文珠川慧久の道楽帳2

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クロッシィ(Xi)USB型データ通信専用機種L-02C

2012-04-26 | データ通信専用機種
 ドコモブランドのUSB型データ通信専用機種(L-02C)をアマゾンで購入した。製品としての色は、赤と銀があるのだが、色はどうでもよかったので、送料込みで一番安い値段(1380円+送料480円)を出していて尚且つ評判☆の良さそうな出展者を選んでみた。
 申し込む前に、ドコモとの回線契約は不要であることをメールで確認させていただいた。遠くないこともあり、申し込んだのが昼過ぎで翌々日には宅急便で届いた。
 新品として出品されていたのであるが、保証書の販売店名にビックカメラのラバースタンプが押印されており、お買い上げ年月日は半年前の日付が記入されていた。要するに保証期限切れということ。ドコモの赤い箱を含めて欠品なしだったし、製品はすこぶる美品だった。動作にも全く問題は無かったので、大いに納得である。よい買い物をさせていただいたと思う。
 とは言うものの、購入品の問題ではないのだが、当方のXi/FOMAの最近の動向情報の不足のため、動作確認にてこずったので紹介しておこうと思う。それは、次の情報を知らなかったためである。
 ―――クロッシィ(Xi)端末とFOMA契約のSIMとの組み合わせでは使えない―――
 動作確認するつもりで、Galaxy Nexus (SC-04D)から、moperaU契約も付けているFOMA契約のSIMを抜いて、L-02Cへ挿したが、FOMAネットワークに全く接続できなかった。
 さて、小生の立ち回り先でクロッシィ(Xi)エリアは東京都区内しかないので、東京へ行かないと本格的なスピード測定にならない。でも、とりあえずということで、SIMフリーiPhone4Sで使っているクロッシィ(Xi)のdocomo マイクロSIMを取り出してうまーく位置合わせしてL-02Cへ挿入し、平日の21時30分頃FOMAエリア(だけど室内)にて測定してみたところ、だいたい 230 kbpsであった。ウィルコムのUSB型PHSデータ通信専用機では、128 kbpsなので、のぼりくだり非対称という件を無視すれば、ざっくりその2倍近くの速度である。
 東京で測定したらここへ追記する予定。

☆追記(2012-05-20)
DCR-G54/Uつないで使っていたWILLCOMのPHS通信アダプタNS001UをL-02Cに交換した。

Xiエリア内だったので、ものすごく高速化された。

Android端末の電池をすごく長持ちさせる方法(2)

2012-04-21 | Android
これは、AOKPを入れているGalaxy Nexusでの話である。GMailクライアントとAndroid純正メールクライアントは使わないので削除した。ドコモブランドでないSIMフリーAndroid端末と、docomoのSIMと、moperaUとを用意して、そこに「メール通知Free」と「K-9」を導入することで、SPモードと同様のメール環境を作れる。即ち、3G接続並びにWiFi接続どちらでも全く同じく使えてしかもIMAP方式やExchange方式よりも電池を食わないリアルタイムのプッシュメール環境である。ただし、メールアドレスは mopera.net である。

【準備】
●Galaxy Nexusに「メール通知Free」アプリをインストールして次の設定を行う。
 (1)メールサービスは、moera Uメールにチェック
 (2)通知設定の起動アプリでK-9 Mailを指定
●Galaxy Nexusに挿入するdocomo SIM(回線契約)にmoperaU契約を加える。
 moperaUメールサーバから受信メールを取り寄せる方法はPOP3でよい。
 moperaUの契約設定で通知機能をONにしておく。
 moperaUを初めて設定するときにだけONできるという説があるが小生未確認。
 ドコモのモトローラ端末M1000やソニー端末SO-01BやWindowsモバイル端末を使って
 moperaUのウェブサイトへログインすれば設定できる
 Galaxy Nexusからはできない。

【動作概要】
「メール通知Free」がmoperaUメールサーバからのSidebandSMS通知を監視してくれていて、検知するとK-9 Mailアプリを起動してくれる。K-9 Mailアプリは、受信メール箱(INBOX)内のメールをリスト表示状態で起動して、リストの最後に「他メールを読込」というボタンを表示する。それを押すことにより、新着メールの取り寄せが始まる。

【いまいちな点】
上記の方法により、SPモードメール(ドコモ独自のMMSメール)と同じしくみのメールをmoperaUとして手に入れる事ができる。だが、K-9メールアプリを起動した際並びにK-9アプリに切り替えた際に、K-9が自動的にメールサーバをチェックする機能を持っていないため、必ず「他メールを読込」というボタンを押す必要がある。この点がいまいちである。
iPhoneの標準メールクライアントは、こういう場合に、自動的にメールを取りに行ってくれるので、まだまだiPhoneの方が使い勝手がよい。

【ひとりごと】
SIMフリーのiPhone4SでdocomoのSIMを使っている者としては「メール通知Free」のiPhone版があったらいいのにな。

Android端末の電池をすごく長持ちさせる方法(1)

2012-04-09 | Android
【解決策1】アプリ自動更新を許可しない

アプリケーションの自動更新を許可しない設定にするとよい。なぜならば、これが許可に設定してあると、端末が勝手に自動更新作業を行う即ち電池を食う。設定方法は、まず「Playストア」へ行き、「マイアプリ」をリスト表示させる。アプリを指定すると、開くというのとアンインストールというボタンが見えその下にサンプル画面群がありその下に、□自動更新を許可する、というチェックボックスがあるので、そのチェックを外せばよい。全てのアプリで外しておく。そもそも、Androidアプリの更新なんてものは、どこが変わったか分からないくらいのアプリ作者側の都合で頻繁に行われているものだから、利用者としては、利用者の都合のよいときにやればいい。たとえば、無線LAN環境にあって、なおかつAndroid端末を使う用事も無く充電中のときとか。

【解決策2】普段はデータ通信させない

アプリ自動更新を許可しないに設定しておけば、端末が勝手にデータ通信して電池を食う心配が無くなるが、何か別のアプリが勝手にあるいは定期的にデータ通信している可能性もあるので、普段はAndroid端末に勝手なデータ通信をさせないのが安心だという考え方もある。しかし、メールの通知だけはリアルタイムで欲しい、というこういう要望に応えられる設定がある。それは次のとおり。

 設定→その他→モバイルネットワーク設定→データ通信を有効にする

のチェックを外すと、3Gネットワークを使ったパケット通信をしなくなるが、SPモードメール並びにmoperaUメールの着信だけは通知される。本文の取り寄せは、あとでまとめて、3Gネットワーク経由でもWiFi接続経由でもOKである。

SPモードメールは、ドコモロゴの付いた端末即ちドコモを示す端末シリアル番号(IMEI)を持った端末でないとドコモネットワークから拒絶されるが、moperaUメールの場合には、ドコモロゴではないAndroid端末でもリアルタイム着信させられる場合がある。

【解決策3】Gmailを消してSPモードメールだけ使うようにする

Gmailアプリは、定期的にメールサーバをPOPするのではなく、ExchangeあるいはIMAPプロトコルを用いてリアルタイムにサーバーからの通知を受けられるようになっている。要するにAndroid OSのデータ通信機能が常に動いた状態なのです。データ通信機能を省電力で動かす工夫がされているわけですが、それでも常に動いた状態だから電池を食う。次の2ステップを実行する。
(1)SC-04D(Galaxy Nexus)のroot化する。
  root化しないとGmailを消せない。
  root化するには superboot というアプリを使えばよい。
(2)Gmailプログラムは /system/app/Gmail.apk なのでこれを消去する。
  TitaniumuBackupというアプリを使って消す事もできる。
  TitaniumuBackupアプリはrootでないと動かない。
  再起動後Gmailは無い。

【解決策4】Gmailを消してmoperaUメールだけ使うようにする

SPモードメールが使えれば、即ちドコモロゴの端末を持っているのならば、わざわざmoperaUの契約までやるのはどうかとという考え方もあるが、クロッシィ(Xi)ならドコモロゴでもmoperaUにならざるを得ないだろう。また、SIMロックやキャリアロックでないAndroid端末をドコモのFOMAネットワークで使いたい場合にもクロッシィ(Xi)を契約することになるだろう。そういう場合は、moperaUメールを使うとよい。moperaUメールは、SPモードメールと同様に、リアルタイムでメール着信通知を受け取れる。リアルタイムメール着信には二種類あり、普通のテキストSMS形式とサイドバンドSMS形式とがある。普通のテキストSMS形式で通知してもらう設定にすると一通知毎に課金されるが、サイドバンドSMS形式で通知してもらう設定の場合は無料である。

サイドバンドSMS形式のリアルタイムメール通知を検出してくれるアプリがある。
「メール通知」というアプリで、ネットワーク通信が無効になっていてもFOMA圏内であれば確実にメールを着信通知*だけ*します。(docomo moperaUメール / SPモードメール / iモードメールに対応)という説明が付いています。「メール通知」と「メール通知Free」の二種類あり、Freeという方が無料。

「メール通知」は、メール通知を検出したときに、別のアプリを自動的に起動する機能を備えているので、プリインストールのメールクライアントを起動するように設定しておくことにより、メールをリアルタイムプッシュで使えるようになる。

Android端末に入れた着信音が1回しか鳴らない時の解決策

2012-04-08 | Android
Android端末にプリインストールされている音声通話着信音(Ringtone)を指定すると、着信している間中ずうと鳴ります。ところが、自分で作成したりインターネットからダウンロードしてきたMP3やOGGフォーマット等のファイルを、Android端末の音声通話着信音(Ringtone)として設定したときには、一回しか鳴らないという問題が発生してしまい困りました。

そのサウンドファイルに、ANDROID_LOOPというタグを持ったメタデータを追加すれば、問題は解決します。「ANDROID_LOOP」に設定する値は「true」です。

ANDROID_LOOP = true

メタデータの編集や追加のできるアプリケーションとして、たとえば Audacity があります。 Audacity は、フリーでオープンソースでクロスプラットフォームのレコーディング&サウンド編集ソフトウェアで、Windows版、MacOSX版、Linux版があります。

Audacityのホームページは下記のURLです。
http://audacity.sourceforge.net/

ちなみに、メール着信音やアラート音にANDROID_LOOP=trueを付けると、開いてやるまで延々と鳴り続くことになります。
ちなみに、iTunes経由で着信音としてiPhone 4Sへ入れた場合には、こんなへんてこな問題は発生しません。Androidは、iOSに比べて完成度が低いな。