認のこと。
http://mineo.jp/device/devicelist/
特別付録は、2015年09月末日までが開通期限。
購入後開通期限が過ぎてしまった場合、又は開通期限後に本誌を購入した場合、特別付録のSIMカードは利用できない。

彡彡★★☆彡彡 無線LANルーター

UQ WiMAX 社ブランドの W01
機種名:Speed Wi-Fi NEXT W01
ソフトウェアバージョン:11.411.13.20.824



UQの高速WiMAX 2+ルーター「W01」を酷使した結果(2015-03-01)
下り220Mbps対応のWiMAX 2+ルーターの実機を早速試した(2015-02-01)
220Mbps対応WiMAX利用者も乗換可WiMAX2+モバイルルーターSpeed Wi-Fi NEXT W01レビュー
ゼロからわかるWiMAX(2015-01-19)

 この無線ルーター(W01)には、au版の他にもUQ WiMAX版など複数あります。mineoユーザーサポートで対象にしているのは、au版なので注意が必要の模様です。小生が入手したW01は、au版ではなくてUQ WiMAX版でした。どこが違うのか分かりませんが、どうやら確かに違いがあるらしく、マイネオ(mineo)のサイトで紹介されている方法で設定してもUQ WiMAX版には通用しないということです。だから、au版以外のモデルを購入するひとは注意する必要があります。
 うがちすぎかもわかりませんが、この機種のソフトウェアバージョンを見ると、意味ありげに5つの数字が点で区切られているので、仕様が微妙に異なる多くの仕向が存在するのかもしれません。
 問題のいくつかが、マイネ王というケイオプティコム社が運営する「mineoファンの集まるサイト」というコミュニティで問題提起されています。例えば「W01ルーターの動作」というスレッドがあり、「W01を使用中、指定したリンク先でなく勝手にW01の管理画面へと飛んで行ってしまうので致命的に困っている」という問題提起をしておられる方がおりました。しかし、2015年10月03日現在解決には未だ至っていません。マイネ王「W01ルーターの動作」に関するスレッドのURLを以下に記します。

https://king.mineo.jp/question-answer/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1%EF%BC%8F%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E9%80%9A%E8%A9%B1+%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%80%9A%E4%BF%A1/568

 小生の場合、管理画面へ飛んで行ってしまうという致命的不都合な症状には、幸いにも見舞われておりません。しかし、mineoユーザーサポートページに収録のW01(au版)の設定をしただけでは、下記の不都合を生じてしまいました。

https://support.mineo.jp/manual/network_setup/huawei_w01.html

×不都合1:
ダウンロード及びアップロードのデータ伝送速度測定アプリの結果が極端に悪い。
測定結果が出ることなく途中で通信エラーとなることの方が多い。

×不都合2:
AT&T Global VPN Client で接続しなければならないサーバーとの間で、VPN接続確立までは完了するのだけれども、通信できない。VPNを活性化する前までは、ネットサーフィンでもメールでも問題無いという症状。

下記のように設定したところ、いまのところ、UQ WiMAX 版 W01 無線ルーターで WiMAX2+ 及び au LTE どちらででも問題無く接続できるようになりました。

(1)本製品にmineoのSIMを挿入する。

(2)本製品の設定を購入時の状態に戻す。
本体のリセットボタンを5秒以上長押ししてリセットする。
取扱説明書の 1, 75, 102 ページを参照。

(3)スマホ又はパソコンと本製品とを無線LAN接続する。
SSID及びパスワードは、本製品のデフォルト値を使用する。

(4)本製品と無線LAN接続したそのスマホ又はパソコンで管理画面を開く。
無線LAN経由にてブラウザで http://speedwifi-next.home 又はIPアドレスを直接指定する様式で http://192.168.100.1 へアクセスする。

(5)管理画面にログインする。
ユーザー名 admin
パスワード IMEIの下5桁
ちなみにIMEIは本製品の裏側に印字されている。

(6)通信モードをハイスピードプラスエリアにする。
基本設定のところで、通信モード設定(選択肢は、ハイスピード又はハイスピードプラスエリア)をハイスピードプラスエリアにする。ハイスピードプラスエリアモード規制はオフにする。

(7)mineoを利用するためのプロファイルを作成する。
管理画面の設定のプロファイル設定で行う。
プロファイ名:mineo
APN(接続先情報):mineo.jp
ユーザー名:mineo@k-opti.com
パスワード:mineo
認証タイプ:CHAP
IPタイプ:IPv4
を設定してから1行目にあるプロファイルリストでmineoを選ぶ。
ご参考:mineoユーザーサポートページに収録のW01(au版)の設定
https://support.mineo.jp/manual/network_setup/huawei_w01.html

(8)プロファイルリストをmineoにする。
接続設定のところでmineoを選ぶ。
MTUはデフォルトのまま1420でよい。

(9)DHCPを設定する。
ファイヤーウォール設定にDHCP設定がある。
DNS設定:ダイヤミック を スタティック に変更。
プライマリDNS: 192.168.100.1 を 8.8.8.8 に変更。
セカンダリDNS: 192.168.100.1 を 8.8.8.8 に変更。

(10)SSID1を設定する。
セキュリティ設定のところでSSID1などを設定する。
もちろんデフォルト設定のままでも構わない。

(11)Speed Wi-Fi NEXT setting toolをインストールする。
取扱説明書40ページにある「USB接続する」を参照。

(番外編)NDISドライバのインストール。
本製品をWindowsパソコンにUSBケーブルで接続すると、NDISドライバ等が自動的にインストールされる。NDISドライバなどがインストールされていないとUSBテザリングできず、Wi-Fiテザリングだけになる。ちなみに、本製品への接続端末数が2個以上になっていれば、USB接続とWi-Fi接続は同時に可能。但し本製品をブリッジモードにしてしまうと接続可能な端末数は1になる。

補足:

実地試験1
実は小生の自宅はWiMAX圏外です。LTEの電波は来ていますので、W01は常に"LTE HS+A"という状況です。YOGA Tablet 2 with Windows 10 の FireFox で Speedtest.net by Ookla を利用して試験してみたところ、Ping 46 ms, Download 4.08 Mbps, Upload 0.31 Mbps でした。ちなみに YOGA Table 2 with Windows 10 内蔵の IIJmio LTE 接続の場合には、Ping 36 ms, Download 21.94 Mbps, Upload 5.80 Mbps でした。2015-10-04(日曜日)午前11時30分現在です。3回試しましたが毎回似たような数値でした。その後およそ12時間後の2015-10-04(日曜日)午後11時05分に測定したところ Ping 30 ms, Download 3.69 bps, Upload 0.99 Mbps でした。

比較試験1
マイネオ(mineo)デュアルタイプ契約のSIM を入れてある Xperia VL (SOL21) を使い、上記の実地試験1と同じ場所で、RBB TODAY SPEED TEST アプリを使って速度を調べたところ、Ping 57 ms, Download 9.11 Mbps, Upload 1.01 Mbps でした。2015-10-04(日曜日)午後11時05分現在です。

×不都合3:<2015-10-10追記>
小生の場合、上記の設定にて快適にW01を使えるようになっているので、マイネ王(mineoの利用者ひろば)などの場で複数のユーザさんが報告しておられる「W01をマイネオ(mineo)のSIMで利用する場合の不都合」は出ていませんでした。ところが江戸東京博物館や国技館のある最寄り駅「両国」のホテルに宿泊したときと秋葉原UDXのタリーズで、とうとう小生も問題を経験しました。ちなみに快適に使えていた場所は、品川駅近くの新しいビル内と自宅です。経験した問題は、上記の設定のまま、ブリッジモードにすることで解決しました。
IIJmioをdocomoブランドやメーカーブランドの無線ルータでは経験したことのない問題です。場所によりauやmineo側の設備が違うのかしらん?原因はまったくわかりませんし、あとで役立つかどうかもわかりませんが、忘れてしまう前に問題が発生したときに気づいたことをメモしておきます。
・問題はVPN接続で発生。(VPNはAT&T VPNクライアント)
・VPN接続確立のためのネゴシエーションはうまくいく。
・VPN接続確立した直後、数秒間くらの間だけ、全く問題なくメールとウェブサイト閲覧できる。
・VPN接続確立して1分位してからだとメールもウェブサイト閲覧もできなくなる。
全くの山勘ですが、もしかすると、VPN接続の中身で実行されている手順の最後でDNSのIPアドレスを誤ったIPアドレスにしているのではないかと仮定して、解決策が見つかるかどうかGoogle中です。

彡彡★★★彡彡 プリペイド→ポストペイ

お試し付録のマイネオ(mineo)データ通信SIMはプリペイドというやつです。マイネオの場合、プリペイドSIMへの通信料チャージ(いわゆるトップアップ)を受け付けてませんので、9月30日で完全に無効となります。しかし、ケイオプティコム社のmineo/auプラン/シングルタイプ(データ通信のみ)へのポストペイ契約への切り替えが無料で行えて、手元にあるSIMカードをそのまま継続利用できます。そこで、小生は、契約を切り替えました。1GBコースで申し込むともう1GBプレゼントがあるというので1GBコースにしました。しかもキャンペーンがあって半年間限定ですが毎月800円割引でした。

彡彡★★★彡彡 ファームウェアアップデート(2015-11-07追記)

ファームウェアの更新が来ていたので実施したところ、ソフトウェアバージョンが 11.411.13.20.824 から 11.411.13.80.824 になった。しかし、mineo SIM (au)データ通信専用での使い勝手の改善は、みられなかった。ファームウェアバージョンアップ以前と同じ傾向なのは次のとおり。
1.アンテナピクトは全部立っていても使えない場所が多い。(WX2+のエリアだとダメでLTEエリアだと使えるという経験則があるので、もしかするとこの端末がWX2+モードになっていると使えないという状況なのかもしれないが、LTEオンリーモードが無いから改善不可能。)
2.上記1の状況に陥った場合でも、この端末をブリッジモードに設定すると使える場合がある。ただし、ブリッジモードにしてしまうと、この端末に接続してインターネット接続できる端末が1台だけになってしまう。

この端末を買ったのは失敗だった。買わなければよかったと思います。小生が所有しているHUAWEI社の端末は、GL07SとW01の二台ですが、どちらの端末にも大きな不満がある。たった二台を経験しただけですが、HUAWEI端末に対する感想は「カタログスペックと実売価格で比較機種に対して魅力があるのだけれどもカタログスペックどおりに動かないから必ず損をする」です。

彡彡★★★彡彡 mineoさんがネットワーク側で対応した(2016-01-23追記)

2015年11月から数えて約2か月経た2016年01月22日に、マイネ王運営事務局から次のアナウンスがありました。
マイネ王(マイネオコミュニティーサイト)
-----ここから-----
mineo のネットワーク設定についてですが、お客さまから別の端末(「ドコモHW-01F」で確認)にて接続不安定のお問い合わせがあり、弊社環境でも再現させることができました。
この動作を解析したところ、イレギュラーな通信が発生していることが分かりました。それが接続不安定の原因になっていると考え、ネットワーク側で調整を行うことにより改善することができました。
この調整により、結果的にこれまでお問い合わせのあった端末の問題についても解決につながったのではないか、と考えております。
ネットワーク調整後、接続が安定・改善しているか継続して確認していたためこのタイミングでのご報告となりました。
-----ここまで-----
HUAWEI社製のLTE対応無線ルーターは比較的安いので、法人が業務用に大量採用するケースがあるわけですが、mineoと契約したのに使えなかったとなれば瑕疵ということにもなるでしょうからマイネオにとって致命的になることは自明でしょう。動作確認方法の脇が甘すぎるのが一因だろうと思います。
アナウンスのとおりHUAWEIルーターへの対応について今回解決できているかどうか、小生の立ち寄り箇所で確認していこうと思います。

クロッシィ(Xi)USB型データ通信専用機種L-02C

2012-04-26 | データ通信専用機種
 ドコモブランドのUSB型データ通信専用機種(L-02C)をアマゾンで購入した。製品としての色は、赤と銀があるのだが、色はどうでもよかったので、送料込みで一番安い値段(1380円+送料480円)を出していて尚且つ評判☆の良さそうな出展者を選んでみた。
 申し込む前に、ドコモとの回線契約は不要であることをメールで確認させていただいた。遠くないこともあり、申し込んだのが昼過ぎで翌々日には宅急便で届いた。
 新品として出品されていたのであるが、保証書の販売店名にビックカメラのラバースタンプが押印されており、お買い上げ年月日は半年前の日付が記入されていた。要するに保証期限切れということ。ドコモの赤い箱を含めて欠品なしだったし、製品はすこぶる美品だった。動作にも全く問題は無かったので、大いに納得である。よい買い物をさせていただいたと思う。
 とは言うものの、購入品の問題ではないのだが、当方のXi/FOMAの最近の動向情報の不足のため、動作確認にてこずったので紹介しておこうと思う。それは、次の情報を知らなかったためである。
 ―――クロッシィ(Xi)端末とFOMA契約のSIMとの組み合わせでは使えない―――
 動作確認するつもりで、Galaxy Nexus (SC-04D)から、moperaU契約も付けているFOMA契約のSIMを抜いて、L-02Cへ挿したが、FOMAネットワークに全く接続できなかった。
 さて、小生の立ち回り先でクロッシィ(Xi)エリアは東京都区内しかないので、東京へ行かないと本格的なスピード測定にならない。でも、とりあえずということで、SIMフリーiPhone4Sで使っているクロッシィ(Xi)のdocomo マイクロSIMを取り出してうまーく位置合わせしてL-02Cへ挿入し、平日の21時30分頃FOMAエリア(だけど室内)にて測定してみたところ、だいたい 230 kbpsであった。ウィルコムのUSB型PHSデータ通信専用機では、128 kbpsなので、のぼりくだり非対称という件を無視すれば、ざっくりその2倍近くの速度である。
 東京で測定したらここへ追記する予定。

☆追記(2012-05-20)
DCR-G54/Uつないで使っていたWILLCOMのPHS通信アダプタNS001UをL-02Cに交換した。

Xiエリア内だったので、ものすごく高速化された。