文珠川慧久の道楽帳2

turezure naru mama ni

Android 対 iPhone4 その1 (AndroidだとWiFiとMMS同時使用不可能)

2010-12-29 | Weblog
Android 2.2でも尚改善がなされないことがある。それは,WiFi接続を活性化しているとMMS (ドコモの場合はiモードメール)が不通になることだ。たとえば,WiFiホットスポットのある喫茶店でWiFiをONにしてWeb閲覧しているときには,MMS(ドコモの場合はiモードメール)が使えないわけなのです,これは致命的な不都合である。iPhone4の場合はそんなことなくて,WiFi接続を活性化してあってもちゃんとMMSの発着信が可能です。

海外利用するときには,MMSはパケットし放題対象外なので,MMSを使わなければいいんじゃん,という考え方もあるでしょう。しかし,国内利用しているときには,MMS(ドコモの場合はiモードメール)の方が電池の消耗が遥かに少なくて済むので便利なのである。

【2011年2月1日】
SPモードメールクライアントソフトをバージョンアップしました。XPERIAでもWiFiオンの状態においても,SPモードメール(iモードメール)の受信が可能になりました。設定方法は,以下のURLに紹介があります。
http://juggly.cn/archives/12266.html

【2011年2月6日】
XPERIAでWiFi経由でのiモードメール送受信を設定完了。確かに一回目はうまく機能しましたが,二回目以降がうまくいかないことがあります。また,15分くらいXPERIAをそっとしておくと,WiFi接続が自動的に切断されてしまって3Gパケット接続の方へ自動的に切り替わってしまいます。そうなると3Gでiモードメールの送受信してくれればいいんですが,WiFiが接続されてないからという理由でそれができません。勝手にWiFi切断しておきやがってSPモードセンタに接続出来ないと言いやがる。どうしようもない馬鹿な仕様だ。

iPhone4のある生活12 Skypeの電池消費

2010-12-12 | Weblog
iPhone4でSkypeを起動しておくとそれだけでどのくらい電池を消費していくか時間を追って測定した。測定の途中は,一度Twitterを読んだし,短いメールもした。しかし,ざくっと30時間は待ち受け状態でスタンバイしていられそうな感じである。すなわち,まる一日ということだ。ただし,Skypeでメッセージが来たりSkypeで通話すると,一日持たないでしょう。ちなみに,i.SoftBank.jpのIMAP通知以外全てのpush通知をオフにして測定に臨んでいる。

アンドロイド ケータイ HT-03Aのある生活21 笑えないsmile APN

2010-12-05 | Weblog
キャリアロック解除済みのHT-03A端末を利用して,SoftBankのいわゆるガラケー契約SIMでiPhoneのAPNを利用したらどうなるか実験してみた。アクセスポイントネーム及びその設定情報は,Googleで検索して調べ,下記のとおり設定した。

APN: smile.world
ユーザー名: dna1trop
パスワード: so2t3k3m2a
サーバー: http://mms/
MMSC: http://mms/
MMSプロキシ: smilemms.softbank.ne.jp
MMSポート: 8080
その他の項目はデフォルト

それで,12月1日~5日までおそるおそる利用した。12月4日深夜までは,料金が発生していなかったが,5日の朝に料金が下記のように発生していた。2010年12月1日~2010年12月2日。パケットし放題S対象通信分のマイナス30円は,ガラケーでY!を試した分である。

2010年12月1日~2010年12月2日
通話料 ホワイトプラン            0円
定額料 パケットし放題S          372円
通信料 S!メール(MMS)(無料分)@0円 0円
通信料 モバイルデータ通信@0.2円   3,870円
通信料 ウェブ@0.1円           30円
割 引 パケットし放題S 対象通信分    -30円
合計金額                 4,242円

その後,12月6日に確認したところ,5日までの料金が示されました。

2010年12月1日 ~ 2010年12月5日
通話料 ホワイトプラン            0円
定額料 パケットし放題S          372円
通信料 S!メール(MMS)@0.1円    10円
通信料 S!メール(MMS)(無料分)@0円 0円
通信料 モバイルデータ通信@0.2円   17,152円
通信料 ウェブ@0.1円           30円
割 引 パケットし放題S 対象通信分    -40円
合計金額                 17,524円

アンドロイド ケータイ HT-03Aのある生活20 プリモバイル化

2010-12-04 | Weblog
 以前HT-03Aに CyanogenMod 6.0.0-DS-Stable をインストールした事があった。その際は,どういうわけか動きが異様に重たかったので,Hyper-J 1.5へ戻してしまった。しかし,SoftBank用MMSアプリなど,キャリアロック解除済みのHT-03Aにとっては,結構おいしそうなアプリがAndroid 2.xを必要とする状況になって来ている。そこで再び CyanogenMod 6.0.0-DS-Stable の導入を行った。今度は,前の時よりもずっと実用的な速度で動作してくれている。以前のときにモッサリだったのがなぜか未だに原因不明である。

 Android 2.2(CyanogenMod 6.0.0-DS-Stable )にする一般的な理由は,テザリング,Googleマルチアカウント,マルチタッチ,ふりがなつき電話帳,などいろいろある。ここでは,SoftBankのプリモバイルSIMをさして通話とSMSとMMS以外は,全てWiFi接続で行うというスタイルをHT-03Aというハードウェアを利用して実現する。

 CyanogenModの設定:
設定→CyanogenMod設定→パフォーマンス設定→ホームをメモリに維持
この設定は,初期設定の中で最も重要な設定である。効果が絶大である。前回はこれを忘れたからモッサリだった可能性もある。
設定→CyanogenMod設定→パフォーマンス設定→Compcacheを使用する
設定→CyanogenMod設定→パフォーマンス設定→JITを使用する
設定→CyanogenMod設定→パフォーマンス設定→サーフェスディザリング
設定→CyanogenMod設定→ユーザインターフェース→ピンチインリフロー
設定→CyanogenMod設定→ユーザインターフェース→スクリーンオフしてからすぐロック
ホーム画面長押し→ウィジェットを選択→電源管理
  WiFi, Bluetooth, GPS, モバイルデータ通信, データ同期 にチェックを入れておく。
  これは,使う時以外に通信を切る操作をやりやすくするための措置である。

 プリモバイルSIM:
いわゆるソフトバンクガラケーにプリモバイルSIMを挿して,メールサービスを活性化しておく。ただし,サムソンの730SCなどWebブラウザ機能の無い端末だと不都合があるので注意すること。

 プリモバイルSIMでMMS:
プリモバイルSIMをHT-03Aへ挿して@softbank.ne.jpのメールを使うことができる。方法は二つある。ひとつめはMms.apkを交換する方法で,もうひとつはソフトバンク社がアンドロイドマーケットへ無料で提供している「SoftBankメール」ソフトをインストールすること。いずれにせよ,下記のとおりAPNの設定を正しく行わなければならない。

 MMS設定:
  プリモバSIMをHT-03Aに挿して,APNを設定する。
  名前: premobile
  APN: mailwebservice.softbank.ne.jp
  プロキシ: sbwapproxy.softbank.ne.jp
  ポート: 8080
  ユーザー名: softbank
  パスワード: qceffknarlurqgbl
  サーバー: http://mms/
  MMSC: http://mms/
  MMSプロキシ: sbmmsproxy.softbank.ne.jp
  MMSポート: 8080
  その他の項目はデフォルトでOK。

 Mms.apk を交換する方法:
CyanogenModに備わっている「メッセージ」というアプリでMMSを扱う事ができるが,このURLを参照してMMSアプリを入れ替えることもできる。入れ替えた方がお勧めである。
http://blog.yo-ki.com/post/Android-22-Froyo-Softbank-MMS.aspx
小生の場合は,Mms.apk.froyo.jakeMod5 が動いた。
また,ユーザーエージェント名の設定もお忘れなく。

 「SoftBankメール」をインストールする方法:
こちらの方がもっとお勧めである。なぜならば,操作性は上記のMms.apkと大差無いが,絵文字も使えるからだ。説明はソフトバンク社のホームページにある。
http://mb.softbank.jp/mb/smartphone/service/smail/#howto
このアプリのダウンロードは,アンドロイドマーケットから可能だ。

 おまけ:
Softbank MMSReq というアプリもぜひダウンロードしておくことを勧める。少し長く圏外にいた際に,メール(MMS)をもらっていた場合に,通知されなかったわけなので,これを圏内復帰した際に,もう一度通知してくれろと要求をだしてくれるソフトである。